「色覚特性(色盲・色弱)を持つ方でも、色の効果(恩恵)は受けられる」と言われています。
完全に同じ見え方ではなくても、効果がある理由は大きく分けて3つあります。
1. 「色」は「光の波長(エネルギー)」だから
色は目で見る情報であると同時に、物理的な「電磁波(エネルギー)」です。 例えば、「赤」は波長が長く、「青」は波長が短いという性質があります。
たとえ視覚的に赤と緑の区別がつきにくくても、その光が持つ波長のエネルギーは体に届いています。
暖色の照明(波長が長い)を浴びると、肌で感じる温かみや自律神経への作用はある程度共通しているという説が有力です。
2. 「色味(色相)」よりも「明るさ(明度)」を感じている
色彩心理において、実は「何色か(赤か青か)」と同じくらい「明るいか暗いか(明度)」「鮮やかか鈍いか(彩度)」が心に影響を与えます。
明るい・鮮やかな部屋 → 交感神経が刺激され、元気になる。
暗い・落ち着いた部屋 → 副交感神経が優位になり、リラックスする。
色覚特性のある方は、一般の人よりも「明暗の差(コントラスト)」や「質感」に敏感であることも多いです。そのため、色のトーンによる心理効果は十分に受け取っています。
3. 学習と経験による効果
「青っぽい光=朝・昼間の光=活動」、「オレンジっぽい夕日=休息」というリズムは、生物としての本能や生活習慣に刻まれています。 細かい色の識別ができなくても、「光の質」による体内時計(サーカディアンリズム)の調整効果は働きます。
色彩や明るさを日常に取り入れ、健康な毎日を過ごしましょう!