会社を畳むか迷ったら、まずお金の減り方を見てほしい

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もし今、

「会社を畳んだほうがいいでしょうか?」

と僕に聞かれたら、すぐに「畳んだほうがいい」とは言いません。

僕には、そんな判断はできません。

でも、一つだけ言うと思います。

「会社のお金が、どんなペースで減っているかを見てください」

僕自身、会社を畳む前は、そこがものすごく重要でした。

まだお金が残っていた

会社が苦しくなっていた頃、僕の会社にはまだ現金が残っていました。

一時期は1,000万円以上ありました。

だから僕も、

「まだ何とかなるんじゃないか」

と思っていました。

実際、身近な銀行員に決算書を見てもらったときにも、

「まだこれだけお金が残っているなら、頑張れるんじゃないですか」

と言われました。

僕自身も、そう思いたかった。

仕事を取ればいい。

売上を上げればいい。

トリックアートの仕事がもっと決まれば何とかなる。

広告も増やしました。

でも、思うようにはいきませんでした。

会社のお金は少しずつ減っていきました。

僕なら、まず3つを見る

今、経営が苦しくて、

「続けるべきか、畳むべきか」

と悩んでいる人がいたら、まず確認してほしいことがあります。

難しいことではありません。

今、会社に現預金がいくらあるのか。

毎月、いくらくらい減っているのか。

この状態が続いたら、あと何か月もつのか。

この3つです。

僕は弁護士でも税理士でもないので、決算書を見て法的、専門的な判断をすることはできません。

でも、自分が会社を畳んだ経験から、

「まだお金があるから大丈夫」

だけで考えるのは怖いと思っています。

1,000万円あっても、毎月200万円ずつ減っているのなら、ずっとはもちません。

500万円あっても、ほとんど減っていない会社なら状況は違うでしょう。

大切なのは、残っている金額だけではなく、減っていくスピードを見ることだと思います。

会社を畳むにも、お金が必要だった

これは僕自身、会社を畳むことになって初めて実感しました。

弁護士にもお願いしました。

会社を終わらせるまでにも、いろいろな支払いがありました。

以前の記事にも書きましたが、

会社を畳むにも、お金がかかりました。

だから僕は、

「もう本当に一円もない」

というところまで頑張ってから考えればいい、とは思いません。

どんな手続きができるのか。

いくら必要なのか。

いつ動いたほうがいいのか。

そこは会社によって違うでしょうし、専門家に判断してもらうことです。

だからこそ、まだ選択肢を考えられるうちに相談したほうがいい。

これは、自分の経験から強く思います。

僕は「まだ大丈夫」と思っていた

会社のお金が減っているのを見るのは嫌でした。

だから、

「まだ大丈夫」

と思いたくなるんですよね。

僕もそうでした。

仕事が一本決まれば。

大きな案件が取れれば。

来月は問い合わせが増えれば。

何とかなるかもしれない。

そう考えていました。

経営者なら、簡単に諦めたくないのは当然だと思います。

僕だって、会社を畳みたくて畳んだわけではありません。

でも今振り返ると、

「頑張れるかどうか」と「お金があと何か月もつか」は、分けて考えたほうがいい。

そう思います。

決めてから相談しなくていい

会社を畳むと決めていなくてもいいと思います。

「できれば続けたい」

「でも、このままでいいのかわからない」

それでもいい。

僕自身、最初に弁護士へ相談したときは、まだ会社を畳むと決めていませんでした。

そのときは、会社にもまだある程度のお金が残っていました。

結果的に僕は、その段階で一度相談しておいてよかったと思っています。

相談したからといって、必ず会社を畳まなければならないわけではありません。

僕ならまず、

「今いくらあります?」

「毎月どのくらい減っています?」

「このままだと、あと何か月くらいですか?」

と聞くと思います。

そして、危ないかもしれないと思ったら、早めに弁護士などの専門家にも相談してほしい。

会社を畳むかどうかを決める前でも、相談はできます。

僕自身、もっとも怖かったのは、お金もなくなり、選べる方法もわからなくなって、どうにもできなくなることでした。

だから、まだ迷っている段階でいい。

まずは、会社のお金がどう減っているのか。

そこを見るところから始めてほしいと思います。
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