Webデザインスクールを卒業した。
Photoshopも触れる。
Figmaも使える。
バナーも作った。
ポートフォリオも一応ある。
それなのに、いざ仕事を探し始めると、
「応募しても返事が来ない」
「何件応募しても採用されない」
「自分はまだ勉強不足なのかもしれない」
そんなふうに感じることがあります。
でも、仕事が取れない理由は、必ずしも「デザインが下手だから」ではありません。
スクール卒業後に最初に見直したいのは、技術を増やすことよりも、
今の自分が、相手からどう見えているか
です。
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まず確認したいのは「何の仕事を取りたいのか」
「Webデザインの仕事がしたい」
これだけだと、実はかなり幅があります。
たとえば、
- バナー制作
- Instagram投稿画像制作
- LP制作
- Webサイト制作
- WordPress制作
- ECサイトの商品画像
- 広告クリエイティブ
- SNS運用のデザイン部分
同じ「Webデザイン」でも、必要とされる作品も、応募先も違います。
仕事が取れない時ほど、一度ここを具体的にしてみてください。
たとえば、
「まずはバナー制作で実績を3件作りたい」
「Instagram投稿画像の制作案件を取りたい」
「LP制作を受注できるようになりたい」
このくらいまで絞ると、次にやることが見えやすくなります。
反対に、
「バナーもLPもホームページもSNSも全部できます」
という見せ方は、初心者のうちはかえって伝わりにくくなることがあります。
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ポートフォリオは「作品集」ではなく「依頼判断の材料」
スクール卒業後のポートフォリオでよくあるのが、
「きれいな作品は載っているけれど、仕事を頼むイメージが湧かない」
という状態です。
作品そのものだけではなく、
- 誰向けに作ったのか
- どんな目的のデザインなのか
- なぜこの色やレイアウトにしたのか
- 使用ツール
- 制作時間
- 自分が担当した範囲
まで書いてあると、見る側は判断しやすくなります。
架空案件でも問題ありません。
大切なのは、
「考えて作っていること」が伝わるかどうか。
たとえば、
「女性向けカフェのInstagram投稿を想定して制作しました」
だけよりも、
「30〜40代女性をターゲットにした地域密着型カフェを想定。落ち着いた雰囲気を出すため、彩度を抑えた配色と余白を多めに使用しました」
と書いたほうが、仕事として制作していることが伝わります。
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応募文は、自分の説明より「相手の募集内容」を見る
案件応募で、
「スクールを卒業しました」
「Photoshopが使えます」
「一生懸命頑張ります」
と書いて終わってしまうケースも多いです。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、依頼する側が知りたいのは、
「この人に頼んだら、自分の依頼をきちんと理解してくれそうか」
という部分です。
応募文を書く時は、
1. 募集内容を読んだことが伝わる一文
2. 自分が対応できる内容
3. 関連する作品
4. 納期や連絡について
5. 短い挨拶
この順番で考えると整理しやすくなります。
長文にする必要はありません。
むしろ、
「募集文をきちんと読んでいる」
ことが伝わるほうが大切です。
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「応募数」だけ増やさない
仕事が取れないと、
「100件応募しましょう」
という話を聞くことがあります。
確かに、ある程度の応募数は必要です。
ただ、内容を変えずに100件応募しても、同じ結果が続く可能性があります。
私は、
10件応募したら一度見直す
くらいでいいと思っています。
たとえば、
- 閲覧されているのに返信がない
- ポートフォリオまで見てもらえていない
- 提案文が毎回ほぼ同じ
- 応募している案件と作品が合っていない
- 自分の経験より難しい案件ばかり選んでいる
こうした点を確認します。
応募は「数」だけではなく、
応募 → 反応を見る → 修正する
を繰り返すことが大切です。
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最初の1件は、小さくてもいい
最初から5万円、10万円の案件を取ろうとすると、かなり難しく感じることがあります。
まずは、
- バナー1枚
- SNS画像数枚
- YouTubeサムネイル
- 既存サイトの画像修正
- 簡単な画像加工
など、自分が確実に納品できる仕事から始めても大丈夫です。
最初の目的は、
「大きく稼ぐこと」
よりも、
依頼を受ける → やり取りする → 制作する → 修正する → 納品する
という流れを一度経験することです。
スクールの課題制作と、実際のお客様の仕事では、かなり違う部分があります。
最初の1件を経験すると、次に何を学べばいいかも見えやすくなります。
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勉強を続けすぎないことも大切
仕事が取れないと、
「もっとPhotoshopを勉強しよう」
「次はFigmaを勉強しよう」
「コーディングも覚えたほうがいいかも」
と、また勉強に戻りたくなります。
でも、仕事を取るために必要なのは、勉強だけではありません。
ある程度作れるようになったら、
制作する時間と、仕事を探す時間を分ける
ことをおすすめします。
たとえば1週間なら、
- 作品改善:2日
- 応募:2日
- 学習:1日
- ポートフォリオ修正:1日
という形です。
ずっと勉強だけしていると、
「いつになったら応募していいのか」
が分からなくなってしまいます。
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SNSを頑張る前に、仕事につながる場所を持つ
InstagramやXを始める人も多いですが、SNSはすぐに仕事につながるとは限りません。
まずは、
-ソーシングサイト
- 求人サイト
- 業務委託募集
- 知人や地域の事業者
など、実際に仕事を探している人がいる場所も見てみてください。
SNSは、
「この人は普段どんな制作をしているのか」
を確認してもらう場所として使う方法もあります。
フォロワーが少ないから仕事が取れない、というわけではありません。
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一度、自分の状況を書き出してみる
ここまで読んだら、次の項目を紙やメモに書いてみてください。
- 取りたい仕事は何か
- 今見せられる作品は何点あるか
- その作品は応募したい仕事と合っているか
- 最近何件応募したか
- 返信があったのは何件か
- 応募文は毎回変えているか
- ポートフォリオに制作意図を書いているか
- 今の自分が確実に納品できる仕事は何か
ここまで整理すると、
「仕事が取れない」
という漠然とした悩みが、
「ポートフォリオを直したほうがいい」
「応募先を変えたほうがいい」
「作品をあと2点作ったほうがいい」
という具体的な課題に変わってきます。
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それでも何を直せばいいか分からない時は
自分のポートフォリオや応募文は、毎日見ていると、どこを直せばいいのか分からなくなることがあります。
そんな時は、一度第三者に見てもらうのも一つの方法です。
私自身、Webデザインを学んだ後、
「学ぶこと」と「仕事にすること」は別なんだと感じる場面をたくさん見てきました。
作品が足りない人もいれば、作品は十分なのに見せ方だけでもったいない人もいます。
応募先が合っていないだけの人もいます。
だから、
「向いていない」
と決める前に、今あるものを一度整理してみてほしいと思っています。
ココナラでは、Webデザインスクール卒業後に、
「何から直したらいいか分からない」
という方向けの相談サービスも出品しています。
1,000円のサービスなので、
いきなり高額なスクールやコンサルを申し込む前に、
今のポートフォリオ・応募方法・今後の進め方を整理する場所
として使っていただければと思っています。
無理に申し込む必要はありません。
まずはこの記事の内容を一つずつ確認してみてください。
それでも、
「自分の場合はどこから直せばいいんだろう」
となった時に、思い出してもらえれば十分です。
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スクールを卒業した時点で、勉強が終わるわけではありません。
でも、
仕事が取れないたびに、新しいスキルを増やす必要もありません。
今持っているスキルを、
「誰に、何ができる人として見せるか」。
まずはそこから見直してみてください。
仕事につながるきっかけは、意外と技術の外側にあることもあります。