Xは、
エンパスダメージが発生すると、
そこから思考のドツボにはまることがよくある。
私は、なんとかエンパスのメカニズムを解明したかった。
少なくとも、ツインレイ女性に起きているエンパスだけでも、
言語化し、解決したかった。
今現在でも、その言語化は、未完成だ。
解決のために、その仕組みを言語化しておきたい、というのは、
私のエゴだったと言っていいだろう。
言語化し、すべてのメカニズムを裸にしなくとも、
「女性性と何らかの関連性がある」
この部分だけ言語化されていればそれでよかった、
というのは、
あとから分かったことである。
私は、Xに起こる女性性の暴走を防ぐように、
いくつかの振る舞いを実践した。
これが結果的に、
エンパスからの、恐怖のぐるぐる思考、そして体調不良へ繋がる道を、
少し細くすることに成功した。
女性性の暴走なら、
少しはメカニズムが分かる。
ようは、孤独になった、ないがしろにされた、
この恐怖が、女性性の暴走とも言うべき、
おかしな行動を生み出している。
発狂したかと思うような、
猛烈な怒りを表すときというのは、
そういうときだ。
だから、ないがしろにしていないことを、
逐一伝達していけば済む話なのだ。
具体的な行動を、一つ一つ紹介していこう。
女性性の暴走を防ぎ、
エンパスによる体調不良からの早期回復を促す方法その1
「ラインの返信分量を10倍にする」
仕事柄、守秘義務契約がある私は、
日中は、昼休み以外、スマホを触る機会がない。
ただ、さわれる時間は、
なるべく、Xに心を尽くしたメッセージを送るようにした。
ポイントは、今本人が悩んでいそうなテーマに対し、
冷静にコメントすることである。
そのコメントとは、アドバイスでもあり共感でもある。
そして、冷静じゃなければいけない。
これが絶対条件で、今まで、私にはとても難しかった部分だ。
なにしろ、私はXが悩んでいると、なんとか助けたくて、
かえって冷静さを失う。
これを男性性の暴走と片付けたくはないが、
そういった面もあるのだと受け入れたら、少し楽になった。
私がこれをできるようになってきた背景には、
いくつかの要素があるので、それも書き残したい。
冷静にコメントできるようになった原因3選
1.二人の間の関係性の名前を「友人関係」にした
2.私の仕事が安定して、経済的余裕から精神的余裕につながった
3.「女性性の暴走を防ぐ」という目的意識の方向性が定まった
どれもとても重要で、
1によって少し客観視できるようになり、
冷静なアドバイスと共感が表しやすくなった。
2によって生まれた余裕も冷静でいることを助けてくれた。
3も重要で、質と量とタイミングを調整する必要があるため、
冷静さの必要性を十分認識することになった。
また、本人の好きなことに誘うラインも始めた。
後に語ることにもつながるのだが、
落ち込んでいるときに、
「一緒にお酒でも飲もうよ」と誘った。
お気に入りのお酒とおつまみで、
すこし現実から遠ざけてあげることも、
気遣いを示せてよかったのかもしれない。
友人ならそういう励ましができる。
というか、夫婦でもできることだが、
私にとっては、友人のほうがやりやすいのだから、
友人関係に名称を変更したのは、やはり良いことだった。
女性性の暴走を防ぎ、
エンパスによる体調不良からの早期回復を促す方法その2
「感動を提供するのを増やした」
Xは食べるのが大好きだ。
そして、最近になって本人から聞かされた驚くべきことがあった。
なんと、食べるより、飲み物を飲むほうが好きで、
飲むために食べ物があると考えているらしいのだった。
そこで、私は、
ちょっとめずらしい食べ物や飲み物を、
買ってくる回数を増やした。
私が変わったものを買ってくると、
「なにこれー!!!!」と、
子どものように目を輝かせるのが面白い。
また、美味しいものを食べると、
それだけで気分が目に見えて変わっていく。
だから、なとりの、
「一度は食べていただきたい贅沢な◯◯」を買ってみた。
かなり落ち込んでいた様子なのに、それを食べて一気に元気になった。
普通落ち込んでいると、そんなに一気に喜べないと思うのだが、
Xはそれができる。
まぁ、もちろん、
その後すぐに戻ってしまうこともあるのだが。
それでも、ちょっとでもいいから、
ぐるぐる思考を止める材料を用意するのは良かったようだ。
あとはかなり本人でも、
女性性の暴走を止められるようになってきたのもでかい。
他の例でいうと、
私は新たに、最近、SNS投稿も含めた手芸的な趣味を始めた。
それで可愛らしい水玉のマスキングテープを買った。
SNS投稿時にはっきりとした色合いのマスキングテープのほうが、
わかりやすいと思ったからだった。
まぁ、これは、Xに
「えー!ちょうど水玉のマスキングテープほしかったんだ!」と言われ、
すぐにあげてしまったのだが・・・。
それはさておき、
Xがマスキングテープが好きなのはわかった。
そこで、文具店に行くと、必ず水玉のマスキングテープを探すようにしていた。
百均で、マスキングテープを見ていると、
中身が見えないお菓子の柄のマスキングテープを発見した。
お菓子のパッケージロゴがデザインされた6種類のどれかが入っているという。
いわゆるガチャの状態である。
これは面白い、と、
早速買って帰ったら、
「ナニコレー!!!!」と、また目を輝かせるのだから、
本当に子どものような人だ。
まぁ、結果から言えば、
我々世代では一番馴染みのないお菓子の柄「ポイフル」が出て、
がっかりしていた様子を見て、私は爆笑した。
本人は、きのこの山の柄が欲しかったらしい。
ちなみにそのポイフルのマスキングテープは、
いま私のお道具箱の中で出番を待っている。
あとは、とある人気アニメが2.5次元舞台になっていて、
そのビジュアルがインパクトあったので、
公式ウェブをXに見せると
「なにこれー!こんな◯◯◯(キャラ名)見たことないんだが!」と、
衝撃を受けていた。
どれもこれも小さなことである。
しかし、これがあるとないとでは、
日常の彩りがぜんぜん違う。
こちらとしても、
正直言えば、
コストも掛からないし、
くだらないことではある。
しかし、そのほうが、
相手も気兼ねなく、受け取りやすいのだ。
しかも、Xは小さなことでも、
信じられないぐらい大きく心が動く人だ。
それによって、一時的ではあっても、
「思考をグルグルさせて、自分を追い詰めるラットレース」から、
少しだけ開放させられるのだ。
感動を提供するというのは、
小さいほど思いのほか効果があるから、
試してみてほしいと思う。
もちろん、これも精神的余裕がないと、
なかなかできないことではある。
こういうことがもっと早くからできていれば、
そんなふうに思うこともある。
だが、やはり、運命に強く引っ張られているXにとって、
こうしたことをしてもらえずに女性性を暴走させてきた時間も、
またなにか必要な時間だったのだろう。
最近は、そう思うようにすることで、より冷静にいられるようになってきた。
私もどこかで自分を責めていた。
パニック発作を起こしたとき、
なにか追い詰めてしまっていたんじゃないかとか。
そこからこの私の実家に引っ越したのも、
かえってつらい思いをさせたんじゃないかとか。
長らく仕事が見つからない時間も、
ずいぶんと負担をかけてきたとか。
しかし、そういうことも、Xにとって必要な、
試練の時間だったと、
自分のせいばかりとは言い切れないと、
なんとか思えるようになった。
そうした考えが冷静さを生みやすくなった原因でもある。
私が手芸をしているのも、
Xの個人誌販売促進に役立つものである。
作ったものをXがとても喜んでくれた。
Xにとってちょっとした嬉しさを、
少しづつ用意できていて、
いい流れに入ってきたと感じる時間が増えてきた。
エンパスの謎は解けなくても、
豊かに過ごすことはできる。
過去一長い手記になったかもしれない今回、
それがわかったことが一番の収穫だという気がする。