AIでプレゼン資料作成、どこまでできる?

AIでプレゼン資料作成、どこまでできる?

記事
ビジネス・マーケティング
ぷれぜん仙人です、

今日は『AIを使った資料作成の実態』について書いてみようと思います。

最近よく言われる、

「AIを使えば、プレゼン資料は作れる」
「資料作成にはもう価値がない」

などの話について本職の視点で検証してみたいなと思います。

それ本当か?と。たしかに、資料は作れますよね。

今回、試しにAIにプレゼン資料を作らせてみました。

作らせた資料のテーマは、「AIを活用したプレゼン資料作成」というものです。

同じテーマを同じスクリプトで与え、

ChatGPTにも作らせました。
Claudeにも作らせました。
NotebookLMにも作らせました。

これがその「完成品」です。

全部じゃないですが、その一部をお見せします。

AIで作成した資料のサンプル


ChatGPT
スクリーンショット 2026-06-09 14.46.36.png


Claude
スクリーンショット 2026-06-09 14.46.44.png

NotebookLM
スクリーンショット 2026-06-09 14.46.51.png

AI資料はどこまで使い物になるのか?


いかがでしょうか?

これ、本番でそのまま使えますか?
クライアントへの提案資料として出せますか?
社内の重要会議で使えますか?
セミナーの資料として配れますか?

正直、厳しいですよね・・・。

私の率直な感想ですが、

ChatGPT →ほぼ、ラフスケッチに近いくらいのレベル。正直、全く使い物にならない。

Claude →ChatGPTよりはだいぶマシ。でも、そのまま使えるようなものではなく、ここから人間がかなり手を入れる必要あり。

NotebookLM →プレゼン資料としては、一番「それっぽい」が、出力が「画像」なので編集ができない。ある意味で一番使えない。

というイメージ。

AIはあくまで「部下」として使うべき


AIはたしかに、資料を作れる。

タイトルも入る。
見出しも入る。
それっぽい構成も出てくる。
デザインらしきものもつく。

でも、資料作成を長年仕事にしてきた立場から見ると、これはまだ「完成品」には程遠いもの。

言い方は悪いですが、「できそこないの部下が作った初稿」という感じです。

だから、もともとプレゼン資料を自分で作ることができる人が、「部下」として部分的な作業をやらせるのは良いと思います。

・資料構成の素案や代替案を作らせる
・市場分析や競合分析のリサーチを手伝わせる
・資料内で使いたい効果的な画像やアイコンを作らせる
・表やグラフのたたき台を作らせる
・ページデザインの参考になるような素案を出させる

みたいな使い方をする分には、従来よりも効率的に、効果的に資料作成を進めることができると思います。

私自身、こういう使い方でAIをこの2年くらいは使ってます。

一方で、ダメな使い方としては

元々、プレゼン資料を自分で作れない人が、AIに資料作成を外注する、みたいな使い方です。

これはそもそも「何が良い資料なのか?」がわかっていない人がAIに仕事を丸投げしている状態です。

出てきた「完成品」の、

・どこに問題があるのか?
・どこをどう直せば良くなるのか?
・致命的なミスがないか?

などを検証できず、「そのまま採用」する事になったら最悪ですよね。

AIに資料作成を丸投げするコストは?


確かに、コストは安いかもしれません。

月額利用料金で使えば資料をいくつ資料を作らせても数千円、数万円で事足りるでしょう。

でも、その結果として

・全く受注に結びつかない
・コンペで負ける

みたいな事があったら本末転倒になると思います。

また、それだけなく、

「AIバレ」みたいなことをしたら「この人(会社)はいい加減な人(会社)なんじゃないか?」と信用を落とすことにも繋がりかねません。。。

(クライアントさんで、明らかにAIに書かせたメールや、構成なんかを送りつけてくる方が以前いたのですが、あれ、かなりコミュニケーションに困りますね・・)

AIにできること、できないこと


これは、「今だけ」の話じゃないと思ってますね。

今後、どんどんAIは「それっぽい資料」を作れるようになるでしょう。デザインやグラフィック、文章なんかもどんどん向上すると思います。

でも、そこで「AIに資料作成をただただ外注する人」になってしまったら、あなたの付加価値は全くないですし、そもそもクオリティの高い資料なんか
できません。

AIにできるのはあくまで「作業」です。

彼らはある前提、仮定の中で答えを出すこと、作業をすることは得意。これは本当にすごいことです。

スピードにおいては、人間が足元にも及ばないスピードで作業します。

しかし、

・前提条件をそもそも疑うこと
・効果的なテーマ設定を行うこと
・出てきたアウトプットの問題点を指摘すること
・その資料を使って何かやった結果に責任をもつこと

などは、生成AIにはできません。これはその道のプロの研究者が再三再四、指摘していることなので間違いないでしょう。

AIと共存していく時代

私は資料作成のプロとして危機感を感じていましたし、ある種の好奇心もありました。

なので、早くからAIを触り、そのできる事、できない事、また上手に活用するための方法なんかも模索してきました。

その意識は今後も変わりませんし、どんどん使っていきます。

一方で、

『AIで資料作成が完結する、人間は資料作成する必要がなくなる』

というのは大きな間違いですし、また危険な考え方なんじゃないかと思っています。

AIに作成できるような資料は、

『世界中のすべての人ができるレベルの仕事』

になってしまいます。

そんなもので、人生の大事なプレゼンに臨むのか?売上を決定づけるような営業資料の運命を託すのか?

というと、かなり怪しいですよね。

なので、私のような人間にも、今後もお客様にとって提供できる価値はあるんじゃないか?と思っています。

なにかご参考になるものがあれば幸いです。



ぷれぜん仙人




■提供中のサービスご紹介

・ゼロからの本格的なプレゼン資料作成のご依頼


・すでに作成済み資料のブラッシュアップ

・作成した資料に対する向上点のアドバイス


・ご自身で資料作成能力を向上させたい方への家庭教師



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す