中古住宅購入後のリフォームで希望が多いのはトイレとお風呂。特に浴室は劣化が進みやすい場所なので、築20年以上ならリフォームを検討すべきかもしれません。
劣化改善の、その先をいくリフォーム
マイホームは建てたら終わりではありません。電化製品に寿命があるように、各部位の耐久性には限りがあり、それをメンテナンスやリフォームで改善して延命していく必要があるのです。
また、新築時は一般的な設備機器だったとしても、現在の機能やデザインからすると相対的には陳腐なものに感じたりします。生活様式も変化し、過去の当たり前が、今では有り得ない!ということもありますよね。
ユニットバスは満足感が高い!
例えば浴室です。ざっと30年前は在来タイル張りが一般的でした。タイルは耐久性も高いのでいつまでも綺麗ですが、目地にカビが発生しやすく、振動で亀裂が入ることもあります。その亀裂や目地から壁内に水が漏れ、構造材を腐らせてしまうこともあるため、今ではユニットバスが一般的となりました。
ユニットバスはカプセル状になっていて、タイル張りのような漏水の心配はまずありません。また、床や壁に断熱性を保持することができ、お風呂特有の寒さに対抗する要素を持っています。
リフォームする際には、できれば窓も一緒に新規交換しましょう。ペアガラス仕様の断熱性能の高いサッシを選択すれば、窓からの熱損失を抑えることにより断熱効果も上がります。更に、浴室暖房乾燥機を設置すれば、冬場は、入浴前に数分暖房を入れるだけで、ヒートショックの心配も軽減されます。
ユニットバスにすれば、洗面脱衣室からの段差もほとんどなくなりますし、これは一石二鳥!
ただ一つ、難点は、タイル張りの浴室よりも若干有効面積が狭くなることです。また、ユニットバスは規格品なので、現状に合わせて浴槽や洗い場のサイズを変更することはできません。
検討の際は、是非ショールームに出向いて、実際のサイズを確認してください。
30年ほど前は、リフォームする際にユニットバスを選択する人は、まだまだ少ない印象でしたが、今はほとんどの方がユニットバスを選択されます。
ショールームに行けば分かりますが、壁パネルも多彩で、以前ほど無機質な感じがなくなりました。この辺が、支持されている理由の一つかもしれません。お値段的にも割安感があります。むしろ、タイル張りにした方が、リフォーム代金としては高くなるのではないかと思うくらいです。
浴室リフォームは、家の点検にもなる
お風呂場が寒い、シャワーが使えるようにしたい、危ないから段差を無くしたい… 毎日不便さを抱えつつも生活していると、それが当たり前になってしまいますが、改善されれば毎日快適に暮らせるようになるのです。
お金はここぞという時に使うべきもの。浴室リフォームで快適なお風呂タイムが毎日手に入るなら、安い物かもしれませんよ。
老朽化したタイル張りの浴室は、建物全体の劣化に繋がる可能性も高いので、築古物件の場合にはリフォームを検討すべきでしょう。解体することにより、浴室空間の構造躯体の状況が確認できるので、建物全体の延命のためにも必要な工事だと思います。
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