Webデザインの案件に応募しても、なかなか採用されない。
何件も続くと、「自分のデザインがよくないのかな」「もっと勉強しないと無理なのかな」と考えてしまいますよね。
時間をかけて作品を作り、勇気を出して応募したのに、返事すら来ない。落ち込むのも無理はありません。
ただ、採用されなかったという結果だけでは、技術不足だったかどうかは分かりません。
新しい講座を受けたり、応募数を増やしたりする前に、一度確認してほしいことがあります。
応募先に合う作品を見せていますか?
ポートフォリオに作品が入っていれば、それで応募の準備が整うわけではありません。今回の募集に合う作品を、相手がすぐに見つけられるかも大切です。
たとえば、落ち着いた雰囲気の整体院が、キャンペーン用のバナー制作を募集していたとします。
そこに、にぎやかなセール画像や、若い人向けのポップな作品だけを送ったらどうでしょう。
作品そのものはよくできていても、依頼する側は「うちのお店に合うものを作ってもらえるかな」と迷うかもしれません。
整体院の制作実績がなくても、近い雰囲気の作品を選んで見せることはできます。
応募前に、募集文から次の3つを拾ってみてください。
- 誰に向けたデザインなのか
- 何を伝えたいのか
- どんな雰囲気を求めているのか
そのうえで、「今回の依頼なら、この作品を見てもらいたい」という1点を選びます。
ポートフォリオのURLだけを送るより、該当する作品の場所や、今回の依頼に近いと考えた理由を添えると、相手も確認しやすくなります。
練習作品を見せる場合は、自主制作であることを明記してください。実際の依頼で作った作品と混同されないようにすることも、信頼につながります。
提案文が、自分の紹介だけになっていませんか?
もう一つ見直したいのが、提案文です。
「スクールで学びました」
「CanvaとFigmaが使えます」
「丁寧に対応します」
どれも伝えてよいことですが、それだけでは、今回の依頼をどう進めてくれる人なのかが見えにくいです。
依頼する側が知りたいのは、自分の募集を読んだうえで、何をしてもらえるかということ。
先ほどの整体院の例なら、こんな一文を加えられます。
「初めて来院する方に向けたキャンペーンとのことでしたので、料金と予約方法が分かりやすく伝わる構成を考えています。落ち着いた配色の自主制作バナーを、参考としてお送りします。」
相手の目的をどう受け止めたかが伝わる文章です。
募集文に詳しく書かれていない場合は、勝手に決めつけず、「主な対象のお客様や、掲載する場所を確認したうえで制作したいです」と書いてもよいと思います。
長い文章にする必要はありません。使い回している提案文に、今回の募集を読んで考えた一文を足すところから始めてみてください。
見直すのは、まず1件で大丈夫です
不採用が続くと、作品もプロフィールも応募文も、全部直さなければいけない気がしてきます。
でも、一度に変えようとすると、何から手をつけるか分からなくなります。
まずは、最近応募した案件を1件だけ選んでください。募集文、送った作品、提案文を並べて、次の2点を確認します。
- 求められている内容に近い作品を見せたか
- 相手の依頼をどう理解したか、提案文に書いたか
合っていない部分があれば、次の応募でそこを変えてみましょう。
技術を補う必要がある場合もあります。ただ、それを判断する前に、今ある作品の選び方や伝え方を見直してみてほしいのです。
応募するたびに自分の力を否定するのは、つらいものです。
「私は向いていないのかな」と考える前に、「今回の依頼に合う見せ方だったかな」と、送った内容を一緒に振り返ってみませんか。
ココナラでは、Webデザインを学んだ後の仕事の進め方について、テキストでご相談を受けています。
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