「あなたは、今の仕事にやりがいを感じていますか?」
そう聞かれたとき、すぐに答えられるでしょうか。
生活のために働く。
家族を守るために働く。
収入を得るために働く。
もちろん、どれも大切な理由です。
でも、ふとした瞬間に考えることはありませんか?
「自分は、このまま今の仕事を続けていていいのだろうか」
「本当にやりたい仕事って何だろう」
私自身も、そんなことを考えるようになりました。
約20年間、製造業で働いてきた
プレス作業から始まり、金型の分解や清掃、部品交換、修理など、金型保全の仕事にも携わってきました。
機械が止まれば原因を調べ、問題を解決する。
設備が正常に動くように、日々のメンテナンスを行う。
決して目立つ仕事ではありません。
それでも、自分の経験や技術を活かしてトラブルを解決できたときには、達成感がありました。
一方で、長く働いているからこそ、自分の技術力に自信が持てなくなったり、周りと比較して落ち込んだりすることもありました。
そんな経験を重ねる中で、仕事のやりがいについて考えるようになりました。
やりがいは、人によって違う
仕事のやりがいと聞くと、好きな仕事をすることや、大きな成果を出すことを想像するかもしれません。
でも、私はそれだけではないと思っています。
例えば、
誰かに「ありがとう」と言ってもらえること
自分の技術や知識が成長していると感じること
難しい問題を解決できたときの達成感
仲間と協力して一つの仕事をやり遂げること
安定した収入を得て、家族との生活を守れること
どれも、その人にとって大切なやりがいになると思います。
人によって大切にしたいものが違うように、仕事に求めるものも違って当然です。
やりがいを感じられなくなったら?
以前はやりがいを感じていた仕事でも、いつの間にか楽しさを感じられなくなることがあります。
仕事に慣れて刺激が少なくなったり、人間関係に悩んだり、自分の成長を感じられなくなったり。
そんなとき、「自分はこの仕事に向いていないのかな」と考えてしまうこともあるかもしれません。
でも、やりがいを感じられないことと、その仕事に向いていないことは、必ずしも同じではありません。
仕事内容が合わないのか。
職場の環境が合わないのか。
それとも、今は心や体に余裕がないのか。
一度、自分の気持ちを整理してみることも大切だと思います。
転職活動を通じて気づいたこと
私は現在、転職活動をしています。
これまでの技術を活かして、さらに専門性を高めたいという思いがあります。
一方で、家族との時間や収入も大切にしたい。
そして最近は、自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できることも、大切にしたいと感じています。
私はキャリアコンサルティングやカウンセリングについても学んできました。
その中で、人の悩みに寄り添い、前に進むきっかけをつくれる人になりたいという思いも強くなりました。
技術を磨くことも、人を支えることも、私にとっては大切なことです。
仕事のやりがいは、一つに絞らなくてもいいのかもしれません。
今の仕事の中に見つけることもできれば、別の活動を通じて感じることもある。
そんなふうに考えるようになりました。
あなたにとっての「やりがい」は何ですか?
もし今、仕事のやりがいがわからなくなっているなら、少しだけ過去を振り返ってみてください。
これまでの仕事で、嬉しかったことは何でしょうか。
誰かに感謝された経験はありますか?
時間を忘れて取り組めた仕事はありますか?
大きな成果でなくても構いません。
日々の小さな出来事の中に、自分が大切にしている価値観が隠れているかもしれません。
そして、今の仕事にやりがいを感じられないからといって、すぐに転職という答えを出す必要もありません。
まずは、自分が何を大切にして働きたいのかを考えること。
そこから、自分らしい働き方が少しずつ見えてくるのだと思います。
仕事は、人生の大きな時間を占めるものです。
だからこそ、収入や安定だけでなく、自分の気持ちにも目を向けていきたい。
私自身も、まだ答えを探している途中です。
これからも学びながら、自分なりのやりがいを見つけていきたいと思います。