日経225に絞って、7/17から5回にわたり、連続した分析を行っています。
今回は最終日の第5回目で、執筆時点の時間は、7月23日のだいたい午前10時20分です。
第1回目から読んでいただけると、相場の連続した日々の値動きに対して、どのようなシナリオで対応しているかが確認できますので、よろしければチェックしてみてください。
現状の整理と分析
上昇チャネル下限からの力強い急反発により、価格は直近の下落局面における非常に重要な節目である「67,000円付近の水平ネックライン」に到達しました。
このラインは、以前に三尊から下落した際の「起点」であり、ロールリバーサル(サポレジ転換)によって強力な上値抵抗線(レジスタンス)として意識されやすい価格帯です。
現状、このラインに到達後は売り圧力を受けて上値を抑えられ、現在は66,868円付近で推移しています。
今後の想定シナリオ
★下降トレンドラインへのリターンムーブ後の上昇継続
ネックライン付近での売り圧力を消化し、価格が一旦下降トレンドライン付近でSMA 20・SMA 100が収束しているエリアまで調整する動きを待ちます。
この斜線付近でロールリバーサルが確認でき、下げ止まって再反発する動きとなれば、売り手を十分に吸収した整合性の高い上昇パターンが完成します。
その場合は、ネックライン上抜けから直近高値(67,500円付近)への復帰を狙う動きを想定しています。
★再調整・揉み合いシナリオ:
一方で、65,855円を明確に下抜けた場合は、下値を探る展開へ移行する可能性を視野に入れ、様子見とします。ただし、その際、直近の安値を一時的に割り込むものの、すぐに買い戻されるような「ダマシ(フェイクアウト)」の挙動が確認できれば、下値の堅さを確認した上での反発上昇(押し目買い)を狙うシナリオも視野に入れておきたいと考えています。
7/23 追記:結果の解説と分析
水平ネックライン(67,000円)付近に潜む様々な売り圧力を受けて上値を抑えられた後、価格は想定通りに調整(押し目形成)を挟む展開となりました。
前回の分析で注視していた下降トレンドラインへのリターンムーブが発生し、このラインおよび並走する上昇チャネルの下値支持線が交差するエリアまで価格が引き戻されました。
この調整局面において、65,855円を下抜けていますが、その後すぐに買い戻される「ダマシ(フェイクアウト)」の挙動が確認できていますので、長期的には下げ圧力が強いものの、短期的な調整を経て再度上値を試すことができるかに注目しています。
今回で7/17から続けていた全5回にわたる相場分析を終了します。相場は荒れ狂う波のように動き回り、ある時は荒れ狂う馬のように振舞いますが、相場分析をすることで、不確実な値動きの中に一定の秩序やシナリオを見出すことができます。
未来を完璧に予測することは不可能ですが、客観的なテクニカル指標や節目を整理することで、荒波に立ち向かうための「羅針盤」や「航海図」を得ることができます。
結果として、感情に左右されることなく冷静にリスクを限定し、自らの定めたルールに基づいて一歩ずつ着実に対処していくことが可能となると私は考えています。
7/20~7/23までのトレード回数は3回で、次のような結果となりました。
出典:本ブログで使用しているチャート画像は、TradingViewのプラットフォームを利用して作成・引用しています。
★免責事項
本記事で公開しているチャート分析および想定シナリオは、テクニカル分析の学習や当手法の一例を示すための運営者個人の見解であり、Japan 225(日経平均CFD)などの金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。また、特定のタイミングでの取引を促す「投資助言」ではありません。
紹介している分析手法やパターンは過去の検証に基づくものであり、将来の利益や成果を保証するものではありません。
CFD取引などの投資には価格変動による損失(元本割れ)のリスクが伴います。実際の取引や最終的な投資判断は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い申し上げます。
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