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〜値札は犬の価値そのものではありません〜
ペットショップで子犬を見ていると、
「小さい子ほど高い」「可愛い顔の子ほど高い」
と感じたことがあるかもしれません。
実はそれ、感覚ではなく 一般的なペットショップの実際の価格設定 に基づいています。
ここでは、市場としての事実を、分かりやすく整理してお伝えします。
💰 子犬の価格は「需要が高いほど高くなる」
まず知ってほしいのは、
価格は“犬の中身の価値”ではなく、“欲しがる人が多いかどうか”で決まる
ということ。
つまり、
良い性格だから高い
健康だから高い
ではなく、
人気がある(需要が高い)=高く設定される
という 市場原理が働いています。
🔸「小さい」には2つの意味がある
ペットショップで
「この子、小さいですね」と言う時、
実は2つの“全く違う意味”があります。
🍼 ① 月齢が幼い(若い)=小さい
生後56日以降の販売が義務化されていますが、
月齢が幼いほど赤ちゃんらしく、可愛く見えるため、
需要が高くなり、その結果 価格が上がります。
✔ これは可愛いからではなく、
購入されやすい時期だから高いというだけ。
🧸 ② 将来的に体が小さい=小さい
同じ犬種でも、
将来小型に育つと判断される
兄弟犬より小ぶりに育つ
体の作りがコンパクト
このような子は、人気のサイズとして需要が高くなり、価格が上がる傾向があります。
✔ “育てやすいから高い”のではなく
人気サイズへの期待値として高いということです。
✨ そして「①月齢が幼い」+「②サイズが小さい」が重なると?
→ 最も高額になりやすいというのが、一般的なペットショップの現実です。
🐶 さらに「犬種としての価値(相場)」が加わる
同じサイズ、同じ月齢でも、
犬種の人気・供給量・時期」によって価格は変動します。
例:
トイ・プードル、ポメラニアン:需要が安定して高い
ミニチュア・ダックス:需要が上下しやすい(カラーで変動)
柴犬:トレンドにより価格変動が起きやすい
これは性格や能力ではなく、
今、求められている(買いたい人が多い)犬種かどうか
で価格が動きます。
😳 さらに個体ごとの“プラス要素・マイナス要素”がつく
💎 価格が上がる方向(プラス要素)
人気カラー(例:濃いレッド、珍しいダップル系など)
体の作りがコンパクト、将来小ぶりと判断される
目・表情などの“可愛らしく見えやすい顔立ち”
💔 価格が下がる方向(マイナス要素)
※“悪い子”ではなく、市場評価が下がるだけ
例 説明
オーバー/アンダー 噛み合わせ(咬合)のズレ
パテラ いわゆる膝が緩い状態
臍/鼠径ヘルニア 生理的な膨らみ、治療が必要な場合も
体格の偏り 尾曲、O脚、胴の長さなど
毛色 トイプードルの薄い色、レアカラー以外など
✔ これらは、健康影響がほぼないケースも多いのに、
市場価格は下がりやすくなります。
🧭 まとめ:値段は“犬の価値そのもの”ではない
💰 値札=市場における“需要の大きさ”
🐶 犬そのものの価値=性格・健康・暮らしやすさ・相性
つまり、
価格は“売れやすさの指標”、暮らしの価値とは別物。
🌈 だから「値段で選ばない選び方」が大切
安いから問題があるとは限らない
高いから育てやすいわけでもない
値段は「出会いのきっかけ」、性格は「一生の暮らし」
📌 大切なのは“自分たちの生活に合うかどうか”
性格
健康状態
相性
生活リズムと合うか
この視点で選べると、
犬も人も、ずっと幸せに暮らすことができます。
🐾 最後に
子犬の値段は、
犬の未来や幸せを決めるものではありません。
値札ではなく、その子との生活を想像できるかどうか。
その視点を持てる飼い主さんが増えることが、
犬たちにとって、本当の“幸せの価格”になると思います。