💬「お会いしてみたんですけど、なんか違うんですよね。悪い人ではないんです。でも、結婚するならもっと自分に合う人がいる気がして…。だから、今回もお断りしようと思っています」
婚活をしていると、こういう判断をすることってありますよね。もちろん、本当に合わない相手なら、無理して関係を続ける必要はありません。
ただ、「なんか違う」という感覚だけで毎回早く答えを出していると、気づかないうちに婚活が長引いてしまうことがあります。今回は、その理由についてお話しします。
第一章:「なんか違う」は、必ずしも「合わない」ではない
婚活では、初対面の印象を大切にしますよね。話しやすい、楽しい、価値観が合いそう。逆に、会話が少し噛み合わない、思っていたよりタイプではない、なんとなくテンションが合わない。
こうした感覚から、「この人は違う」と判断することもあると思います。
もちろん、第一印象は大切です。会った瞬間から強い違和感があるなら、その感覚を無視する必要はありません。
ただ、ここで知っておいてほしいのが、「違和感」と「慣れていないだけ」は、意外と似ているということです。
例えば、今まで自分が付き合ってきた人とは全然違うタイプの相手だった場合、最初は「なんか合わない」と感じるかもしれません。でも、それは本当に相性が悪いのではなく、単純に自分がそのタイプに慣れていないだけということもあります。
逆に、今まで好きになりやすかったタイプだからといって、結婚相手として合うとは限りません。
「なんか違う」と感じた瞬間に答えを出すのではなく、「何が違うと感じたんだろう」と一度考えてみる。その違和感を言葉にできるかどうかが、婚活では意外と大切なんです。
「話が合わない」のか、「話すテンポが違う」のか。「価値観が違う」のか、「まだ相手の考えを知らないだけ」なのか。
ここを一緒にしてしまうと、まだ判断できない相手まで、どんどん候補から外してしまうことになります。
婚活では、相手を見極めることも大切です。でも、早く見切ることが、必ずしも正しいわけではないんですよね。
第二章:減点方式で相手を見ると、誰と会っても「違う」になる
「この人は違う」と判断することが増えてきたら、一度、自分が相手をどう見ているかを振り返ってみてください。婚活では、どうしても相手の欠点が目につきます。
服装が少し好みじゃない。会話が盛り上がらなかった。食事の仕方が気になった。プロフィールに書いてあった趣味と違った。
一つ気になるところが見つかると、「やっぱり違うな」と思ってしまう。もちろん、気になることを無理に受け入れる必要はありません。
ただ、相手を見るたびに「減点できるところ」を探していると、当然ですが、どんな人でも最後には点数が下がっていきます。完璧な人なんていませんからね。
そして厄介なのが、減点方式で見ていると、相手の良いところが見えにくくなることです。
「ここはダメだった」という部分は覚えているのに、「こんなことをしてくれた」「こんな話は楽しかった」という部分は、あまり残らない。
相手の欠点を探すことばかりに慣れてしまうと、誰と会っても「何かが足りない」という結論になってしまいます。結婚相手探しでは、欠点がない人より「この人の良さは何だろう」と見られることも大切です。
もちろん、嫌なことを我慢する必要はありません。ただ、「これは絶対に無理」ということと、「ちょっと気になる」ということは分けて考えてみてほしいんです。
例えば、結婚生活に大きく関わる価値観なら、慎重に考える必要があります。でも、話し方や服装など、一度会っただけでは分からない部分なら、もう少し見てから判断してもいいかもしれません。
「違う」と思ったときこそ、「本当に無理なのか、それともまだよく知らないだけなのか」と考えてみる。この一呼吸があるだけでも、婚活の選択肢は変わってくると思います。
第三章:すぐに決めるより、「もう一度知る」という選択肢を持つ
婚活では、「この人と結婚したい」と思える相手を早く見つけたいですよね。だからこそ、会った瞬間から相手を判断してしまいます。でも、結婚相手って、1回会っただけですべて分かるものではありません。
初対面では緊張していたかもしれない。相手も自分も、普段とは違う話し方をしていたかもしれない。まだ聞いていない話がたくさんあるかもしれない。
だから、「嫌ではなかったけど、特別よくもなかった」という相手なら、もう一度会ってみるという選択肢を持ってもいいと思います。
もちろん、明らかに価値観が合わない、相手の態度に大きな問題がある、会うこと自体が苦痛。そういう場合は、無理に続ける必要はありません。
大切なのは、「違和感があるから即終了」という一つの判断だけにしないことです。
婚活では、「好きになれるか」だけでなく、「もう少し知ってみたいか」という視点を持つことも大切です。最初は普通だった相手が、何度か会ううちに「意外といいかも」に変わることはあります。
そして、もう一度会うことは、相手との結婚を決めることではありません。
「もう少し知ってみる」というだけです。
ここを重く考えすぎなくていいんです。
「2回目に会ったら断りにくくなる」と考える人もいますが、そんなことはありません。会ってみて、やっぱり違うと思えば、その時点でお断りすればいい。
むしろ一度だけの印象で終わらせず、少し相手を知ってから判断したほうが、自分自身も納得しやすいと思います。
婚活が長引いている人ほど、「選ぶ力」だけではなく、「待って見る力」も必要なのかもしれません。
早く答えを出すことが、いつも正解とは限りませんからね。
まとめ
婚活で「この人は違う」と感じること自体は悪いことではありません。ただ、その違和感が本当に相性の問題なのか、まだ相手を知らないだけなのかは、一度考えてみてほしいんです。
欠点ばかりを探せば、誰と会っても足りないところが見えてきます。嫌ではない相手なら、もう一度会ってから判断する。そんな選択肢も持っておくと、出会いの見え方が変わってくると思います。