人間関係や物事がうまくいかないとき
つい「もっと頑張らなければ」と考えてしまいがちです
でも、それがかえって状況を硬直させる
原因になっていることがあります
この考え方は「作用反作用」の原則にも通じます
押せば押すほど相手は踏ん張り、反発してくる
でも、こちらが力を緩めれば
相手もその力を解放して自然とバランスが取れるのです
このように、思い切って「逆をしてみる」というアプローチが
状況を大きく変えるきっかけになることがあります
たとえば、子どもが何かに夢中になっているとき
「それを見ちゃダメ!」と言うと、かえって好奇心を刺激して
「見たい!」という気持ちを強めてしまいます
しかし「見てもいいよ」と言ってみると
急に興味を失ってしまうことがあります
これは人間の心理として
「禁止されるとやりたくなる」という特性が働いているからです
反対に、自由を与えられると
「別に今やらなくてもいいか」と自然と落ち着くのです
恋愛でも同じことが言えます
「好き好き」と相手に気持ちを押し付けすぎると
「重い」「気持ち悪い」と距離を置かれることがあります
でも、少し距離を取ってみると「あれ?最近構ってくれないな」と
相手があなたを気にし始めることがあります
この「押せば反発するが、引けば近づいてくる」
という作用反作用の原理は、さまざまな人間関係に応用できます
また、目標を達成しようと頑張り続けている人にも
「逆をしてみる」という考え方は有効です
たとえば、痩せようとダイエットに必死になっているとき
「少し太ってみよう」というくらいの気持ちで力を抜いてみると
逆にストレスが減り
体が自然と健康的なバランスを取り戻すことがあります
「やらなきゃ」と追い詰めるのではなく
「少し休んでみよう」「結果を気にせず楽しんでみよう」
と発想を変えることで
これまでの停滞が嘘のように流れ出すことがあります
こうしたアプローチは、頑張り屋さんほど試してみる価値があります
これまで一生懸命努力してきたけれど、なぜか思うような結果が出ない
そんなときに、あえて頑張ることをやめ、力を抜いてみるのです
たとえば、仕事で成果を上げようと無理をしているなら
思い切って「少し手を抜いてみよう」と考えてみてください
頑張らないことで、自分の視点が広がり、新しいアイデアが浮かんだり
自然と周囲から助けが得られることもあるのです
「逆をしてみる」とは、物事を別の角度から見る柔軟な発想です
普段とは違う選択をすることで、新しい視点が得られ
それまで滞っていた流れが驚くほどスムーズになることがあります
「頑張る」が当たり前だと思っているときこそ
その反対を試してみる
それが、心の余裕を取り戻し、状況を変える鍵になるかもしれません
次に何かに行き詰まったとき
「これまでと逆のことをしてみたらどうなるだろう?」と考えてみてください
その小さな挑戦が、あなたの人生に意外な展開をもたらすかもしれません