「こんなふうになりたい」
「今の状況を変えたい」
「もっと幸せになりたい」
そう願っているのに、なぜか現実がなかなか動かない。
引き寄せについて学んだり、前向きな言葉を意識したり、
願いをノートに書いたりしているのに、
思うような変化が起こらないと
「私には引き寄せる力がないのかな」
「願い方が間違っているのかな」
と不安になってしまいますよね。
けれど、願いが叶わないのは、あなたに魅力や才能がないからではありません。
もしかすると、自分でも気づかないうちに、願いとは反対のことを心の中で繰り返しているのかもしれません。
今回は、願いがなかなか叶わない人が無意識にしていることをご紹介していきます。
【① 叶っていない現実を何度も確認している】
願いを持つと、多くの人がつい、
「まだ叶っていない」
「いつになったら変わるの?」
「やっぱり何も起こらない」
と、何度も”叶っていない”現実を確認してしまいます。
恋愛なら、相手から連絡が来ているかを何度も何度も確認する。
仕事なら、売上や数字を毎日見ては落ち込む。
お金なら、通帳の残高を見て不安になる。
もちろん、現実を確認すること自体が悪いわけではありません。
けれど、確認するたびに、
「私には足りない」
「まだ手に入っていない」
という感情を強くしていると、心は不足している状態に意識を向け続けることになります。
願いを叶えるために大切なのは、現実を無視することではありません。
「まだ叶っていないけれど、私は少しずつ進んでいる」
「今できることを積み重ねていこう」
と、コツコツ行動しながら今の自分を安心させてあげることです。
願いは、焦りや不安を持ちながら頻繁に確認し続けるよりも、出来ることをして、少し力を抜いて宇宙に任せたときに時間差で動き始めることがあります。
【② 本当は叶うことを怖がっている】
願いが叶わない人の中には、心の奥で「叶うこと」を怖がっている人もいます。
たとえば、
「仕事で成功したい」と願いながら、忙しくなって家族との時間が取れないことを心配している。
「素敵な人と出会いたい」と願いながら、別れが来て傷つくことを恐れている。
「お金が欲しい」と願いながら、お金を持つと人に嫌われたり妬まれると思っている。
表面では叶えたいと思っていても、心の奥で
「変わるのが怖い」
「今のままのほうが安全」
と感じていることがあります。
人の心には、慣れた状態を守ろうとする働きがあります。
たとえ今の生活に不満があったとしても、知らない未来へ進むより、
慣れている今のほうが安心、安全だと感じることがあるのです。
そのため、願いを叶えようとすると、急にやる気がなくなったり、自信がなくなったり、行動を止めたくなることがあります。
そんなときは、自分を責めるのではなく、
「私は何を怖がっているのかな?」
と、優しく問いかけてみてください。
心の奥にある不安に気づくだけでも、心のブレーキは少しずつ緩んでいきます。
【③ 「叶わないほうが傷つかない」と思っている】
一生懸命願って、期待して、行動して、それでも叶わなかったら悲しい。
かけた時間や手間暇がもったいない。
損するんじゃないか、と思ってしまう。
だから最初から、
「どうせ無理」
「期待しないほうがいい」
「私にはできない」
と思ってしまうことがあります。
これは、自分を傷つけないための心の防御でもあります。
過去に何度も失敗したり、期待を裏切られたり、夢を否定された経験がある人ほど、期待すること自体が怖くなってしまいます。
けれど、「どうせ叶わない」と思い続けていると、必要な行動を避けたり、
チャンスが来ても受け取れなかったりします。
本当は目の前に可能性があっても、
「私には関係ない」
と、自分から遠ざけてしまうのです。
無意識に気づかないふりをしてしまいます。
いきなり「絶対に叶う」と信じられなくても大丈夫です。
まずは、
「叶う可能性もあるかもしれない」
「今までと違う未来も選べるかもしれない」
「私は変わっていく途中なんだ」
くらいから始めてみてください。
心に少しだけ余白をつくることで、新しい選択肢が見えるようになります。
【④ 自分の本当の願いではなく、周りの正解を願っている】
私たちは知らないうちに、周りの価値観を自分の願いだと思い込んでいることがあります。
結婚したほうが幸せ。
たくさん稼いだほうが成功。
立派な仕事に就いたほうが安心。
人から認められたほうが価値がある。
けれど、それが本当に自分の望みではなかった場合、心はなかなか動いてくれません。
頑張ろうとしても苦しくなったり、叶った自分を想像しても、なぜかワクワクしなかったりします。
願いがなかなか叶わないときは、
「これは本当に私が望んでいること?」
「誰かに認められるために願っていない?」
と、自分の心を確かめてみてください。
本当の願いは、必ずしも立派である必要はありません。
安心して暮らしたい。
ゆっくり眠りたい。
好きな人と穏やかに過ごしたい。
誰にも気を遣わず、自分らしく生きたい。
そんな静かな願いでもいいのです。
自分の本音に合った願いほど、自然と行動する力が湧いてきます。
【⑤ 願うだけで、自分を大切にすることを後回しにしている】
「幸せになりたい」と願いながら、自分を責め続けている。
「愛されたい」と願いながら、自分の気持ちを無視している。
「豊かになりたい」と願いながら、疲れていても休まず頑張っている。
このように、願いとは反対の扱いを自分にしていることがあります。
願いを叶えるためには、大きな行動だけが必要なのではありません。
まず、自分が自分の味方になることが大切です。
疲れているなら休む。
嫌なことには少し距離を置く。
自分の気持ちを否定せずに聞いてあげる。
小さなことでも、自分を大切にする行動を重ねることで、
「私は幸せになってもいい」
「私は受け取ってもいい」
という感覚が少しずつ育っていきます。
願いが叶う前から、叶った自分が感じたい安心や喜びを、少しずつ自分に与えてあげてください。
【願いが叶わないときは、自分を責めなくていい】
願いがなかなか叶わないと、
「もっと努力しなければ」
「もっと前向きにならなければ」
と、自分を追い込んでしまう人がいます。
けれど、必要なのは、自分を厳しく変えることではありません。
自分の中にある不安や怖さに気づき、
「そう感じていたんだね」
と、受け止めてあげることです。
願いを叶えることは、今の自分を否定することではありません。
今の自分を大切にしながら、少しずつ望む方向へ進んでいくことです。
焦らなくても大丈夫。
目に見える変化がなくても、心の中では少しずつ準備が進んでいることがあります。
今日できる小さな一歩を選びながら、自分の願いを育てていきましょう。