アオアシに見る 言語化の重要性

アオアシに見る 言語化の重要性

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漫画「アオアシ」は愛媛県の田舎に住む青井葦人が、Jリーグ下部組織の監督福田達也に見出され、その才能を東京で開花させていくという物語である。

アオアシの魅力

アオアシが革新的なポイントは、主人公のポジションがサイドバックであるということ、戦術に対する論理的なアプローチ、サッカー界の詳細な描写など数多あるが今回はとりわけ戦術に対する論理的なアプローチについて詳しく所感を述べていきたいと思う。

本作の主人公 青井葦人が所属することになる東京エスぺリオンは日本トップクラスのJユースであり、その中にあって葦人の身体能力はほとんど平凡と言って差し支えないものである。
では葦人の才能はどこにあるのか? ズバリ「視野の広さ」だ。
フィールドに立つとテレビで見ているように全体を見ることは容易ではないが葦人にはそれが可能でその能力をベースに活躍していくようになる。

主人公の才能である「視野の広さ」だが、それを持っているだけで活躍することは出来ない。それを活かすために必要なのが、アオアシが一貫して描く常に思考し続けること、そしてそれをきちんと言語化することの重要性だ。

サッカーというのは技術やフィジカルに恵まれていればそれなりのプレーができると思うし、戦術面でもセンスのある人間というのはいて、なんとなくで良い判断ができたりもする。

でも世の中の大半は天才ではない、たとえ才能を持っていてもそれだけで上り詰められるほどこの世界は甘くはない。
その世界で戦っていくためにアオアシでは思考と言語化が重要だと説く。
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どんな状況でもいいのだが、なんとなくやったら成功してしまったという経験は案外多くの人にあるのではないだろうか?
それ自体は素晴らしいことだ、だが「なんとなく」という感覚には再現性が無い、さらに言えば応用することも出来ない。
先に述べたようにその感覚だけで上り詰められる人間は限られた天才だけだ。
だから我々凡人には、なぜそう感じたのか?なぜうまくいったのか?を論理的に説明しようと試みる言語化が必要なのである。

また次のフェーズとして言語化した結果深まった思考を頭で考えずにできるようにする(習慣化)という過程や日々繰り返した思考の結果として直感の洗練がある等、研鑽についての考え方をアオアシは与えてくれる。

高い志と確かな熱意を持った新時代のサッカー漫画「アオアシ」
ぜひ読んでみていただきたい。







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