木管五重奏でファミリーコンサート!クラリネット吹きの夏の一日

木管五重奏でファミリーコンサート!クラリネット吹きの夏の一日

コンテンツ
音声・音楽

7月20日、海の日。ファミリーサポートさん主催の親子向けコンサートに、木管五重奏で出演してきました。
会場は地域の公民館の多目的室。壁にはスタッフさん手作りのお花の飾りが貼られていて、扉を開けた瞬間から「今日はあたたかい会になりそうだな」と感じました。


木管五重奏って?

フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットの5人編成。
私はクラリネット担当です。
オーケストラのように大人数ではないぶん、一人ひとりの音がよく聴こえて、小さな会場との相性は抜群。
今回のように、お客さんとの距離が近いコンサートにはぴったりの編成なんです。
今回はそれに加え、カホンという打楽器も入っています



開演前のドキドキ


開場すると、赤ちゃんを抱っこしたお母さん、水筒を提げた小学生、おじいちゃんおばあちゃんまで、床にシートを敷いてぎっしり。
ホールのコンサートと違って、最前列の子どもとの距離はほんの数メートル。「泣いちゃったらどうしよう」「飽きさせないかな」と、実は本番前がいちばん緊張していました。

でも、それは杞憂でした。


音が鳴った瞬間、空気が変わる


1曲目の出だしで、ざわざわしていた室内がふっと静かになって、小さな顔がいっせいにこちらを向く。
あの瞬間は何度経験しても鳥肌が立ちます。
子どもの集中力は正直そのもので、面白ければ身を乗り出すし、飽きたら歩き出す。だからこそ、反応がダイレクトに返ってくる演奏会は、私たちにとって最高の勉強の場でもあります。

プログラムは、みんなが知っているアニメソングや童謡を中心に約1時間。曲の合間には楽器紹介も挟みました。



主役はステージの外に

このコンサートのいちばんの見どころは、実はお客さん側にあります。曲に合わせて手拍子をしてくれる子、リズムに乗って踊り出す子、前に出てきて指揮者の真似っこをしてくれる子。
演奏している私たちの目の前で、小さなダンサーと小さな指揮者が次々に誕生していきました。

途中、勇気を出して前に出てきた女の子が、恥ずかしくなってお母さんのところへ駆け戻る場面も。
会場中がふわっと笑いに包まれて、そのあたたかさに、吹きながら思わず頬がゆるみました。


終演後に思ったこと


演奏を終えると、大きな拍手。帰り際に「初めてのコンサートだったけど最後まで聴けました」と声をかけてくださったお母さんがいて、じんときました。

子どもにとって「はじめての生演奏」になるかもしれない場に立ち会えるのは、本当に幸せなことです。ホールで静かに聴くコンサートも素敵だけれど、泣いても歩き回ってもOK、体全部で音楽を感じてもらえるこの距離感は、ファミリーコンサートならでは。木管五重奏のやわらかい音色は、初めてのクラシック体験にちょうどいいのかもしれません。

暑い夏の日でしたが、会場の中はそれ以上にあったかい一日でした。ファミリーサポートのスタッフのみなさん、お越しくださったご家族のみなさん、ありがとうございました。また一緒に演奏できる日を楽しみにしています!


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す