【タロット比較実験】頑張る目標がなくなったとき、カードは何を伝える?

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以前は、目標があると頑張れた。



仕事でも、プライベートでも。



何かに向かって進んでいる時間が、楽しかった。



でも、最近はどうだろう。



仕事も生活も、それなりに落ち着いている。



大きな不満があるわけでもない。



それなのに、以前のような意欲が湧いてこない。



「このままでいいのかな?」



今回は、そんな47歳女性の架空相談をもとに、2種類のタロットカードを引いてみました。



使ったのは、ウェイト版タロットと禅タロット。



質問はどちらも同じ。



「今、見つめ直すとよいことは何か?」





◆ ウェイト版タロットで見えてきたこと



出たカードは、



カップのクイーン・逆位置

カップのキング・正位置

ソードの5・正位置



タロット鑑定例5.jpg







正直に言うと、最初はこの3枚がなかなかつながりませんでした。



感情をうまく受け止められないクイーン。



感情に振り回されず、落ち着いているキング。



そして、勝ち負けや、その代償を思わせるソードの5。



何度もカードを見直しているうちに、一つの考えが浮かびました。



「目標に向かって頑張ることが、この人にとって張り合いの一つだったのでは?」



頑張っている自分。



何かを目指している自分。



それが当たり前だったからこそ、今の穏やかな毎日に、どこか物足りなさを感じているのかもしれません。



以前の自分と比べて、何かを失ったように感じている可能性もあります。



ただ、今回のウェイト版では、私自身が納得できるところまで結論を出すことはできませんでした。



◆ 禅タロットでは、違う問いが浮かんだ



続いて、同じ相談で禅タロットを3枚。



出たのは、



反逆者

マスター

可能性




タロット鑑定例5.1.jpg








この3枚を見て、まず感じたのは、



「これまで当たり前だと思っていた生き方を見つめ直し、新しい可能性に目を向けようとしている」



ということでした。



そこで、ふと思ったのです。



「そもそも、以前と同じように頑張り続ける必要があるのだろうか?」



目標を持って頑張ることは、悪いことではありません。



それが楽しかった時期も、確かにあったのでしょう。



でも、今も同じように頑張らなければならないのでしょうか。



目標がない毎日は、本当に物足りない毎日なのでしょうか。



もしかしたら、今までとは違う充実の仕方があるのかもしれません。





◆ 「で、どうすればいい?」への答え



鑑定では、相談者が何かを持ち帰れることを大切にしています。



だからこそ、カードを読んだ後には、



「それで、どうすればいいんだろう?」



と考えます。



今回なら、新しい趣味を始めるとか、小さな目標を作るとか。



そんな提案もできるかもしれません。



でも、それは今回のカードが示したことなのでしょうか。



カードが「こうすればいい」と具体的に教えてくれたわけではありません。



でも、今回の2つのデッキから見えてきたものを、一つの問いにするなら――



「私は本当は、どんなふうに生きたい?」



そんな問いから始めてもいいのかもしれません。





◆ 具体的な一歩は、行動とは限らない



今回、2種類のカードを読みながら気づいたことがあります。



「相談者の役に立つ鑑定にしたい」



そう思うと、つい何か具体的な行動を提案したくなります。



でも、必ずしもそうではないのかもしれません。



何かを始めること。



何かをやめること。



それだけが一歩ではありません。



今まで当たり前だと思っていた考え方を、一度問い直してみる。



それも、大切な一歩。



今回の比較では、私にとっては禅タロットの方が、相談者に伝えたいことを整理しやすく感じました。



もちろん、たまたま今回出たカードの違いかもしれません。



だから、どちらのカードが優れているという話ではありません。



ただ、同じ相談でも、違う角度から眺めてみることで、見えてくるものがある。



それが今回の発見でした。



自分を変えるのではなく、自分の使い方を変える。



今までと同じ頑張り方をしなくても、今の自分に合う生き方があるのかもしれません。



人生にも、配置転換があっていいのです。



※この記事は、カードリーディングの研究を目的とした架空相談です。実在の相談者を鑑定したものではありません。


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