【プロが解説】インテリアコーディネートの失敗例7選|原因と直し方をセットで

【プロが解説】インテリアコーディネートの失敗例7選|原因と直し方をセットで

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「家具は全部そろったのに、なぜか雑誌みたいにならない」

インテリアのご相談をいただくとき、いちばん多いのがこの悩みです。

そして実際にお部屋を拝見すると、原因はだいたい決まったパターンに当てはまります。センスの問題ではなく、知っていれば避けられたことがほとんどです。

今回は、インテリアコーディネートでよくある失敗を7つ挙げて、それぞれの原因と直し方をセットでご紹介します。今のお部屋を思い浮かべながら読んでみてください。

失敗1. 色を使いすぎている

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カーテンは青、ソファは赤、ラグは緑。ひとつひとつは気に入って選んだのに、部屋全体で見ると落ち着かない。色数の多さは、散らかって見える最大の原因です。

直し方は、色を3色以内に絞ることです。目安になるのが次の配色比率です。

●ベースカラー 70%:壁・床・天井
●メインカラー 25%:家具・カーテン・ラグ
●アクセントカラー 5%:クッションや小物

すでに家具がある場合は、まず小物から入れ替えるのが手軽です。クッションカバーとラグの色をそろえるだけでも、印象はかなり整います。

失敗2. 家具のサイズが部屋に合っていない

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お店で見たときはちょうどよく見えたのに、家に置いたら大きすぎた。これは広い売り場で見ると、家具が実際より小さく感じるためです。

家具を置いたあとに残る「すき間」の寸法を、先に決めておきましょう。

●人が通る通路:最低60cm、できれば75cm以上
●ソファとローテーブルの間:40〜50cm
●ダイニングチェアを引くスペース:椅子の後ろに60〜75cm

この3つを先に確保して、残った面積に入る家具を選ぶ。順番を逆にすると、ほぼ失敗します。

失敗3. 照明がシーリングライト1灯だけ

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天井の1灯だけで部屋全体を照らすと、影がなくなり、のっぺりとした印象になります。ホテルや飲食店が心地よく感じるのは、光をいくつかに分けているからです。

直し方は「1室多灯」です。フロアランプやテーブルランプを足して、光の位置を散らします。

あわせて光の色も見直してください。くつろぐ空間なら、オレンジがかった電球色(2700〜3000K)が向いています。天井の1灯を電球色に替えるだけでも、部屋の空気は変わります。

失敗4. 動線を無視して家具を配置している

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見た目のバランスだけで配置すると、暮らし始めてから不便さが出てきます。

●キッチンの通路が狭くて、冷蔵庫の前に立てない
●ベッドを壁につけすぎて、シーツを替えるのがひと苦労
●クローゼットの扉の前に家具があって、全開できない

配置図を描く段階で、自分が朝起きてから家を出るまでの動きを線でなぞってみてください。その線の幅が60cmを切る場所があれば、要注意です。

失敗5. テイストがバラバラ

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少しずつ買い足していくと、気づかないうちに方向性が混ざります。北欧、インダストリアル、韓国風が同じ部屋に同居すると、まとまりがなくなります。

直し方は、テイストをひとつに決めることです。そのうえで、素材と色でつなぎます。

たとえば木の色を「濃い茶」でそろえる、金属パーツを「黒」でそろえる。それだけでも、多少テイストが違う家具どうしが自然になじみます。

新しく買うときは「今ある家具の隣に置いても浮かないか」を判断基準にしてください。

失敗6. 収納が足りず、物の定位置がない

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散らかって見える部屋は、片づけが苦手なのではなく、物の住所が決まっていないことが原因です。

●隠す収納:日用品、書類、季節家電など生活感の出るもの
●見せる収納:本、器、グリーンなど、視界に入って気分が上がるもの

この2つを分けて考えると、必要な収納量が見えてきます。ベッド下の引き出し、壁面のシェルフ、家具のすき間など、床面積を増やさずに収納を足せる場所も探してみてください。

失敗7. SNSの写真をそのまま真似する

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これがいちばんもったいない失敗です。SNSの部屋写真は、広角レンズで撮られていたり、いちばんきれいな時間帯に撮られていたり、生活用品をすべて外して撮られていたりします。

同じ家具を買っても、同じようにはなりません。

真似するのは家具そのものではなく、エッセンスです。「壁が白で家具が濃い木だから引き締まって見える」「カーテンが天井付近から吊られているから縦に伸びて見える」というように、なぜよく見えるのかを1つだけ抜き出して、自分の部屋の条件に置き換えてください。

失敗しないための3つの基本ルール

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ルール1. 買う前に測る

部屋の縦横、天井高、窓、ドアの開く向き、コンセントの位置。そして玄関から部屋までの搬入経路。この寸法をメモに残しておくと、迷ったときの判断が速くなります。

ルール2. テーマを先に決める

「落ち着いたホテルのような部屋」でも構いません。言葉でひとつ決めておくと、家具を1点ずつ選ぶときの基準になります。

ルール3. 一気に全部そろえない

大きな家具から順に入れて、しばらく暮らしてみる。実際に生活すると「ここに収納がほしい」「この位置に照明が必要だった」が見えてきます。小物は後から足すほうが、結果的にムダが出ません。

「なんかしっくりこない」が続くときは

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7つのうち複数が当てはまる場合、1つずつ直しても遠回りになることがあります。原因が組み合わさっているときは、部屋全体をいちど俯瞰して組み直したほうが早く、結果的に出費も抑えられます。
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