こんにちは、ほんわかです。今回は、私の息子の発達についてお話しします。息子は幼い頃から発達に遅れがあり、小学3年生まで「グレーゾーン」と言われていました。それでも「語彙が豊富で、話し上手だね」と褒められることがあり、その言葉が私たち親子の支えになっていました。
言葉の発達と環境の力
息子の言葉の発達は、年齢相応か少し先をいくくらいでした。保育園の先生や専門家からは、「家庭環境と保育園での経験が大きいですね」と言われました。週3回通った保育園での刺激や、家での姉たちとのやり取りが大きな影響を与えたのだと思います。
特に姉たちの存在は、息子にとって特別でした。姉たちを見て「自分もできる!」と思っていたようです。3歳の息子が姉たちの影響で「ギャル語」を流暢に話していた時は、思わず笑ってしまいました。子どもの模倣の力や、環境の影響の大きさを感じるエピソードです。
小学校で直面した壁
小学校に進むと、周りの子どもたちとの違いが次第に目立つようになりました。息子自身もそれを感じ取り、「どうして自分はできないんだろう」と口にすることが増えていきました。そのたびに「大丈夫、ゆっくりでいいよ」と励まし続けましたが、自信を失いかけている様子はとても心配でした。
息子には「周りの気持ちを読み取る力」がありました。「あの先生、自分のことを気にしているみたい」と新学期に話すこともありました。でも、その繊細さがゆえに、傷つく経験もありました。
息子はアトピー性皮膚炎があり、顔や手足の皮膚が荒れることがよくありました。新学期などの緊張する時期は特にひどく、薬を塗っても改善しない時期もありました。そのため、通りすがりの子どもたちにひそひそ話をされたり、心ない視線を向けられることもありました。それが息子の心にどれほど影響を与えていたかと思うと、親として胸が痛みます。
親としての具体的な工夫
「できた!」を積み重ねる
息子は失敗を気にしやすい性格だったため、「少しでもできたこと」を言葉にして伝えるようにしていました。例えば、「昨日よりも字が丁寧に書けたね」「今日は最後まで話を聞けたね」と、小さな成功を見つけて声をかけました。そうすることで、息子も「自分はできるんだ」と少しずつ自信を持てるようになりました。
選択肢を用意して、自分で選ばせる
「学校に行きたくない」と言う日もありました。そんな時は、「今日は1時間目まで頑張ってみる?」「先生に伝えて、少し休んでから行く?」など、いくつかの選択肢を提示するようにしました。そうすることで、「自分で決めたからやってみよう」と思えるようになったようです。
また、学校以外でも「自分で選ぶ」経験を大切にしました。息子が好きなことを見つけられるように、父親がバス釣りに誘い、私の兄が空手を勧めてくれました。そして、小学校高学年から週1回、空手を習い始めました。バス釣りでは自然の中でのびのびと過ごし、空手では体を動かすことで気持ちを発散できるようになりました。そうした経験が、息子の成長に大きく役立ったと感じています。
専門家からのアドバイスで役立ったこと
「言葉で伝える力」を育むための工夫
息子は気持ちを言葉にするのが苦手だったので、学校の相談員の先生から「気持ちを表す言葉を増やすといいですよ」とアドバイスを受けました。そこで、帰宅後に「今日はどんなことがあった?」と聞くのではなく、「楽しかったこと」「びっくりしたこと」「ちょっと困ったこと」など、具体的な質問をするようにしました。すると、少しずつ自分の気持ちを話せるようになりました。
二次障がいを防ぐためのストレスケア
医師から「頑張りすぎるタイプなので、気持ちを発散する方法を見つけておくといいですよ」と言われました。そのため、好きなことに没頭できる時間を大切にしました。息子はバス釣りが好きだったので、父親と一緒に行くことでリフレッシュできました。また、空手では礼儀作法を学びながら、体を動かしてストレスを発散することができました。そうした活動が、息子の心の安定につながったと感じています。
親としての葛藤と願い
息子は、何か辛いことがあっても自分から話すことは少ない子でした。そのため、私は息子の様子を注意深く観察し、少しでも変化を感じたときには「なんだか元気がないみたいだけど、大丈夫かな?」と声をかけていました。「話さなければいけない」というプレッシャーを与えるのではなく、「気づいているよ」という姿勢が大切だと思いました。医師からも「頑張り屋さんだから、二次障がいが起きないように注意してください」と言われ、それを常に胸に留めていました。
親として、息子にどのように寄り添うのがベストなのか、たくさんの試行錯誤を繰り返してきました。振り返れば大変なことも多かったですが、それ以上に親子で共に歩んできた日々はかけがえのない宝物です。
読者のみなさまへ
もし、お子さんの発達や成長について悩んでいる方がいらっしゃれば、私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。子育ての悩みや不安は、一人で抱え込まず、話してみてくださいね。
私も、同じような経験をされている方々と一緒に考えたり、サポートできたらと思っています。いつでもご相談ください。読んでいただき、ありがとうございました。