初めての骨折 1998

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コラム
初めてのブログ投稿なので、初めての骨折の話をします。前編です。

あれは僕が3歳で、幼稚園の年少の時のお話です。

3歳の僕の好きなことは、ウルトラマンの歌をうたうことでした。セブンです。
ブランコに乗りながら一人でカラオケをして、まだ一人でブランコを漕げないので母が背中を押してあげると癇癪を起こしてぶちギレる、変わった子供でした。

そして忘れもしない、1998年11月。秋の公園、初めての骨折。

その日、僕は家族とともに近所の大きな公園に来ていました。
そこは子供向けの遊び場から、野球場、バスケットボールコートまであり、季節の樹木も植わった対象年齢の広い公園です。

公園に着くと、僕は4つ年上の兄とともに、迷路の壁の上を歩きはじめました。
大人の胸の高さくらいの迷路の壁を、猫のように兄の後ろをついて、おそるおそる歩いていきます。
しかし兄はただ歩くことに飽きてしまったのか、角を2回ほど曲がったところで、ぴょんっと壁の上から地面に飛び降りてしまいました。

確かに迷路の壁はスタートもゴールも決まっておらず、どこかで飛び降りなければいけないのは明確でした。
そして兄が軽々と地面に着地をする姿を見て、自分にもできると勘違いしてしまったのでしょうか。

僕は兄に続いて、壁からぴょんっと飛び降りました。
しかし何かが兄とは違いました。足から飛び降りたはずなのに着地は顔からだったのです。
僕がジャンプだと思っていたのはダイブでした。衝撃を吸収する腕と顔面。
僕はウルトラマンではなく、猫でもありませんでした。
吹き出る鼻血、あふれ出る涙。

すぐに兄の叫び声が聞こえました。

「落ちたああああああ!」

落ちてないよ?降りたんだよ?着地に失敗しただけだよ?
飛んできた母と父に監督不行き届きで怒られる可哀想な兄。
何が起きているか理解できず、鉄棒で回り続ける姉。
慌てた父に抱きかかえられて、僕は無事に家まで帰ったのでした。

→後編につづきます。
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