【2026年版】BASEとSTORESはどっち?制作者・マーケターが実務で感じた違いを比較

【2026年版】BASEとSTORESはどっち?制作者・マーケターが実務で感じた違いを比較

記事
ビジネス・マーケティング
私は仕事柄、BASEやSTORESを使ったオンラインストア開設のお手伝いをさせていただいているのですが、お打ち合わせの際によくご相談いただくのが、
「BASEにしようと思っていたけど、STORESの方がいいですか?」
「BASEとSTORES、どっちが使いやすいでしょう?」
というご質問です。
見た目や基本的な機能が似ていて、どちらも無料から始められるため、迷われるのも当然かと!

BASEとSTORESは、どちらも専門知識がなくても使いやすく、初めてオンラインストアを開設する方におすすめのサービスです。
ただ、実際に制作や運用のお手伝いをしていると、販売する商品や今後の事業展開によって、向いているサービスが異なることが分かります。
今回は、制作者とマーケター、両方の視点から、BASEとSTORESの違いを大きく8つにまとめました。

オンラインストアの開設を検討されている皆さんの参考になれば幸いです!
基本的には、無料から始められるフリープランを中心に比較しています。
一部、有料テーマや外部サービス、有料プランで利用できる機能についてもご紹介しますので、ご自身のショップに必要な機能を考えながら読んでみてくださいね!
※本記事は2026年8月時点の情報をもとにしています。
料金や機能は変更される可能性があるため、開設時には各サービスの公式サイトもご確認ください。

1.デザインにこだわるならBASE

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まずは、オンラインストアの見た目を決める「デザイン」から比較していきます!
無料で使えるテンプレートは、
・BASE:22種類
・STORES:48種類
となっています。
数だけを見ると、STORESの方が多いですね!

ただ、実際に制作してみると、無料テーマを使ったデザインの自由度はBASEの方が高いと感じます。
BASEには、画像・テキスト・ボタン・動画・ピックアップ商品・SNSバナーなど、トップページに追加できるデザインパーツが豊富にあります。
無料テーマでも、パーツの組み合わせや配置を工夫することで、ショップの雰囲気を大きく変えられます。
さらにBASEには、クリエイターが制作した有料テーマが80種類以上あります!
アパレル、食品、雑貨、コスメなど、販売する商品やブランドの雰囲気に合った、おしゃれなテーマを選べるのもBASEの魅力です。
ただし、有料テーマにはテーマごとの仕様や制限があります。
有料テーマを購入したからといって、すべてを自由に変更できるわけではありません。
また、おしゃれなテーマほど「写真が命」です!笑
商品写真が小さかったり、暗かったり、背景がバラバラだったりすると、せっかくのデザインを活かしきれないこともあります。
BASEでは「HTML編集 App」を使って、HTML・CSS・JavaScriptを編集することも可能です。
細かい部分までショップの世界観に合わせたい方や、制作者にカスタマイズを依頼したい方には嬉しい機能ですね!

STORESも、専門知識なしで整ったショップを作りやすいのですが、HTML・CSSによる編集には対応していません。
ということで、
・ブランドの世界観をしっかり表現したい
・レイアウトやパーツを細かく調整したい
・有料テーマを使いたい
・将来的にHTML・CSSでカスタマイズしたい
という方には、BASEがおすすめです!

2.販売手数料を抑えるならSTORES

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次は、やっぱり気になる販売手数料です!
無料プランのクレジットカード決済で比較すると、手数料は次のようになります。
BASE
・システム利用料:3%
・決済手数料:3.6%+40円
 合計:6.6%+40円
STORES
・決済手数料:5.5%

その差は、1注文ごとに「1.1%+40円」です。
例えば、5,000円の注文が入った場合の手数料は、
BASE:約370円
STORES:約275円
となり、1件あたり約95円の差が出ます。
1件だけなら、それほど大きな差に感じないかもしれません。
でも、毎月の注文数が増えてくると、この差が少しずつ積み重なっていきます。

月額料金をかけずにスモールスタートしたい方や、少しでも販売手数料を抑えたい方には、STORESがおすすめですね!
ただし、STORESでもPayPal・PayPay・Amazon Pay・楽天ペイなどは、フリープランの場合6.5%になります。
BASEも決済方法によって手数料が異なりますので、実際にどの決済方法を利用するお客様が多いかまで考えて比較しましょう。

3.無形サービスを販売するならSTORES

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もし、以下のような「無形サービス」と呼ばれるサービスを販売したい場合は、STORESがおすすめです!
・コンサルティング
・オンラインレッスン
・占い・カウンセリング
・セミナーやイベント
・各種体験サービス
BASEでも無形サービスの販売は可能ですが、BASEではサービスを提供したことを証明できる領収書・納品書・紙チケット・お礼状などの有形物を、追跡可能な方法で購入者へ送付する必要があります。
商品説明にも、何を送付するのか、どのような配送方法を使うのか、いつまでに届けるのかを記載しなければいけません。
BASEは、もともと有形商品を販売することに特化したサービスなので、購入者へ届くメールなども、基本的には商品を発送する前提で作られています。
販売はできますが、無形サービスを中心に扱うショップでは、少し使いにくさを感じるかもしれません。

一方、STORESは有形物を送付しなければいけないといったことがないので、ハードルがかなり下がります。また、STORESの無形サービスの中には、電子チケット機能があります。
紙のチケットを発送しなくても、オンライン上でチケットを発券し、使用時にはスマートフォン上で「もぎり」の処理ができるというもの。
日時を指定して予約してもらいたい場合は、STORES 予約と組み合わせることも可能です。
先払いで未来日のサービスを販売する場合は、有効期限を6か月未満に設定するなどの条件がありますが、無形サービスの販売はSTORESの方がスムーズだと思います。
私のお客様でも、コンサルティングや占い、レッスンなどを販売される方は、STORESを選ばれることが多いですね!

4.価格の違うバリエーションを販売するならSTORES

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同じ商品でも、内容量・サイズ・セット内容などによって価格が変わることがありますよね。
例えば、同じ商品のお試しセットでも、
Aセット:1,620円
Bセット:1,800円
Cセット:1,980円
というケースです。

STORESでは、1つの商品ページに複数のバリエーションを登録し、それぞれに異なる価格を設定できます。
商品一覧にも「1,620円〜1,980円」と価格帯が表示されるため、購入する側にも分かりやすいですね!

一方、BASEでは、商品の種類ごとに在庫数を設定することはできますが、通常のバリエーション機能で、それぞれに違う価格を設定することはできません。
BASEでは「商品オプション App」を使って、基本価格に追加料金を加える方法で近い形にすることはできますが、、
・商品ページの表示価格にオプション料金が反映されない
・オプションごとの在庫を設定できない
・「1,620円〜1,980円」のような価格帯表示にならない
といった違いがあります。
内容量やセット内容ごとに価格も在庫も分けて管理したい場合は、STORESの方が分かりやすくて便利です!

5.細かな送料設定が必要ならBASE

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物販をするときに、意外と難しいのが送料設定です!
商品数が少なく、すべて同じ配送方法で送れる場合は、BASE・STORESのどちらでも、それほど困ることはありません。

でも、
・購入個数によって配送方法が変わる
・商品の重量によって送料が変わる
・60サイズ・80サイズなど、梱包サイズが変わる
・常温・冷蔵・冷凍の商品がある
・ネコポス・宅配便などを購入者に選んでもらいたい
・商品によって配送不可地域が異なる
といった場合は、BASEがおすすめです。

BASEの「送料詳細設定 App」では、都道府県別・商品別・梱包サイズ別・個数別・重量別・温度帯別など、かなり細かな条件を設定できます。
複数の商品が一緒に購入された場合も、設定した個数や重量に合わせて送料を自動計算できます。
この送料設定の自由度は、BASEの大きな強みですね!

STORESでも、
・都道府県別送料
・商品ごとの送料
・送料無料設定
・複数購入時の送料計算
には対応しています。
ただし、購入個数や商品の合計重量に応じて、送料を自動で切り替えることはできません。
購入者自身に発送方法を選んでもらう機能もありません。
常温・冷蔵・冷凍の商品についても、商品ごとに発送方法を分けることはできますが、異なる温度帯の商品が同時購入された場合の送料計算には注意が必要です。

そのため、
・食品やお菓子を販売する
・常温商品と冷蔵・冷凍商品が混在する
・小型商品と大型商品がある
・購入数によって梱包サイズが変わる
・送料の過不足をできるだけ減らしたい
というショップには、BASEが向いています。

送料設定は、設定を間違えるとショップ側が送料を負担することもあります。
商品単体だけでなく、「この商品とこの商品が一緒に購入されたらどうなる?」というところまで考えて設定してくださいね!

6.SNS・外部サービス連携の幅ならBASE

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オンラインストアは、作っただけではなかなか見つけてもらえません。
Instagram・TikTok・YouTube・Google・LINEなど、普段お客様が見ている場所から、商品ページへ誘導することが大切です!
Instagram販売、Googleショッピング、note連携、LINEとの「おみせコネクト」は、BASE・STORESの両方が対応しています。
違いが出るのは、TikTokとYouTubeです。

BASEには、
・TikTok Shop連携
・TikTok商品連携・広告
・YouTube & Google連携
・Instagram販売・広告
・noteストア
・おみせコネクト
などの公式Appsがあります。

TikTok Shopでは、BASEの商品情報や在庫をTikTok Shopと連携できます。
YouTubeショッピングにも対応しているため、動画やライブ配信から商品ページへつなげることも可能です。

STORESも、2026年7月から外部アプリ「CoreLink for TikTok Shop」を利用して、TikTok Shopの商品・在庫連携ができるようになりました。
ただし、STORESの標準機能だけで完結するものではなく、外部アプリの導入が必要です。

また、BASEの「TikTok商品連携・広告」と同じ広告機能ではありません。
Instagram・Google・LINEを中心に活用するなら、どちらでも対応可能です。
TikTokやYouTubeまで使って、動画から商品の購入につなげたい方は、BASEの方が選択肢が多いですね!

7.多様な販売方法を試すならBASE

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8.実店舗とオンラインストアを一元管

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実店舗とオンラインストアを継続的に運営する場合は、STORESがおすすめです!
STORESには、ネットショップ以外にも、
・STORES レジ
・STORES 決済
・STORES 予約
・STORES モバイルオーダー
・データ分析
など、お店の運営に必要なサービスがまとめて用意されています。
STORES レジとネットショップを連携すると、実店舗とオンラインストアの商品情報・在庫・売上・注文情報などをまとめて管理できます。
実店舗で商品が売れたときにオンラインストアの在庫にも反映されるため、在庫数以上に販売してしまう「売り越し」も防ぎやすくなります。
ただし、POSレジとネットショップの在庫連携には、基本的にスタンダードプランなどの有料契約が必要です。
便利な分、必要なサービスを増やしていくと、運用費が高くなりやすい点には注意しましょう。
BASEもSquareやスマレジと連携できるため、実店舗との在庫連携ができないわけではありません。
フェス・マルシェ・イベントなどに単発で出店する場合は、BASE+Squareでも十分便利です。
選び方の目安としては、
・フェスやマルシェへの単発出店ならBASE+Square
・実店舗とECを継続的に一元管理するならSTORES
・予約・サービス・物販をまとめて管理するならSTORES
・すでにSquareやスマレジを利用しているならBASEも候補
というイメージです。
実店舗がある方は、オンラインストアだけの手数料ではなく、レジ・決済・予約・在庫管理を含めた全体の運用費で比較してくださいね!

まとめ

いかがでしたか?
BASEとSTORESは、どちらも無料から始められて、初めてオンラインストアを開設する方にも使いやすいサービスです。
今回の比較をまとめると、次のようになります。
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デザインや送料設定、SNSとの連携を重視するならBASE。
無形サービス、バリエーション価格、手数料、実店舗連携を重視するならSTORESがおすすめです。

そして、オンラインストアを選ぶときは、今販売する商品だけで決めないことも大切です。
「今は物販だけど、将来はレッスンも販売したい」
「今はネット販売だけど、いずれ実店舗も持ちたい」
「今後はTikTokやYouTubeも活用したい」
など、これからの事業展開まで考えて選ぶと、後からショップを作り直すリスクを減らせます。
ご自身の商品やサービスに合ったオンラインストアを選んでくださいね!
BASEとSTORES、どちらを選べばいいか迷っている方へ
オンラインストアは、デザインを整えるだけでは、なかなか売上につながりません。
・商品の見せ方
・カテゴリ構成
・商品説明
・送料設定
・決済方法
・InstagramやLINEからの販売導線
・購入後のリピート施策
まで含めて考えることが大切です。

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