「近づきすぎ!」と注意される子に── 距離感がわからないって、どう伝える

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こんにちは、ほんわかです。
「いきなり近づかないで」
「触らないでって言ったでしょ!」
お子さんがこんなふうに注意されてしまう場面、見たことはありませんか?
人との“ちょうどいい距離”がわからない子どもは、決してわざとやっているわけではありません。
今回は、そんな子どもたちに対して、どのように伝えていくとよいかを、一緒に考えてみましょう。

「距離感がわからない」は、困りごと?

私たちはふだん無意識に、人との距離をとっていますよね。
でもこの「距離感」、実はとても複雑で、相手や場面によって違う“見えないルール”なんです。
だからこそ、発達の特性がある子や、感覚に敏感な子にとっては、
「今は近づいていいのか?」「相手はどう思うのか?」がとてもわかりにくいことがあります。

距離感がちょっと苦手だった息子

うちの息子も、小さいころは人との距離感をとるのが少し苦手でした。
相手が誰であっても、ぐっと近づいてしまうことがあって、
うれしい気持ちや興奮がそのまま行動に出てしまうことがよくありました。
そんなとき私は、相手の子にも息子にもやさしく声をかけるようにしていました。
「びっくりしちゃったね」
「ちょっと近かったかもね」
そんなふうに、まずは気持ちを落ち着けてから伝えるようにしていました。
そして、「このくらいの距離だといいね」と手を前に出して示したり、
「この線の外からお話ししようね」と床にマスキングテープで目印をつけたりもしました。
もちろん、一度で身につくものではありません。
それでも、そのたびに落ち着いて、繰り返し伝え続けました。
小学校の中学年ころまではうまくいかないこともありましたが、
少しずつ、「ちょうどいい距離感」が身についていくのを感じられるようになりました。
時間はかかっても大丈夫。
子どもはちゃんと育っていく。
そう信じて寄り添い続けてきて、本当によかったと感じています。

見てわかる・やってみてわかる伝え方が大切

言葉だけで「離れて」「近すぎるよ」と伝えても、子どもにはピンとこないことが多いです。
だからこそ、視覚的に・体験として伝える工夫が役に立ちます。
たとえば:
「お話しするときは、おとなの手を伸ばしてこのくらい離れてね」と、実際にやって見せる
テープやマットで立ち位置の目印を作る
「〇〇ちゃんに“手をつないでもいい?”って聞いてからにしようね」と、関わるときの順番をやさしく伝える
子どもがまねしやすい・わかりやすいかたちにすることで、
距離の感覚も少しずつ育っていきます。

大人が「伝え方」をあきらめないで

「何度言ってもダメ」
「またやってる……」
そんなふうに落ち込むこともあるかもしれません。
でも、子どもは“できない”のではなく、“まだ学んでいる途中”なんです。
大人が落ち着いて、何度でも同じように伝えてあげること。
やって見せて、一緒に練習して、安心して学べる環境をつくること。
それが、子どもにとっての「生きる力」につながっていきます。

ひとりで迷わず、相談も

今、お子さんの行動に戸惑っていたら。
「どうしてこんなことをするの?」ではなく、
「どうしたら伝わるかな?」と考えてみませんか?
そして、必要なときはまわりに頼って大丈夫です。
ひとりで抱えこまず、信頼できる人や専門家に相談してくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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