オリジナル曲を制作する時に、
「歌詞を先に書いて、そこからメロディを作る」
という方法があります。
逆に、
「メロディを先に作って、そこに歌詞を当てはめる」
という方法もあります。
当然ですが、どちらも正解です。
そちらを踏まえた上で、どのように制作をしているのかについて綴っていきます。
僕は八割がた、メロディを先に決めることが多いです。
厳密にお伝えすると、コードとメロディを先に決める事が多いです。
理由は、先にメロディを決めておくと、歌詞を調整しやすいからです。
「ここは音数が多いから、フックのある言葉を選ぼう」
「ここは音を伸ばすから、歌った時に気持ち良い発音になる言葉を選ぼう」
「ここはリズムが細かいから、歯切れの良い言葉を並べてみよう」
というように、メロディを基準に言葉を選ぶことができます。
もちろん、歌詞を先に作る方法にもメリットがあります。
「この言い回しを絶対に入れたい」
「文章による表現を全面に打ち出したい」
など、理由が明確なら、歌詞を先に作ったほうが、その言葉や物語を軸に曲を作りやすいです。
むしろ、どちらから作っても、最終的にはメロディと歌詞の両方が自然に成立するところを探すことが大切だと思っています。
僕の場合は、耳心地や音の響きを最優先に制作をしているため
メロディ先行がマッチする。
といったとこでございます。
例えば、メロディを先に作ったとしても、
「この言葉だけは絶対に入れたい」
というものが出てきたら、そのためにメロディを変えればいい。
逆に、歌詞を先に作ったとしても、
「この歌詞、どうしてもメロディにすると不自然だな」
と思ったら、歌詞を変えてしまえばいい。
最初に決めたものに、最後まで絶対に合わせる必要はありません。
ただ、楽曲制作を始めたばかりの方や制作がまだ不慣れな場合には
歌詞より先にメロディを制作する方が、良い結果を得られる可能性が高いとは思います。
メロディだけでも成立する音楽が先に仕上がっていれば、歌詞を入れて大きく破綻する可能性は低いですが、壮大な歌詞だけが仕上がっていてメロディがおぼつかないとどちらも台無しになってしまう可能性が高いからです。
中には器用に制作される方もいらっしゃるとは思いますが、長く制作のシーンに携わっているとそのように感じる事が多いです。
一番おすすめなのは、
「歌詞先行だからこうしなきゃ」
「メロディ先行だからこうしなきゃ」
とルールを固めすぎるより、
その曲が一番良くなるなら、途中で作り方を変えてしまってもいい。
その曲にとって何が一番自然なのかを考えて、必要なら何度でも作り直す。
それくらい柔軟に曲を作るほうが、結果的に良い作品になるんじゃないかなと思っています。
そして、前提を覆してしまいますが
僕の経験の中で、一番簡単に最強のフレーズが出来やすいのは
メロディとコードと歌詞が同時に降ってくる瞬間です。
それは突然、日常生活の中で訪れるので必ずボイスメモに残しましょう!
そこから完成させた楽曲は、自分でもお気に入りの楽曲になる可能性が高いですし
比較的、色々な方にも聴いてもらいやすい楽曲になる事が多いように感じております。
【歌詞とコードとメロディが同時に降りて来た楽曲参考例】
もしご自身だけで音楽制作が難しいようでしたら
いつでもお力になります。
オリジナル曲制作のご相談も、お気軽にどうぞ。