当たり前の日常は、当たり前じゃない。

当たり前の日常は、当たり前じゃない。

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コラム


7月28日に発生した熊本地震のニュースを見て、胸が締めつけられる思いになりました。

被害に遭われた皆さま、そしてこの暑さの中、
不安な時間を過ごされている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
また亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたします。


私も15年前、東日本大震災で被災しました。

津波で家は全壊し、大切な家族や友人も亡くしました。
ライフラインが完全に戻ったのは震災から3ヶ月後の6月でした。

あの日まで、「いつもの日常」が突然なくなるなんて、
考えたこともありませんでした。

地震が起きた瞬間から、世界は一変しました。
地震が収まったと思ったら10メートルを超える大津波警報。
そんな津波を経験した事のない私達は、どうしたらいいか
パニックになっていました。

ライフラインが寸断され、何の情報も分からない、家族と連絡も取れない
不安な日々が続きました。

当たり前に帰る家があること。

家族と食卓を囲めること。

「おかえり」「ただいま」と言い合えること。

それがどれほど幸せなことだったのかを、震災は教えてくれました。

だから今回の熊本地震の映像を見るたびに、当時の記憶がよみがえります。

今、不安の中で過ごしている方もたくさんいらっしゃると思います。

「明日はどうなるんだろう。」

「また揺れるんじゃないか。」

「これからどうなるのだろう」

その気持ちは、とてもよく分かります。

だからこそ、今は無理に前を向こうとしなくてもいいと私は思います。

まずは、自分の命を守ること。

そして、大切な人と一緒にいられることを最優先にしてほしいと思います。

私も震災を経験したからこそ、今日という一日がどれほど尊いものなのかを忘れないようにしています。

当たり前の日常は、決して当たり前ではありません。

だから今日、大切な人に「ありがとう」と伝えたり、

一緒にご飯を食べたり、

笑い合えたりする時間を、大切にしたいと思います。

被災された皆さまが、一日でも早く安心して過ごせる日常を取り戻せることを、心から願っています。

私も熊本の皆様に出来る事を微力ながらさせて頂こうと思っております。

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