【冬の整え準備室・第1夜】まだ疲れている。占い師がすすめる、浄化の次にすること

【冬の整え準備室・第1夜】まだ疲れている。占い師がすすめる、浄化の次にすること

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占い

「疲れた……」


ある女性が、ぽつりとこぼした言葉です。

毎日、会社と家の往復。

会社ではいつも笑顔で、一生懸命に仕事をこなす。

誰かに何かを頼まれると、なかなか断れない。

「あなたがいてくれて助かるよ」

「頼りにしてるからね」

そんな言葉をかけられると、つい頑張ってしまう。

親からも、友達からも、同僚や上司からも。

昔から、人に頼られることは嫌いではありませんでした。

むしろ、嬉しかったのです。

自分が誰かの役に立てることが、喜びでもありました。

けれど、気がつけば、毎日くたくた。

家に帰ったら、もう寝るだけ。

明日も仕事だから、早く寝なくちゃ。

休みの日も、疲れを取るだけで終わってしまう。

いつも笑顔でいたはずなのに、その笑顔の裏側が、少しずつ曇っていくようでした。

「ちょっと休みたいな……」

でも、そんなことを言ったら、わがままだと思われる?

頼まれたことを断ったら、嫌われる?

そう考えると、また笑顔をつくってしまうのです。

浄化の器に宿る朝の光-1.png


■ 浄化をしたら、今度は焦り始めた

そんな自分を変えたくて、彼女は浄化を始めました。

心に積み重なったものを手放し、絡まっていた思考を少しずつ整理していく。

何度か繰り返すうちに、自分が何に苦しんでいたのか、何を抱え込みすぎていたのかが、見えるようになってきました。

ところが、不思議なことが起こります。

心が整理されるほど、今度は焦り始めたのです。

「何かしなくちゃ」


「このままじゃダメだ」

「何かを成功させなくちゃ」

せっかく気持ちが整理されたのだから、今度こそ前に進まなければ。

そう思うのに、身体も心もついてこない。

やる気があるような、ないような。

何かを始めたい気持ちはあるのに、動き出す力が出てこない。

そして、ようやく気づいたのです。

ああ、私、疲れきっていたんだ。

 ■ 重荷を下ろしたあとにも、必要なことがある


例えば、重い荷物を背負って、長い道のりを歩いてきた人がいるとします。

ようやく荷物を下ろせたら、きっとほっとするでしょう。

でも、荷物を下ろした瞬間に、疲れまで消えるでしょうか。

足はくたくた。

お腹もすいている。

まずは腰を下ろして、温かいものを飲んだり、食事をしたり、ゆっくり眠ったりしたいですよね。

心も、これと似ているのかもしれません。

浄化によって、抱えていた重荷を下ろす。

けれど、長い間頑張り続けてきた自分自身には、まだ休養が必要だった。

そして、これから歩いていくための力も。

重荷を下ろすことと、自分自身を養うことは、別のことだったのです。

光に満たされる魂の器-2.png


■ 自分一人で、全部なんとかしなくてもいい

疲れたとき、私たちは食事を見直したり、ゆっくり休んだりします。

ときには栄養ドリンクを手に取ったり、体調に合わせて医師や薬剤師に相談し、漢方薬などの力を借りたりすることもあります。

自分でできることを大切にしながら、必要なときには人の手を借りる。

それは、ごく自然なことですよね。

心についても、私は同じように考えています。

自分の気持ちを整理すること。

好きなものを食べること。

心地よい時間を過ごすこと。

何もしたくない日には、何もしないこと。

そうした小さな積み重ねは、とても大切です。

でも、何もかも一人で抱え込まなくてもいい。

話を聞いてもらうことも、誰かに支えてもらうことも、自分を大切にする方法のひとつです。

今までずっと、誰かに頼られる側だった人ほど、自分が誰かを頼ることには慣れていないのかもしれませんね。

 ■ 再生は、もう一度頑張るためのもの?

私は、浄化の先にあるものとして「魂の再生」を大切にしています。

ただ、ここでいう再生は、昔の元気な自分に戻ることではありません。

まして、もっと頑張れる人になることでもありません。

これまで生きてきた時間も、経験も、積み重ねてきたものも、そのままでいい。

今の自分に必要な力を養い、少しずつ満たしていく。

そして、その力を、今度は自分の喜びのためにも使っていく。

それが、私の考える再生です。

誰かの期待に応えるためだけではなく、

「今日は、これが食べたいな」

「久しぶりに、あそこへ行ってみたいな」

「ちょっと、やってみようかな」

そんな気持ちが、自然に生まれてくるように。

私は、無理に元気になってほしいとは思いません。

元気にならなきゃ、前向きにならなきゃと、また自分を追い立ててしまったら、今までと同じですから。
静かな水面に光の芽-3.png

 ■ 今度は、あなた自身のためにも


秋の整え鑑定室では、浄化についてお話ししてきました。

そして、冬の整え準備室では、その先にある「満たすこと」についてもお伝えしていきたいと思います。

冬の木々は、葉を落として静かに春を待ちます。

何もしていないように見えても、根は生きていて、次の季節へとつながっています。

人も、いつも何かを成し遂げていなくていい。

立ち止まる時間があってもいい。

今まで、誰かのために一生懸命頑張ってきたのなら。

これからは、あなた自身のためにも、その力を使ってほしいのです。

浄化は、背負ってきたものを下ろすこと。

再生は、これからの自分を養い、満たしていくこと。

自分の力だけでは難しいと感じるときには、誰かの手を借りたっていい。

無理に元気になる必要はありません。

ただ、今のあなたが、少しだけ前を向きたくなったとき。

その一歩を踏み出すための、小さな元気を届けられたら。

私は、そんな想いで「魂の再生」を大切にしています。

心結



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