💬「カウンセラーから『少し相手に求めすぎかもしれません』と言われて。自分では高望みしているつもりはないんですが、そう見えているのかと思うと、どこを変えればいいのか分からなくて」
この「どこを変えればいいのか分からない」という感覚、すごくリアルだと思います。
「求めすぎ」と言われたとき、責められているように感じてしまうことがあるんですよね。
でも、この言葉を正面から受け取ることで、婚活の軸を整理するきっかけになることがあります。今回は、その話をしていきたいと思います。
第一章:「求めすぎ」と言われるとき、何が起きているのか
「相手に求めすぎ」と言われるとき、その言葉の中身はひとつじゃないことが多いんですよね。何を指して「求めすぎ」なのかによって、向き合い方がまったく変わってきます。
まず多いのが、条件の設定が婚活市場の現実と合っていないケースです。年収、身長、職業、年齢。こうした条件が、出会える相手の母数を極端に絞ってしまっている状態です。
高望みしているつもりはなくても、複数の条件が重なることで、現実的に出会える人が非常に少なくなってしまっていることがあります。
これは、個々の条件の問題ではなく、条件が組み合わさったときの問題であることが多いんですよね。
次に多いのが、条件ではなく「相手への期待値」が高いケースです。連絡の頻度、デートの計画の立て方、気遣いの仕方、会話のレベル。こうした部分への期待が高くなっていて、少しでもズレると「なんか違う」と感じてしまう状態です。これは条件ではないだけに、自分では気づきにくいことが多いんです。
「求めすぎ」と言われるとき、条件の問題なのか、相手への期待値の問題なのかを分けて考えることが、何を見直すべきかを知るための最初の整理になります。
「求めすぎ」という言葉を受け取ったとき、すぐに「じゃあ諦めよう」とはならなくていいと思っています。ただ、何を求めているのかを一度言葉にしてみることは、婚活を前に進めるために大切なことなんですよね。
第二章:自分の「求めすぎ」を、正直に見てみる
「求めすぎ」と言われたとき、反発したくなる気持ちはすごく分かります。でも、少し立ち止まって、自分が何を求めているのかを正直に見てみることが、この先の婚活を変えることがあります。
まずやってみてほしいのが、自分の希望条件を全部書き出してみることです。年収、職業、身長、年齢、容姿、性格、価値観、生活スタイル。
頭の中にある希望を、全部書き出してみると、思っていたより多くの条件があることに気づけることがあります。
その上で、「この条件がなければ絶対に結婚できない」と感じるものと、「あれば嬉しいけどなくても大丈夫」なものに分けてみてほしいんです。
全部が前者になっていると、出会える相手が極端に少なくなっていることが多い。後者に分類できるものが増えると、出会いの幅が自然と広がっていきます。
ただ、ここで「条件を下げなければいけない」と思う必要はないです。条件を整理することと、条件を下げることは違いますから。自分が本当に大切にしているものが明確になることで、逆に軸がしっかりする感覚があると思っています。
「求めすぎ」を正直に見るためには、希望条件を全部書き出した上で、絶対条件とあれば嬉しい条件に分けてみることが、現実的な整理の方法になります。
婚活のカウンセラーとして感じるのは、「求めすぎ」と言われてしまう方ほど、実は自分が本当に大切にしていることが整理できていないケースが多いということです。整理できると、不思議と条件への執着が少し和らいでいくことがあるんですよね。
第三章:「求めすぎ」と向き合いながら、婚活を前に進めるために
「求めすぎ」という言葉を受け取った上で、婚活を前に進めるために、意識してほしいことがあります。
まず大切にしてほしいのが、条件より「一緒にいるときの感覚」を判断の軸に加えてみることです。
年収や職業という外側の条件より、一緒にいて居心地がいいか、話していて疲れないか、自然体でいられるかという内側の感覚の方が、長い結婚生活においてずっと大切になってくることがほとんどです。
条件を整理しながら、この感覚も判断材料に入れてみてほしいんですよね。
次に意識してほしいのが、「一度だけ、条件を外した相手と会ってみる」という経験をしてみることです。
条件を外してみた相手と実際に会ってみると、思っていたより全然印象が違ったということがあります。プロフィール上では引っかかっていたけど、会ってみたら話が弾んだ、居心地が良かった。こういった経験が、条件への見方を変えてくれることがあるんですよね。
「一緒にいるときの感覚」を判断軸に加えることと、一度だけ条件を外した相手と会ってみることが、「求めすぎ」の壁を越えるための、現実的なアプローチになります。
「求めすぎ」と言われることは、確かに傷つく言葉ではあります。でも、その言葉をきっかけに自分の婚活の軸を整理できた方が、その後に良い縁をつかんでいくケースを、本当に多く見てきました。長年婚活を見てきて、本当にそう感じています。
まとめ
「相手に求めすぎ」と言われたとき、すぐに諦める必要はありません。ただ、何を求めているのかを正直に言葉にして、絶対条件とあれば嬉しい条件に分けてみることは、婚活を前に進めるための大切な整理になります。
条件より一緒にいるときの感覚を判断軸に加えてみてください。その視点のシフトが、婚活の見え方を変えていくことがあります。