恋愛も仕事もお金も、同じ時期から動かないあなたへ

恋愛も仕事もお金も、同じ時期から動かないあなたへ

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ひとつが止まっているだけなら、まだ説明がつきます。

恋愛がうまくいかない時期。
仕事が合わない時期。
出ていくものが続く時期。

けれど、それが重なっている。

気づけば、どれも同じころから動いていない。
そういう並び方をしていないでしょうか。


■ 運が悪いから、ではありません


まとめて止まっているのだから、相当に悪い時期なのだろう。
そう考えたくなります。

逆に、全部に理由を付ける人もいます。
恋愛はこれ、仕事はこれ、お金はこれ、と別々に。

私は、どちらでも見ません。

同じころに重なって止まったのなら、
別々の理由が三つ揃ったと考えるより、元が一つだと考えるほうが自然だからです。


■ 私も、ひとつずつ直そうとしていました


山に入ったのは十七のときです。

うまくいかないことがあると、その一つを直そうとしていました。
作法を直し、順番を直し、時間を延ばす。

直したところは良くなります。
けれど、しばらくするとまた別のところが鈍る。

直す場所を追いかけているうちは、終わりませんでした。


■ 火元がひとつなら、鍋は全部ぬるくなります


一つの火で、鍋をいくつか温めることがあります。

火が通っているうちは、どれも同じように温まります。
火元が鈍ると、全部がいっぺんにぬるくなります。

このとき、鍋を替えても意味がありません。
位置を入れ替えても、下の火が同じだからです。

ただし、鍋ごとに冷め方の早さは違います。

薄い鍋から先に冷める。
だから、どれが先に冷めたかを見れば、火元のどこが詰まったのかが分かります。


■ 人の流れにも、同じことが起きます


恋愛も、仕事も、お金も、別のものに見えます。

ただ、どれも人のあいだを通って動きます。

任される。頼まれる。受け取る。渡す。
その通り道が細くなると、三つとも同じように鈍ります。

どれかが先に止まって、残りが連れて止まる。
その順番には、たいてい意味があります。

そして、この通りが悪くなった状態を、熾切れ(おきぎれ)と呼んでいます。


■ だから「全部を整えましょう」とは言いません


全部に手を入れる。
悪いところを順番に直していく。

それをやってきたのなら、もう分かっていると思います。
追いかけているあいだに、別のところが鈍ります。

ただし、それはあなたの努力が散らかっていたからではありません。

先に止まった一つが、どれなのか。
それが分からないまま、全部に同じ力をかけていただけです。


■ 火を焚いて、視ます


私がやるのは二つだけです。

どこで止まっているのかを視ること。
そして、そこに火を入れ直すこと。

三つとも同じころから動いていないのなら、
止まっているのは三つではなく、その下の一つなのかもしれません。

一人で抱えているうちは、冷えたままです。


縁熾霊視師 玄焔

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