文字デザインの選定理由と改善点を説明する|DAY 35

文字デザインの選定理由と改善点を説明する|DAY 35

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デザイン・イラスト
「はじめての読書会」の制作例を、目的、対象者、印象、使用場面、書体、ジャンプ率、ウェイト、文字組み、行動の順に確認します。制作例は唯一の正解ではありません。

制作例の考え方

SNSで講座名に気付けるジャンプ率を作り、詳細も読める大きさを守ります。落ち着きを示す見出し書体と、数字を判別しやすい詳細書体を役割で選びます。ウェイトは安心感を壊さず、縮小時に読める強さへ調整します。

同じ情報は近づけ、異なるまとまりの間には広めの余白を取ります。これにより、写真や色を増やさなくても読む順番を作れます。

制作例の選定理由

見出しには、本との関係と落ち着きを示す明朝系、詳細には数字を判別しやすいゴシック系を使います。日時へ欧文フォントを使う場合は、和文と文字列全体の濃さ(黒み)を合わせ、数字だけ小さく見えないようサイズとベースラインを調整します。

ジャンプ率は、SNSで講座名に気付ける差を作りつつ、日時と締切を読める範囲にします。ウェイトは、見出しを発見できるが強く叫びすぎない中程度を選びます。

これは唯一の正解ではありません。丸ゴシック系で安心を強める案も成立します。採用しなかった理由まで説明できることが重要です。

改善するとき

すべてが同じ大きさなら主役から三段階へ分けます。フォントや太字が多ければ、役割のないものを減らします。詰まって見える場合は、言葉を減らしてまとまりの間へ余白を作ります。

改善は「もっと目立たせる」ことではありません。目的と異なる印象、読めない情報、次の行動が分からない場所を一つ特定します。

たとえば、上品さを狙った細い明朝体が縮小時に消えるなら、書体をすぐ替える前にウェイトを一段上げます。日時の数字が和文より弱いなら、欧文側のサイズやウェイトを調整します。すべてを一度に変えず、原因に近い要素から修正します。

修正前後を説明する

「大きくしたらよくなった」ではなく、次の形で説明します。

修正前は、講座名と日時の大きさが近く、SNSの縮小表示で主役を判断しにくい状態でした。講座名だけを大きくし、詳細の可読性を保ったままジャンプ率を上げました。その結果、講座名から日時へ進む順番が明確になりました。

判断、変更、結果をつなげると、改善を別の制作物でも再現できます。

今日の15分課題

目的と行動を書き直し、読む順番、書体の印象、ジャンプ率、ウェイト、文字組みを確認します。よかった点と改善点を一つずつ書き、一か所修正してください。

3つの自己確認

1. 目的を基準にしましたか。
2. 文字設定の理由を説明できましたか。
3. 一か所を実際に修正しましたか。
次回からはCanvaの基本操作を学びます。

64歳からデザインを学び始め、現在はWebと印刷物のデザインを制作しています。このシリーズでは、デザイン経験がない方にも分かる言葉で、デザインの基本と作り方をお伝えします。

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