💬「そんなに高望みしているつもりはないんです。普通に誠実で、普通に安定していて、普通に一緒にいて楽な人でいいんですが。でもその『普通』がなかなかいなくて、自分の感覚がおかしいのかなって思い始めています」
この「自分の感覚がおかしいのかな」という言葉、すごくよく分かるんですよね。
「普通の人でいい」という言葉、婚活の相談でとても多く聞くんです。でも実は、この「普通」がとても難しい。
今回はその正体について、正直にお話していきたいと思います。
第一章:「普通」は、人によってまったく違う
「普通の人でいい」という言葉を聞くとき、その「普通」の中身を少し丁寧に見てみると、実はとても高いハードルが隠れていることがほとんどなんですよね。
まず整理してほしいのが、「普通」という言葉が指しているものは、人によってまったく違うということです。ある人の「普通」は年収400万円以上で、別の人の「普通」は600万円以上だったりします。
「普通に安定した仕事」と言っても、正社員であれば普通と感じる人もいれば、大手企業勤めを普通と感じる人もいる。「普通に優しい人」という基準も、その人がこれまでに出会ってきた人たちとの比較から作られているものなんですよね。
つまり、「普通の人でいい」という言葉の裏側には、その人がこれまでの経験や環境の中で作り上げてきた「基準」が隠れているんです。
その基準が、婚活市場全体の中でどのくらいの位置にあるのかを、一度客観的に見てみることが大切なのではないでしょうか。
婚活のリアルで感じるのは、「普通の人でいい」と言っている方ほど、その普通の基準が思っている以上に高いところにあることが多いということです。
これは責めているのではなく、自分の「普通」の定義を知ることが、婚活の第一歩になるということをお伝えしたいんですよね。
「普通の人でいい」という言葉の裏には、その人が経験の中で作り上げてきた基準が隠れています。その基準が婚活市場の中でどの位置にあるかを知ることが、婚活を前に進める大切な視点になります。
自分の「普通」の定義を言葉にしてみると、意外な発見があることがあります。書き出してみると、「これは普通ではなく、かなり高い基準だったな」と気づけることがあるんですよね。
第二章:「普通の人」がなかなかいない、本当の理由
「普通の人でいい」と思っているのに出会えない。この状態には、いくつかの理由があります。
まず知っておいてほしいのが、婚活市場における「普通の男性」の現実です。誠実で、経済的に安定していて、一緒にいて楽な人。
これを満たしている男性は、確かに存在します。ただ、そういった男性がみんな婚活市場に出てきているかというと、そうではないんですよね。
誠実で安定した男性は、職場や友人関係などで自然な出会いから結婚していることも多く、婚活市場に出てくるタイミングが限られていることがあります。
つまり、出会いの場の選び方によって、「普通の男性」に出会いやすくなるかどうかが変わってくるということなんです。
もうひとつ起きやすいのが、「普通の男性」に会えているのに、気づいていないケースです。誠実で安定していて一緒にいて楽な人は、最初の印象が地味に感じられることがあります。
派手なアピールをしない、積極的に口説いてくるわけでもない、会話が特別に盛り上がるわけでもない。でも会い続ける中で、じわじわと良さが見えてくるタイプの人が、実は「普通の良い人」であることが多いんですよね。
「普通の男性」はいないのではなく、出会いの場の選び方と、最初の印象だけで判断してしまっていることが、出会えていない本当の理由であることがほとんどです。
婚活のリアルで、「地味だと思っていた人が、会い続けるうちに一番良かった」という話を、本当にたくさん聞いてきました。最初の印象と、実際に付き合ってみた印象は、大きく違うことがあるんですよね。
第三章:「普通の人」と出会うために、何を変えるか
では、「普通の人でいい」という気持ちを大切にしながら、実際に出会えるようにするためには、何を変えればいいのでしょうか。
まず試してほしいのが、自分の「普通」の定義を一度書き出してみることです。誠実、安定、一緒にいて楽。この言葉をさらに具体的にしてみてほしいんです。
誠実とは具体的にどんな行動を指しているのか、安定とは年収いくら以上を指しているのか、一緒にいて楽とはどんな状態のことなのか。具体的にすることで、自分の「普通」の基準が明確に見えてきます。
そして、その基準を「絶対に外せないもの」と「あれば嬉しいもの」に分けてみてほしいんです。
全部が絶対条件になっていると、出会える相手が極端に絞られてしまいます。絶対に外せないものだけに絞ることで、出会いの幅が自然と広がっていくことがあります。
自分の「普通」を具体的に言葉にして、「絶対条件」と「あれば嬉しい条件」に分けることが、普通の人と出会うための、最も現実的な第一歩になります。
また、出会いの場を見直すことも大切です。誠実で安定した男性が集まりやすい環境として、結婚相談所は特に有効だと感じています。
入会時に身分証明や収入証明が必要な仕組みがあるため、ある程度の信頼性が担保されているんですよね。「普通の人でいい」という気持ちを持った方に、結婚相談所が向いているケースが多いのは、こうした理由があります。
婚活のリアルで、「普通の人でいい」と言っていた方が、条件の整理と出会いの場の見直しをしたことで、自分が求めていた「普通の人」に出会えたというケースをたくさん見てきました。長年婚活を見てきて、本当にそう感じています。
まとめ
「普通の人でいい」という言葉の中には、その人独自の基準が隠れています。その基準を一度言葉にして、絶対条件とあれば嬉しい条件に分けてみてください。
普通の人がいないのではなく、出会いの場と最初の印象の判断が、縁を見落とさせてしまっていることがほとんどです。自分の「普通」を整理することが、婚活を変える入り口になるのではないでしょうか。