転職回数が多い人の職務経歴書の書き方|「不利」は見せ方で変えられる

転職回数が多い人の職務経歴書の書き方|「不利」は見せ方で変えられる

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「転職回数が多いから、書類で不利になる」

そう思って、転職活動に一歩を踏み出せずにいる方は少なくありません。職務経歴書を書こうとしても、職歴の多さを見て、自分でも「これは印象が悪いだろうな」と気が重くなる。

でも、安心してください。転職回数の多さは、書き方しだいで十分にカバーできます。見せ方を変えるだけで、弱みが強みに転じることさえあります。この記事では、その具体的な考え方をお話しします。

採用担当者が本当に気にしているのは「回数」ではない


まず、大事な前提から。

多くの人が「転職回数そのもの」を気にしますが、採用担当者が本当に見ているのは、回数ではありません。「なぜ辞めたのか」と「一貫性があるか」です。

たとえば、5回転職していても、そのすべてが同じ業界・職種でステップアップを重ねてきたなら、むしろ「経験豊富な即戦力」に見えます。逆に、2回でも、まったく脈絡のない業種を行き来していると、「何がしたいのか分からない人」に見えてしまう。

つまり、回数の多さそのものが問題なのではなく、その職歴から一本の筋が見えるかどうかが問われているのです。ここが分かると、やるべきことが見えてきます。転職回数を隠したり悔やんだりするのではなく、バラバラに見える経歴に、一本の筋を通す。それが、転職回数が多い人の職務経歴書づくりの核心です。

「一貫性」は、後から見つけられる


「筋を通すと言っても、自分の職歴には一貫性なんてない」。そう思うかもしれません。でも、一貫性は、多くの場合あとから見つけられます。

たとえば、アパレル販売 → コールセンター → 営業事務、という一見バラバラな経歴も、「一貫して、人と接して課題を解決する仕事をしてきた」とまとめれば、筋が通ります。業種は違っても、共通して発揮してきた力が必ずあるのです。

大切なのは、過去の職歴を「点」で見るのではなく、「線」でつなぐこと。それぞれの仕事で何を身につけ、それが次にどうつながったか。その視点で並べ直すと、バラバラだった経歴が、一つの物語になります。採用担当者が見たいのは、まさにこの物語です。

短い在籍期間は、「書き方」で印象が変わる


在籍期間が短い職歴があると、そこも気になるポイントです。ただ、これも見せ方で印象が変わります。

短期間の職歴を、ほかと同じ分量で細かく書くと、かえって目立ちます。関連の薄い短期の経歴は、思い切って一行に圧縮する。逆に、長く勤めた職歴や、応募先に関係する経験は、厚めに書く。濃淡をつけることで、短い在籍期間が悪目立ちしなくなります。

また、短期離職には、正当な理由があることも多いものです。会社都合、家庭の事情、契約期間の満了。書き方によっては、それらをきちんと伝えて、マイナスの印象を和らげることもできます。何も説明がないと勝手に悪く想像されますが、一言添えるだけで受け取られ方が変わるのです。

職務要約で、最初の数十秒を制する


転職回数が多い人こそ、職務経歴書の冒頭に置く「職務要約」が重要です。

採用担当者は、まず冒頭の数行に目を通します。ここで、あなたのキャリアの全体像と、一貫して培ってきた強みを、簡潔に示す。すると、その後に続く複数の職歴を、担当者は「なるほど、この筋で見ればいいのか」という視点で読んでくれます。

逆に、要約がないまま職歴がずらりと並ぶと、担当者は多くの職歴を前に「何をしてきた人だろう」と迷ってしまう。最初の数十秒で迷わせるか、筋を示すか。この差は大きいのです。

それでも、自分ではやりにくい理由


ここまで、考え方をお話ししてきました。「回数ではなく一貫性」「点を線でつなぐ」「濃淡をつける」。理屈は、そう難しくありません。

ただ、正直に言うと、これを自分一人でやるのは、かなり難しいのです。

理由は2つあります。ひとつは、自分の経歴に一貫性を見つけるのが、自分では難しいから。渦中にいる本人には、バラバラにしか見えない。第三者が客観的に見て初めて、「この経歴には、こういう筋が通っていますよ」と気づけることが多いのです。

もうひとつは、転職回数が多い人ほど、自分の経歴をマイナスに見てしまいがちだから。引け目があると、強みまで小さく書いてしまう。自分を客観的に、そして前向きに見せるのは、感情が邪魔をして難しいものです。

見せ方は、才能ではなく技術です。そして、その技術は、第三者の目があってこそ活きます。転職回数の多さは、決して不利なだけの要素ではありません。正しく見せれば、「多くの現場を経験してきた」という厚みにもなります。一人で抱え込まず、一度、客観的な目を入れてみてください。

私は、転職書類の作成・添削を専門にしています。
転職回数が多い方、短期離職やブランクがある方の書類は、
特に力を入れている分野です。
不利に見える経歴ほど、見せ方で変わります。
なお、転職回数によって料金を変えることはしていません。
経歴の複雑さで金額が上がるのは、おかしいと思うからです。
プロフィールからお気軽にご相談ください。


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