「ちょっとおなかに肉がついてきたから、そろそろジムに行って痩せなきゃヤバい!」
そう思っていても、休日になってもジムに行かず、ついスマホを見ながらゴロゴロしてしまうもの。
そんな自分に「ダメだって思ってても変われないんだよなぁ・・・」と自己嫌悪になっていませんか?
自分を責めるのはつらいですが、人間は本来サボりたがりな生き物なので、頑張れない時があっても仕方ないことなんです。
人は本来変化が嫌いなので、つい新しいことをやるよりも今のままがいいと考えてしまうものなんです。
ダイエットしようと思っても「今年の夏は海に行って水着を着る予定もないしな・・・」とか「仕事で毎日疲れてるし、のんびり過ごしていたほうが明日からの仕事に集中できるよね」など、やらない理由を考えてしまう癖があるものなんです。
もちろん個人差はありますが、周りから「あの人はストイックだよね」と言われるようなすごい人だって、常にサボろうとする自分と闘っているものですし、他人には見せていないだけでつい怠けてしまうことだってあります。
だからあなただけがサボり癖のあるダメな人だと自己嫌悪に陥る必要はないんです。
ですが、「このままでは何もできないダメ人間のままだ・・・」
と焦っている人もいるでしょう。そんな人のために、行動をとるためのちょっとしたコツを解説しておきます。
○5秒ルール
これは何かを始めようとする時に「5・4・3・2・1GO!」と数えてから始めるというテクニックです。
人は何か始めようと思っても5秒たつと脳がやらない理由を考えてしまう傾向があります。
なので、脳に言い訳を考える時間を与えないように、5秒以内に行動に着手すればいいというわけです。
たとえば、冬の寒い日に早起きしなきゃいけないのにいつまでもベッドから出られなかったりしますよね。
それなら、ベッドの中で「5・4・3・2・1GO!」と数えてからガバッと起き上がってみると、スムーズにベッドから出やすくなります。
残念ながら、やる気は自然には沸きづらいものです。一方で行動をすることによってやる気が出きやすくなるということも分かっています。
痩せたいと思ってランニングをやろうとしても、1時間走ろうとしたらやる気が出にくいものです。
ですが「5分だけえいいから走ってみよう」と思ってやってみると、「せっかくだからあと5分、10分」と続けられたりします。
人は誰でもサボりたがり。あなただけがダメな人間なんてこはない。