💬「お見合いでは悪くなかったと思うんです。でも、仮交際に進んでも、なぜか2回目のデートにつながらなくて…。自分では普通に接しているつもりなので、何を直したらいいのか分からないんです」
婚活相談では、こういう悩みをよく聞きます。実は、お見合いや仮交際で大切なのは、「好かれるために何をするか」だけではありません。
相手に「もう一度会いたい」と思ってもらえる人には、いくつか共通する部分があるんです。今回は、その中でも特に見落としやすいポイントをお話しします。
第一章:お見合いで「自分を知ってもらう」ことに集中しすぎない
お見合いになると、「自分のことをちゃんと伝えなければ」と考える人がいます。
仕事のこと、趣味のこと、休日の過ごし方、結婚後の希望など、聞かれたことに丁寧に答える。これはもちろん悪いことではありません。
ただ、真面目に婚活している人ほど、ここで少し頑張りすぎることがあるんですよね。
相手から質問されたらしっかり答える。でも、その答えが長くなってしまったり、自分の話を終えたところで「次は何を話そう」と考えてしまったりする。
そうすると、会話は成立しているのに、なぜか距離が縮まらないということが起きます。
お見合いは面接ではありませんから、自分の情報を全部伝える必要はないんです。
むしろ、「この人ともう少し話してみたい」と思ってもらえるくらいの余白があった方がいい場合もあります。
例えば、趣味について聞かれたときに、「休日は映画を見ることが多いです」で終わるのではなく、「最近ちょっとハマっている映画があって…」と話せば、相手も質問しやすくなりますよね。
そして、相手が何か話してくれたら、今度はそこに興味を持ってみる。
「それってどんなところが好きなんですか?」と聞いてみるだけでも、単なる情報交換から会話に変わっていきます。
お見合いで大切なのは、自分を完璧にアピールすることではありません。「この人と話していると自然に会話が続くな」と相手に感じてもらうことです。自分を知ってもらうことと、相手を知ろうとすること。このバランスが大切なんですよね。
そして、もう一つ意識してほしいのが、相手の話を覚えておくことです。
次に会ったとき、「前に〇〇が好きって言ってましたよね」と言われると、相手は意外と嬉しいものです。
「ちゃんと話を聞いてくれていたんだ」と感じるからです。
お見合いで好印象を残すというと、話し方や笑顔ばかり考えてしまいますが、実はこういう小さな部分の方が相手の記憶に残ることもあります。
第二章:仮交際では「好かれること」より「安心してもらうこと」
仮交際に進むと、今度は「次も選んでもらいたい」という気持ちが強くなります。当然ですよね。
せっかく仮交際まで進んだのだから、ここから真剣交際につなげたい。そう思うのは普通です。
ただ、この気持ちが強くなりすぎると、相手に良く思われようとして、少しずつ無理をするようになることがあります。
相手の意見に全部合わせる。嫌なことでも「大丈夫です」と言う。自分のことをあまり話さない。
これでは相手も、「この人は本当はどう思っているんだろう」と分からなくなってしまいます。
婚活では、相手に合わせることが優しさだと思われがちですが、何でも合わせればいいわけではありません。
例えば、お店を決めるときに「どこでも大丈夫です」と言い続けるより、「僕はこういうお店が好きです。〇〇さんはどうですか?」と自分の意見を出した方が、相手も合わせやすくなります。
仮交際は、お互いが少しずつ自分を出していく期間なんです。
だからこそ、「嫌われないようにする」より、「自分のことも知ってもらう」という意識を持ってほしいと思います。
仮交際で相手が求めているのは、完璧な人ではありません。「この人なら自然体でいられそう」「自分の話をちゃんと聞いてくれる」と感じられる安心感なんです。好かれようと頑張りすぎるより、少しずつ本当の自分を見せていく方が、関係は深まりやすいですよ。
そして、デートの回数をただ増やせばいいわけでもありません。
1回目より2回目、2回目より3回目と、少しずつ相手への理解が深まっているかが大切です。
前回聞いた話を覚えていたり、相手が話していたことをきっかけに会話を広げたりするだけでも、「ちゃんと自分を見てくれている」という感覚につながります。
仮交際では、何か特別なことをしなければいけないと思わなくていいんです。
むしろ、無理に楽しませようとするより、「この人といると落ち着く」と思ってもらえる方が、結婚を考える相手としては大きな意味を持つことがあります。
第三章:「また会いたい」は、特別なことをしたから生まれるわけではない
「また会いたいと思ってもらうには、何をすればいいですか?」と聞かれることがあります。
でも、僕は「これをすれば必ずまた会いたいと思われます」という方法はないと思っています。
人によって心地いい距離感も違いますし、会話のテンポも違いますからね。
ただ、一つ言えるのは、相手に「もっと知りたい」と思ってもらえる関係を作ることです。
お見合いで全部を話し切ってしまう必要はありません。仮交際でも、最初から結婚についてすべて答えを出そうとしなくていい。
少し話して、少し知って、また次に会って、さらに知っていく。この積み重ねが、関係を育てていくんです。
だから、デートのあとに「今日はちゃんとアピールできたかな」と振り返るだけではなく、「相手のことを前より少し知ることができたかな」と考えてみてください。
この視点に変えるだけでも、相手への接し方が変わってくると思います。
「また会いたい」と思われる人は、相手を楽しませることばかり考えている人ではありません。一緒にいると安心できて、もっと話してみたいと思える人なんです。お見合いから仮交際では、焦って結果を出すより、「もう少しこの人を知ってみたい」と思える時間を二人で作ることが大切なんですよね。
そして、自分自身も相手を見てください。
「この人に選ばれたい」だけではなく、「自分もこの人ともう一度会いたいのか」を考えてみる。
ここを忘れてしまうと、婚活が相手から評価されるだけの時間になってしまいます。本来は、お互いが相手を知っていく時間なんです。
お見合いでは好印象だったのに、仮交際になるとなぜか続かない。そういう場合は、もっと頑張る必要があるのではなく、会話の仕方や距離の縮め方を少し変えるだけで流れが変わることがあります。
婚活では、この「ちょっとした違い」に気づけるかどうかが、意外と大きいんですよ。
まとめ
お見合いから仮交際につなげるために大切なのは、完璧に自分をアピールすることではありません。
相手に興味を持ち、安心して話せる時間を作りながら、少しずつお互いを知っていくことです。
「選ばれなければ」と頑張りすぎず、自分も相手を知るという視点を持ってみてください。そこから関係が変わることがあります。