生きる意味と回復力(レジリエンス)、そして感謝

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コラム
年齢を重ねて来ると、
今までの生き方が通用しないような
出来事が起きることがあります。

離婚を言い渡される、
完治しない病気になる、
仕事を辞めざるを得なくなる...など。

私自身、なぜこうなってしまったんだろう、
どうしたらいいんだろう、
と考え悩んだことも少なくありません。

詳細は別の機会にゆずりますが、
行きついた結論は、
「私自身を変える必要があるのかもしれない」というものでした。

でも、私の何を変えるべき?
生き方、考え方、人格、態度、行動……。

当時の私は、何をどう変えればいいのかすら、
具体的に見えない状況でした。
簡単なことではありませんよね。

一言で説明するのは難しいですが、
「私を構成しているものを総点検して、
不具合や不備を修理していくような作業」
だったように思います。

そのプロセスは、この先も一生かけて続くのだろうと感じます。
しかし、そんな私を支え、
勇気やエネルギーを与えてくれる考え方に出会えたことは、
大きな収穫でした。

その大切な考え方を、
大きく分けると3つにまとめることができます。


①どんなときも、人生には意味がある。
これは、心理学者フランクル博士の言葉として知られています。

過去に離婚を宣告されたとき、
自分の弱さや無力さ、不完全さに直面しました。
それでも人生は容赦なく続いていくのですよね。
「あなたはどうしたいの?」と問われていたのだと思います。

フランクル博士は、
「あなたが人生に絶望しても、人生は決してあなたに絶望しない」
と語っています。

当時は、今のように心理カウンセリングやメンタルコーチとして
活動する未来など、想像もしていませんでしたが、
この言葉は、まるで
「あなたにしか創造できない価値があるんだよ」
と励ましてくれるように感じます。

生きる意味を見つけ、
それを形にしようとする力を与えてくれる言葉だ思います。


②どれほど苦しい困難に襲われても、人間には、生き延び立ち直る力強さがある。
これが、いわゆる「レジリエンス」と呼ばれるものです。
人間には、心を守る「バネ」のような力が備わっているということ。

昔、仕事のことを考えるだけで頭痛や腹痛がするほど、
適応障害に苦しんだ時期がありました。

不安で夜も眠れず、どうなるんだろうと
心が押しつぶされそうでしたが、
少しずつ、ゆっくりと回復していきました。
いつの間にか立ち直る力が
自分の中にあったことに気づいた経験でした。

また、たとえトラウマ的な体験をしたとしても、
そこから成長していける「心的外傷後成長」
という考え方もあります。

改めて「人間って、すごい!」と思わされます。


③人は生かされている。
私たちは、昨日と同じように今日が、
今日と同じように明日が訪れることを当たり前に思っています。

しかし、大規模な災害や事故を目の当たりにすると、
平穏な日常が続いていくのは決して当然ではないと気づかされます。

この日常は「当たり前」ではなく、
私たちは「生かされている」と痛感します。

今日を迎えられたこと、今を生きていること。
それこそが、「感謝」の言葉に尽きるのではないでしょうか。

皆さんも、日常に小さな感謝を見つけてみてください。
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