ネガティブ思考をやめたい人が最初にすべきこと

ネガティブ思考をやめたい人が最初にすべきこと

記事
コラム
考えすぎる自分を、そのまま淡々と楽にする

ネガティブ思考を

やめたい人が最初にすべきこと

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三千件超の鑑定でわかった、頑張らずに手放す7つの視点

アイリス綾






目 次

はじめに3

第一章 なぜ「やめよう」とするほど、ネガティブ思考は強くなるのか6

第二章 最初にすべきことは「思考を変える」ことではない10

第三章 感情と事実を分ける ― 淡々の視点15

第四章 こだわりを手放す ― 「そうあるべき」からの卒業19

第五章 小さな「今」に意識を戻す習慣23

第六章 ネガティブ思考が減っていく人の共通点26

第七章 相談現場から見えた、変われる人・変われない人29

第八章 今日から使える、実践ワークまとめ32

よくあるご質問34

おわりに36

著者プロフィール38








はじめに



「もうネガティブに考えるのはやめよう」そう決意した夜に限って、翌朝いちばん最初に浮かぶのは、また同じ暗い考えごとだった――そんな経験はありませんか。

私はこれまで、ココナラや霊視サイトを通じて三千件を超える有料鑑定をお受けしてきました。学生さんから経営者、政治に携わる方まで、ご相談くださる方の立場も年代もさまざまです。けれど、ご相談内容の奥にある悩みは、驚くほど共通しています。

「頭ではわかっているのに、考えるのをやめられない」「一つ嫌なことがあると、一日中それだけを考えてしまう」「自分はネガティブな人間なんだと思うと、余計につらくなる」

こうした声を、私は数えきれないほど聞いてきました。そして、そのたびにお伝えしていることがあります。それは、ネガティブ思考をやめるために最初にすべきことは、「ポジティブになろうとすること」ではない、ということです。

多くの方が、ネガティブ思考をやめようとして、逆に苦しくなっています。「前向きに考えなきゃ」「感謝しなきゃ」「ありのままを受け入れなきゃ」――そうした言葉に追い立てられて、頑張れば頑張るほど、心が疲弊していく。これは、順番を間違えているだけなのです。

私は二十六年間、金融機関に勤めながら、二十年にわたって高齢者福祉施設を中心に心理学をベースにしたボランティアカウンセリングを続けてきました。その中で影響を受けたのが、小林正観さんと片山鶴子さんの教えです。お二人に共通していたのは、「頑張って変わろうとしない」という姿勢でした。淡々と、こだわりなく、粛々と。この言葉は、私自身の生き方の軸であると同時に、ネガティブ思考から抜け出すための、いちばん確かな道しるべでもあります。

このコラムでは、根性論でも精神論でもなく、鑑定の現場で実際に効果があった順番と方法を、できるだけ具体的にお伝えしていきます。氷河期世代として、義務感だけで会社員時代を過ごした私自身の経験も交えながら、今日から実践できる「最初の一歩」を、一緒に見つけていきましょう。

読み終える頃には、「ネガティブな自分を変えよう」と力む必要がなくなっているはずです。変えるのではなく、ゆるめる。そのための最初の一歩を、これからお話しします。

このコラムは、七つの章と、実際に使える実践ワークで構成しています。第一章から第四章までは、なぜネガティブ思考が止まらなくなるのか、その仕組みと、最初に持つべき視点についてお伝えします。第五章と第六章では、日常に取り入れやすい具体的な習慣と、実際に変化していかれた方々の共通点をお伝えします。そして第七章では、鑑定現場での実例を交えながら、立場や年代によって異なる悩みの形と、その乗り越え方をご紹介します。最後には、今日から使える実践ワークをまとめていますので、気になる章から読み返していただいても構いません。

一つだけお約束したいのは、このコラムに書かれていることは、机上の理論ではないということです。すべて、三千件を超える鑑定の中で、実際にご相談者の心が軽くなっていく過程を見届けながら、確かめてきたことです。どうか、気負わずに読み進めてください。

内容は下記から
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