お店の写真が魅力的でも、何を頼めるのか、自分の希望に合うのかが分からないと、予約前に迷ってしまいます。写真を主役にするホームページでは、そのあとに何を読んでもらうかまで考えることが大切です。
今回は美容サロンの制作例をもとに、雰囲気への関心を、サービスの理解と来店の検討へつなげる構成を紹介します。
■ 写真の役割と、説明の役割を分ける
サンプルは、ホーム、サロンの空間、メニュー、髪の相談ノート、初めての方・アクセスの5ページです。写真を大きく扱いながら、詳しい情報を確認するページも用意する構成にしています。
空間の印象は、文章だけでは伝わりにくい部分です。明るさ、素材、余白のある雰囲気などを写真で示すと、どんな場所をイメージしているのかを共有できます。一方、対応するサービスや利用条件は、写真からは判断できません。その情報は言葉で確認できるようにします。
制作例
写真の近くに置く文章は、同じ雰囲気を言い換えるだけでなく、写真では伝わらない情報を補う役割を持たせます。どんな時間を過ごしてほしいのか、どのようなサービスを提供するのか。そこからメニューへ読み進められるよう、ページ全体の順序を考えています。
■ メニューは、選ぶための情報として整理する
メニューページは、サービス名を並べるためだけの場所ではありません。初めて訪れた人が「どれが自分に関係するか」を考えるためのページでもあります。
専門用語を知っている人と、初めて調べる人では、必要な説明が違います。実際の制作では、名称に加えて内容や対象、料金に含まれる範囲を確認し、選択の手掛かりになる情報を整理します。追加条件がある場合には、金額から離れた場所に置かず、一緒に確認できる形を考えます。
制作例
今回の5ページでは、メニューとは別に「髪の相談ノート」も設けています。サービスの一覧と、相談を考えるときに読む内容を分ける構成です。情報の目的を分けることで、一覧で探したい人にも、説明を読みたい人にも、それぞれの入口を用意できます。
■ 最後に、来店できるかを確認する
気になるメニューが見つかっても、場所や受付の案内が分からなければ、次の行動を決められません。「初めての方・アクセス」では、来店を考える段階の情報を確認する構成にしています。
制作例
予約案内を整える際は、予約ボタンの有無だけでなく、連絡先で何を受け付けるか、申し込み後にどう確認するかも大切です。電話なのか、予約フォームなのか。問い合わせと予約で窓口が異なるなら、その違いも分かる言葉で示します。読者が次にすることを想像できる案内を目指します。
■ 写真を使う他の業種でも、同じ順序で考える
飲食店なら雰囲気、料理、利用条件、予約方法。宿泊施設なら客室、プラン、設備、アクセス。写真で伝えることと、文章で確認することを分ける考え方は、幅広い業種に応用できます。
「素敵だと思った人が、次に何を知りたいか」。この問いを使って見直すと、写真の追加より先に整えたい説明が見つかることもあります。
USER ABILITIESのホームページ制作サービスでは、写真の見せ方から、メニューや問い合わせの案内までご相談いただけます。購入前に、使用したい写真と、初めてのお客様へ伝えたい内容をお知らせください。
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