鬱っぽい大切な人を病院に行かせたい時に。

記事
コラム
日本に帰ってきているという与沢さん。

動画を見た方々からは
「誰か病院へ連れて行ってあげて」
「どうして連れていかないのか」という
コメントを聞きます。

カウンセリングでも
大切な人が発達障害の疑いがあったり
鬱じゃないかと心配をして
精神科に連れて行きたいと
ご相談を受けることがあるのですが

ほとんどの場合
「行きたいくない」
「自分は病気じゃない」と
行ってくれないことが多いです。

その場合は
半年や1年かけるつもりで
少しづつ勧めてみてください。

「手遅れになるんじゃないか」と
焦る気持ちはすごくわかります。

でも
本人も怖いんです。

心が不安定なときは
少しの刺激にも敏感になっているので
疾患名を聞いた時の自分を想像すると怖くて
どうにかして拒否しようとしてしまうんです。

その状態でクリニックや
カウンセリングを受けてみても
ご本人に受け入れる準備がなければ
治療も進みません。

長い時間をかけて
本人の心の準備が整うのを待つのは
周りの方にとってはもどかしいと思いますが

一番大事なのは
ご本人が治療に取り組む気持ちがあるかです。

「なぜ?」「どうして?」ではなく
「今はそういう状態なのね」と受け入れて
ご本人に寄り添う姿勢でいてあげると
諦めた頃に「行ってみようかな」と
言ってくれる時がきますよ。

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