気づくと奥歯を噛みしめている人へ|肩こり・首こりは口元の力みともつながっています

気づくと奥歯を噛みしめている人へ|肩こり・首こりは口元の力みともつながっています

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美容・ファッション
仕事に集中している時。
スマホを見ている時。
家事をしている時。
人と話したあと。
寝る前に考えごとをしている時。

ふと気づくと、奥歯を噛みしめている。

あごに力が入っている。
舌が上あごに強く押しついている。
口元が固まっている。
こめかみが重い。
首の後ろまで張っている。

そんなことはありませんか?

肩こりや首こりがあると、肩や首だけに原因があるように感じます。

でも実際には、口元やあごの力みが、首や肩の緊張と一緒に起きていることがあります。

強く揉んでもまた戻る時は、
肩だけではなく、奥歯やあごまで身体が守りに入っていないか見てみることも大切です。

噛みしめは、気づかないうちに起きている

食事中ではないのに、上下の歯が触れている。

集中していると、あごに力が入る。
緊張すると、奥歯を強く噛む。
我慢している時、口元が固くなる。

こうした噛みしめは、無意識に起きることがあります。

本人は普通に過ごしているつもりでも、身体の中では、

「気を抜かないようにしよう」
「失敗しないようにしよう」
「まだ頑張ろう」
「今は耐えよう」

という反応が続いているのかもしれません。

その時、身体は肩を上げるだけではなく、口元にも力を入れます。

奥歯を噛む。
舌を固める。
あごを動かさない。
首の前後を緊張させる。

それが続くと、肩や首まで休みにくくなります。

あごだけの問題ではないかもしれない

噛みしめがあると、

「あごが悪いのかな」
「歯並びの問題かな」
「寝ている間の癖かな」

と考えることがあります。

もちろん、歯やあごの状態については歯科での確認が必要な場合もあります。

ただ、日中の噛みしめは、あごだけで起きているとは限りません。

肩が上がっている。
呼吸が浅い。
胸が固まっている。
首が前に出ている。
目の奥まで力が入っている。

こうした身体全体の緊張の一部として、奥歯の噛みしめが出ていることがあります。

つまり、あごだけをゆるめようとしても、身体全体がまだ守っていれば、また噛みしめやすくなることがあるんです。

「噛まないようにしよう」と頑張りすぎなくていい

噛みしめに気づくと、

「歯を離さなきゃ」
「あごの力を抜かなきゃ」
「舌を正しい位置にしなきゃ」

と意識する人もいると思います。

気づくこと自体は大切です。

でも、ずっと意識して直そうとすると、今度は口元を監視し続けることになります。

力を抜こうとして、さらに力が入る。
歯を離そうとして、あごが疲れる。
正しくしようとして、首まで固まる。

そんなこともあります。

だから、噛みしめに気づいた時は、無理に口元だけを変えようとしなくて大丈夫です。

まずは、

「今、奥歯を噛んでいた」
「今、身体が守ろうとしていた」

と気づく。

そこから、身体全体が少し安心できる入口を作ります。

肩と首が力むと、口元も固まりやすい

緊張している時の身体を思い浮かべてみてください。

肩が上がる。
首がすくむ。
胸が閉じる。
呼吸が止まりやすい。
口元が固まる。

これらは別々に起きているようで、同じ守りの反応として出ていることがあります。

特に、パソコンやスマホに集中している時は、身体が前へ固まりやすくなります。

画面を見る。
目に力が入る。
あごが前へ出る。
奥歯を噛む。
首の後ろが張る。
肩が上がる。

この流れが何時間も続けば、肩や首が重くなるのは自然です。

だから、肩こり・首こりを見る時は、肩だけではなく、

奥歯は触れていないか。
あごに力が入っていないか。
舌が固まっていないか。
目の奥まで緊張していないか。

そこまで一緒に観察してみます。

口元を直接揉む前に、首を支える

あごが疲れている時、あごの周りを強く揉みたくなることがあります。

それで楽になる場合もあります。

でも、身体が強く緊張している時に痛い場所を押すと、さらに守りに入ることもあります。

そんな時は、まず首のつけ根を支えます。

やり方
あお向けになるか、背もたれに身体を預けます
両手を後頭部の下、首のつけ根に添えます
指で強く押さず、頭の重さを少し受けます
あごを引こうとせず、そのまま20〜30秒待ちます
奥歯、舌、目の奥の力を観察します

首に、

「全部を自分で支えなくていい」

と伝えるようなイメージです。

奥歯が少し離れる。
舌の力が少し抜ける。
吐く息が少し長くなる。

そんな小さな変化があれば十分です。

肩に手を置いて、噛みしめを観察する

もう一つは、肩の上に手を置く方法です。

やり方
右手を左肩の上に置きます
肩をつかまず、手の重さだけを乗せます
肩を下げようとせず、そのまま待ちます
10〜20秒たったら、奥歯の状態を確認します
反対側も同じように行います

肩に手を置いた時、あごの力まで少し変わることがあります。

それは、口元と肩が別々ではなく、身体全体で一緒に緊張していたからかもしれません。

肩を無理に下げる必要はありません。

ただ、肩が支えられる場所を作る。

その結果として、あごも少し休めることがあります。

呼吸を変えずに、口元の力を見る

噛みしめている時は、呼吸も浅くなっていることがあります。

そんな時に深呼吸を頑張ると、肩がさらに上がる人もいます。

まずは、片手を胸に、もう片方をお腹に置きます。

呼吸を変えずに、

吸う時に肩が上がるか。
吐く時に奥歯が少し離れるか。
舌が固まっているか。
あごが動かず固定されているか。

ただ観察します。

正しい呼吸にしなくて大丈夫です。

「今はこういう呼吸なんだな」
「身体がまだ守っているんだな」

と気づくだけでも構いません。

少し余裕があれば、吐く息だけを少し長くします。

苦しくならない範囲で3回ほど行えば十分です。

寝る前3分の噛みしめセルフケア

寝る前に行うなら、次の順番がおすすめです。

1分目:首のつけ根を支える

頭の重さを両手で少し受けます。

奥歯を離そうとせず、今どのくらい噛んでいるかを観察します。

2分目:肩の上に手を置く

肩を下げず、手の重さだけを感じます。

肩と一緒に、あごや舌の力がどう変わるか見てみます。

3分目:胸とお腹に手を置く

今の呼吸を感じます。

最後に吐く息だけ少し長くして終わります。

噛みしめが完全になくならなくても大丈夫です。

「噛んでいることに気づけた」
「少しだけ口元がゆるんだ」

それだけでも入口になります。

戻っても失敗ではない

一度あごの力が抜けても、仕事や家事に戻れば、また噛みしめることがあります。

それは失敗ではありません。

身体がまた、いつもの守り方に戻っただけかもしれません。

大切なのは、一度も噛みしめないことではありません。

噛みしめていることに気づき、
また首を支える。
肩に手を置く。
呼吸を感じる。

そのたびに、戻れる入口を置くことです。

身体は、繰り返した反応を少しずつ覚えていきます。

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注意点

この内容は医療行為・治療行為ではありません。
身体を落ち着かせるためのセルフケアです。

あごの強い痛み、口が開きにくい、あごが外れそうな感覚、歯の痛み、強い頭痛、しびれ、めまい、吐き気などがある場合は、セルフケアだけで対応せず、歯科や医療機関へ相談してください。

セルフケア中に症状や違和感が強くなった場合も、すぐに中止してください。

最後に

気づくと奥歯を噛みしめている。

それは、単なる悪い癖ではなく、身体がずっと守っているサインかもしれません。

噛まないように頑張る前に、
首を支える。
肩に手を置く。
呼吸を感じる。

口元だけを変えようとするのではなく、身体全体が安心できる入口を作る。

まずは寝る前3分から始めてみてください。
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