皆様にはそんな経験がありますか?
私にはあります。
振り返るとゾッとするような経験...。
今から10数年前、職場の同僚でプライベートでも仲良しだったKちゃんとハワイに行った時の話です。
ちなみに彼女はものすご〜く旅慣れていて、ヨーロッパはもちろん、1人でも中東やアフリカにでも行ってしまうような子で、私とは北京、香港、ベトナムに続きハワイが4回目の海外旅行となりました。
現地でターゲット(スーパー)に買い物に行くことになり、行きはバスを乗り継いで到着。沢山買い物をして、いざホテルに戻ろうとした時にはもう夕方。
店員さんにアラモアナ方面のバス停を教えてもらい、ふたりで待つこと1時間...。いくらなんでも遅くない?
本当にバスが来るのか不安になり、再び店員さんに確認するためにバス停を離れた時に...、何気な〜く振り返ると「あー!!!!!!」乗りたかったバスがスーッと走り去っていきました。その日の最終のバスでした。
当時、まだスマホなんてものはなく、海外で使える携帯電話のレンタルもしておらず。
「私、タクシー代払うから、ターゲットでタクシー呼んでもらおう!」とKちゃんに提案しても、さすがに私だけに払わせることはできないと。でも、彼女は予定外のお金を使うことをものすごく渋るタイプなのです。
どうしたらいいの?
ここに居てもどうしようもない。ターゲットの駐車場で立ち尽くしていた時に、現地の男性2人組に声をかけられました。
事情を説明すると、「アラモアナショッピングセンターまで送っていくよ」と。
1人は100kgはありそうな、ものすごくガタイがいい人。
車はアメリカでは人気?のピックアップトラックでした。
「1人、前乗って!」と言われ、私がそのガタイのいい人の隣に。Kちゃんはもう1人の男性と荷台へ。
「さぁ、アラモアナへレッツゴー!」
すると、運転手の彼はバスが走り去った方面とは真逆にハンドルを切りました...。
嘘でしょ!?
もう、そこからは心臓がバクバクしながらも、拙い英語で必死にその彼のご機嫌取りをしました。そして、「なんか方向違う気がするけどな〜」と伝えても「合ってる、合ってる!」と。
ヒッチハイクとも違う、でも同乗させてもらってる、ん?なにこの状況、ナンパ?乗ってしまってからは、とにかくパニックでした。なんと浅はかな行動を...。何か起こったとしても誰の責任でもない、自分達のせい...。
20分程経ったでしょうか。
あれ?見慣れた景色が!アラモアナショッピングセンターが見えてきました。
そして、運転手の彼はきちんとそこの駐車場に車を停めてくれたのです。
はぁ……、着いた。
ドッと疲れました。
疑って本当にごめんなさい。でも、事件に繋がる可能性は十分にありましたよね…。若気の至り?いや、そこまでは若くもなかったな。
私はフードコートで何かお礼をしたいと彼らに伝えましたが、到着時、フードコートが既に閉店してしまっていたという…。
そしたらKちゃんは最高の笑顔で「Thank you 〜」と彼らに手を振り、私に小声で「行こっ!」と言いました。
ちなみにターゲットから逆方向に向かったのは、高速に乗るためだったようです。
あぁ、もう本当に生きた心地がしなかった20分でした。そんな私の気持ちとは裏腹に、Kちゃんは荷台でもう1人の彼と楽しく会話していたそうです。
チャンチャン。
最後までお読みくださりありがとうございました。
りこ