こんにちは、ほんわかです。
ことばの発達がゆっくりなお子さんと過ごしていると、
「気持ちがわからない」「伝わらない」――
そんなもどかしさを感じること、ありませんか?
今回は、そんな親子の毎日にそっと寄り添ってくれる
「ベビーサイン」についてお話しします。
完璧じゃなくて大丈夫。「こたえる」ことがいちばん大切です
ベビーサインは、ことばの代わりに手ぶりで気持ちを伝える方法。
でも大切なのは、サインを完璧に使うことではなく、
子どもの「伝えたい気持ち」に応えていくことなんです。
ことばは「伝わった!」という体験から育つ
ことばが出る前も、子どもには「伝えたい気持ち」がたくさんあります。
指さし、手ぶり、表情――。
それらに大人が気づき、やさしくことばで返してあげる。
そうすることで、子どもは「伝えるって楽しい!」と感じ、
その積み重ねが、ことばを話す力の土台になっていきます。
毎日の中でできる3つのこと
① 指さしや手ぶりを見逃さず、ことばで返す
たとえば、子どもがお菓子の箱を指さしたら
「おやつ食べたいんだね」と声をかけてみましょう。
“伝わった!”という体験が、ことばの世界への一歩になります。
② ベビーサインを1つだけ取り入れてみる
「もっと」「おしまい」「おやつ」「ミルク」など、
よく使うサインを1つだけ覚えて、毎日同じ場面で使ってみましょう。
親が繰り返し使うことで、子どもも少しずつ覚えていきます。
③ サインを使ったら、ことばで言いかえる
子どもが「もっと」のサインをしたら、
「もっと食べたいんだね」「おかわりしたいんだね」と
ことばを添えて返してあげる。
この“サイン+ことば”のくり返しが、
発語の準備を自然にサポートしてくれます。
よく使うベビーサイン4つ(指差し以外の動き)
◎もっと(more)
👉 両手の指先同士をトントンと軽く合わせます。
【場面】おかわりしたいとき、もう一度遊びたいときなど。
◎おしまい(all done)
👉 両手をパーに開いて、手のひらを外側に向けて左右に振ります。
【場面】ごはんを食べ終わったとき、遊びを終わりたいときなど。
◎おやつ(snack)
👉 片手の指先を口元にトントンと当てます。
【場面】おやつが食べたい、お腹がすいたとき。
◎ミルク(milk)
👉 片手をグーパー、グーパーと繰り返す動き(乳しぼりのような手ぶり)。
【場面】ミルクや母乳を飲みたいとき。
いずれも、赤ちゃんに無理にやらせる必要はありません。
まずは親が楽しそうに見せてあげることがスタートです😊
「サインを使うと、ことばが遅れるのでは?」
これはよく聞かれる疑問ですが――
ベビーサインがことばの発達を妨げるという根拠はありません。
むしろ、
・サインを使った子のほうが語彙が豊かになった
・ことばの理解が早まった
・親子の関係がより深まった
といったポジティブな研究報告もあります。
ただし大切なのは、サインだけで会話を終わらせないこと。
サインを使ったら、やさしい声でことばを添えることがポイントです。
ことばが出る前も、心と心は通じ合えます
「ことばが遅いから…」と不安になるよりも、
今のその子の伝え方を受けとめてあげることが大切です。
ベビーサインは、ことばが出る前の
“伝えたい”と“わかってあげたい”をつなぐやさしい架け橋。
今日からひとつだけ、やってみませんか?😊
ことばがまだ出ていなくても、子どもたちは一生懸命伝えています。
その気持ちに気づいて、やさしく応える毎日を大切にしていきたいですね。
「こんなこと相談してもいいの?」と思いがちですが、
ひとりで悩まず、気になることは気軽に話してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。