YouTube Music 著作権管理認定資格 第27回 ChatGPTとのマンツーマンレッスン

YouTube Music 著作権管理認定資格 第27回 ChatGPTとのマンツーマンレッスン

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ビジネス・マーケティング
投稿ポリシーと一致ポリシー  はじめに

ポリシーとは、申し立てられたコンテンツを YouTube がどのように処理するかを決めたものです。

注: このセクションで説明する機能は、Content ID を使用しているパートナー様のみご利用いただけます。

A、このセクションでは、投稿ポリシー(Upload Policy)と一致ポリシー(Match Policy)という、YouTubeのContent IDで最も重要な2つのポリシーについて学びます。

投稿ポリシー(Upload Policy)

投稿ポリシーとは、他のユーザーがあなたの著作物をYouTubeへアップロードしようとしたときに適用されるルールです。

アップロードの時点でContent IDが一致を検出すると、設定した投稿ポリシーに従って処理されます。

代表的な設定例は次のとおりです。

・ブロック(Block)
アップロード自体を禁止します。

・トラッキング(Track)
動画は公開されますが、視聴データを収集します。

・収益化(Monetize)
動画は公開され、広告収益を権利者が受け取ります。

一致ポリシー(Match Policy)

一致ポリシーとは、すでにYouTube上に存在する動画でContent IDの一致が見つかった場合に適用されるルールです。

例えば、誰かがあなたの音楽を使用した動画を公開した後に、その楽曲をContent IDへ登録した場合、一致ポリシーによってその動画をどのように扱うかが決まります。

こちらも基本的な選択肢は同じです。

ブロック
トラッキング
収益化

両者の違い

ポリシー           適用されるタイミング

投稿ポリシー       動画がアップロードされる瞬間

一致ポリシー      既に公開されている動画で一致が見つかったとき

つまり、

投稿ポリシー=アップロード時の対応
一致ポリシー=一致検出後の対応

という違いがあります。

このレッスンのポイント

Googleがこのレッスンで伝えたいのは、

「Content IDでは、アップロード時と一致検出後で、それぞれ別々のポリシーを設定できる」

ということです。

これにより、権利者は作品ごと・地域ごと・利用状況ごとに、柔軟に「ブロック」「収益化」「トラッキング」を使い分けられるようになっています。


Q、ビジネスをサポートするポリシーを設定する

ポリシーの設定が間違っていたり、ポリシーを設定しなかったりすると、著作権のある素材の適切な管理や収益化の措置となる可能性があります。

設定できるポリシーは 2 つのタイプに分けられます。

・アップロードポリシーは、パートナーがアップロードしたコンテンツ(自分のチャンネル)への申し立てを YouTube でどのように対処するかを決定したものです。 

・一致ポリシーは、ユーザーがアップロードしたコンテンツ(他のチャンネル)に対する申し立てを YouTube でどのように対処するか決定したものです。

A、このレッスンは、投稿ポリシー(Upload Policy)と一致ポリシー(Match Policy)の違いを正しく理解しているかがポイントです。

ただし、日本語版の説明文には少し分かりにくい部分があります。

「アップロードポリシーは、パートナーがアップロードしたコンテンツ(自分のチャンネル)への申し立てを YouTube でどのように対処するかを決定したものです。」

これは、「権利者自身がアップロードするコンテンツに対するルール」という意味です。

一方、

「一致ポリシーは、ユーザーがアップロードしたコンテンツ(他のチャンネル)に対する申し立てを YouTube でどのように対処するか決定したものです。」

こちらは、「他者がアップロードしたコンテンツに対するルール」を意味します。

つまり、次のように整理すると覚えやすくなります。

ポリシー               対象            例

投稿(アップロード)ポリシー   自分(パートナー)がアップロードした動画          自社チャンネルにアップロードしたMVや公式動画

一致ポリシー         他人がアップロードした動画   ファン動画や無断転載、二次創作など

なぜ2種類あるのか

YouTubeでは、公式コンテンツと第三者が利用したコンテンツでは、望ましい対応が異なることがよくあります。

例えば、

・自分の公式チャンネルでは動画を自由に公開したい。

・他人のチャンネルでは広告収益だけ受け取りたい。

・無断転載だけはブロックしたい。

このような運用ができるように、2種類のポリシーが用意されています。

このレッスンの重要ポイント

試験では次のように覚えておくと間違えにくいでしょう。

アップロードポリシー=自分(権利者・パートナー)がアップロードしたコンテンツに適用

一致ポリシー=他のユーザーがアップロードしたコンテンツに一致した場合に適用

この区別が、このレッスンで最も重要なポイントです。


Q、アップロードポリシーと一致ポリシーは互換性がないため、設定する際には注意が必要です。コンテンツIDを有効にしない場合(慎重、一致ポリシーを適用しない場合)でも、パートナーがアップロードしたコンテンツのすべてにアップロードポリシーを適用してください。

地域での権利はアセットにより指定されているため、ご自身のポリシーは所有権を主張して YouTube に使用許可を与えている国でのみ適用されます。他の国や地域で、他のパートナーがコンテンツの所有権を持っている場合は、それぞれの国のすべての者のポリシーが適用されます。

A、この部分は少し翻訳が分かりにくいですが、内容を整理すると次のようになります。

① アップロードポリシーと一致ポリシーは別々に設定する

アップロードポリシーと一致ポリシーは互換性がないため、設定する際には注意が必要です。

これは、

2つのポリシーは役割が異なるため、同じものとして扱ってはいけないという意味です。

例えば、

コンテンツ                    適用されるポリシー

自分の公式チャンネルにアップロードした動画    アップロードポリシー

他人のチャンネルにある一致動画          一致ポリシー

それぞれ独立して設定します。

② Content IDを使わない場合でもアップロードポリシーは必要

原文では

コンテンツIDを有効にしない場合(一致ポリシーを適用しない場合)でも、パートナーがアップロードしたコンテンツのすべてにアップロードポリシーを適用してください。

と言っています。

つまり、

・一致ポリシーはContent IDが有効な場合のみ意味があります。

・しかし、自分がアップロードする動画には、Content IDを利用しなくてもアップロードポリシーを設定しておく必要があります。

要するに

一致ポリシーを使わなくても、アップロードポリシーは必須

ということです。

③ ポリシーは権利を持つ国だけで適用される

次の文章が重要です。

地域での権利はアセットにより指定されているため、ご自身のポリシーは所有権を主張して YouTube に使用許可を与えている国でのみ適用されます。

つまり、

自分が権利を持っている国だけで、自分のポリシーが有効になります。

例えば、

・日本だけ権利を持っている
・アメリカでは別会社が権利を持っている

この場合は

日本 → あなたのポリシー
アメリカ → 別会社のポリシー

が適用されます。

④ 国ごとに権利者が違うことがある

最後の文章は

他の国や地域で、他のパートナーがコンテンツの所有権を持っている場合は、それぞれの国でその権利者のポリシーが適用されます。

という意味です。

例えば世界中で同じ楽曲でも、

国・地域      権利者     適用されるポリシー

日本         A社      A社のポリシー

米国         B社      B社のポリシー

欧州         C社      C社のポリシー

というように、国ごとに異なるポリシーが適用される場合があります。

このレッスンで押さえるべきポイント

試験対策としては、次の4点を覚えておけば十分です。

1、アップロードポリシーは自分がアップロードするコンテンツに適用される。

2、一致ポリシーは他人がアップロードした一致コンテンツに適用される。

3、一致ポリシーを利用しない場合でも、アップロードポリシーは設定する必要がある。

4、ポリシーは自分が権利を保有している国・地域でのみ適用され、国ごとに別の権利者・別のポリシーが適用されることがある。

今回のレッスンでは特に、「ポリシーは世界共通ではなく、権利を持つ地域ごとに適用される」という点が重要な学習ポイントになっています。


Q、最初に定義されたポリシーを一括で適用する

YouTube では、特によくある状況に対応する 3 つの事前定義済みポリシーによって、著作権の一括管理を簡単に行えます。パートナーがアップロードしたコンテンツ(自分のコンテンツ)だけでなく、ユーザーがアップロードしたコンテンツ、事前定義済みポリシーを適用できます。

収益化

・YouTube 上で動画の再生を許可する 

・視聴状況を追跡する 

・動画内、または横に広告を表示できる 

YouTube の広告配信システムでは、特定の動画再生時に広告を表示するかどうかを決定する際に、いくつかの制約が考慮されます。

A、このレッスンでは、YouTubeがあらかじめ用意している「事前定義済みポリシー(プリセット)」について学びます。

今回紹介されているのは、その中でも最もよく使われる「収益化(Monetize)」ポリシーです。

収益化ポリシーとは

このポリシーを設定すると、Content IDで一致した動画に対して次のような対応が行われます。

・動画の公開を許可する。
・視聴データ(再生回数・地域・視聴者など)を収集する。
・広告を表示し、その広告収益を権利者が受け取る。

つまり、

「動画は削除せず公開したまま、広告収益を得る」

というのが収益化ポリシーです。

3つの動作を整理すると

動作          内容

再生を許可     動画は視聴可能なままになる。

視聴状況を追跡   視聴データや分析情報を取得できる。

広告表示      権利者が広告収益を得られる。

広告は必ず表示されるわけではない

最後の文章も試験では重要です。

YouTube の広告配信システムでは、特定の動画再生時に広告を表示するかどうかを決定する際に、いくつかの制約が考慮されます。

つまり、

収益化ポリシーを設定しても、すべての再生で広告が表示されるわけではありません。

広告表示は、

・広告主の設定
・視聴者の地域
・動画の内容
・広告在庫
・ブランドセーフティ
・その他の広告配信条件

などを総合的に判断して決まります。

したがって、

「収益化ポリシー=必ず広告が表示される」ではないことを理解しておきましょう。

このレッスンのポイント

・収益化はYouTubeが用意している代表的な事前定義済みポリシーの一つです。

・動画は公開されたままで、権利者は視聴データを取得し、広告収益を得ることができます。

・広告の表示はYouTubeの広告配信システムが判断するため、すべての再生で広告が表示されるわけではありません。

この点は認定試験でも問われやすく、「収益化ポリシーを設定したら常に広告が表示される」という誤解を避けることが大切です。


Q、トラッカー

・YouTube 上で動画の再生を許可する 

・視聴状況を追跡する 

トラッカーポリシーを選択した場合でも、YouTube Studio アナリティクスを活用して、総再生時間、注目ソース、ユーザー層、視聴者維持率、再生に使用されているデバイス、再生場所などの価値ある指標を収集できます。

ブロック

YouTube 上で動画の再生をブロックする

ブロックポリシーは、動画に最も大きな制限をかけるポリシーであり、コンテンツを YouTube上で再生できません。

A、このレッスンでは、事前定義済みポリシーの残り2つである「トラッカー(Track)」と「ブロック(Block)」について説明しています。

① トラッカー(Track)ポリシー

このポリシーでは、

・動画の公開を許可する。
・視聴データを収集する。
・広告による収益化は行わない。

つまり、

「動画はそのまま公開し、視聴状況だけを分析したい」

場合に使用します。

取得できるデータ

レッスンにあるように、YouTube Studio アナリティクスでは次のような情報を確認できます。

・総再生時間
・トラフィックソース(流入元)
・視聴者の属性
・視聴者維持率
・使用デバイス
・再生場所
・その他の分析データ

これらを利用して、

・どの国で人気があるか
・どんな視聴者が見ているか
・どこから動画に来たのか

などを把握できます。

② ブロック(Block)ポリシー

こちらは最も厳しいポリシーです。

設定すると、

・動画を公開できない。
・視聴できない。

つまり、

「YouTube上で動画を見せない」

という処理になります。

著作権者が

・無断転載
・海賊版
・違法アップロード

などを許可したくない場合に使われます。

3つの事前定義済みポリシーの比較

ポリシー          動画公開  視聴データ取得  広告収益

収益化(Monetize)      ○      ○       ○

トラッカー(Track)      ○      ○       ×

ブロック(Block)       ×      ×(動画が視聴されないため実質取得不可)                       ×

覚え方

試験では次のように覚えると整理しやすいです。

収益化=「公開+分析+広告」
トラッカー=「公開+分析」
ブロック=「公開しない」

このレッスンのポイント

YouTubeが用意している3つの事前定義済みポリシーは、公開・分析・収益化の3つの要素の組み合わせで覚えると理解しやすくなります。

収益化:公開し、分析し、広告収益も得る。
トラッカー:公開し、分析するが、広告は表示しない。
ブロック:公開自体を許可しない。

この3つの違いは、YouTube Music・Content ID認定試験でも頻出の基本事項なので、確実に区別できるようにしておきましょう。


Q、この図では、制限が最も厳しいものから最も緩いもの順にポリシーを示しています。

ヒント

・収益化ポリシーでは、申し立てを行った動画で YouTube が広告を表示することを許可しますが、広告の種類については、広告の設定を使用して自ら指定します。

A、この部分は、3つの事前定義済みポリシーを「制限の強さ」で比較しています。

制限の強さ

制限が最も厳しい順に並べると、

1、ブロック(Block)
2、トラッカー(Track)
3、収益化(Monetize)

となります。

理由を表にすると分かりやすいです。

ポリシー   動画公開   視聴データ   広告収益   制限の強さ

ブロック    ✕      ✕       ✕    ★★★(最も厳しい)

トラッカー   ○      ○       ✕      ★★

収益化     ○      ○       ○    ★(最も緩い)

つまり、

・ブロックは動画自体を見られなくするため、最も制限が厳しい。
・トラッカーは動画の公開を認めるが、広告は表示しない。
・収益化は公開も広告表示も認めるため、最も制限が緩いポリシーです。

ヒントの意味

収益化ポリシーでは、申し立てを行った動画で YouTube が広告を表示することを許可しますが、広告の種類については、広告の設定を使用して自ら指定します。

これは、

「広告を出す・出さない」と「どの広告を出すか」は別の設定であることを説明しています。

収益化ポリシーでは、

・広告を表示することを許可する

だけであり、

例えば

・ディスプレイ広告
・スキップ可能な動画広告
・バンパー広告
・その他の広告形式

といった広告の種類や配信条件は、広告設定によって管理されます。

試験で覚えるポイント

認定試験では、次の2点を押さえておけば十分です。

制限が最も厳しい順

1、ブロック
2、トラッカー
3、収益化

・収益化ポリシーは広告表示を許可するだけで、実際の広告の種類や配信は別の広告設定によって決まる。

この「ポリシーは広告表示の可否を決めるものであり、広告フォーマットまで決めるものではない」という点は、試験で混同しやすいポイントなので覚えておくとよいでしょう。


*第28回に続く。




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