中3物語 <私>と《あなた》
1.黄金律で育てる
子どもが生まれたときの喜びを覚えていますか?
わくわく子育てしたときのことを覚えていますか?
あのときの《あなた》を思い出してくださいね。
あなたの子育てに先生が要るとしたら、それはあのときの《あなた》。
2.理想
どの人にも、自分の掲げている《理想》はすばらしく思える。
子どもにも共有してもらいたいと思うのが当たり前の心。
でも、気をつけて。
子どもは自分の《《理想》》をもっている。
子どもは自分の《《理想》》を追いかけるようになるのが仕事。
あなたとは違うやり方なのかもしれないけれど、認めてあげて!
きっとすばらしい《《大人》》になるでしょう。
3.<私>
<自分山>をのぼるのが好き。
エベレストより高いのだろうか。
エベレストより険しいのだろうか。
けれど、自分ののぼったところまでの<自分山>。
<自分山>は謎も多くて、探求するのは心底楽しい。
エベレストよりもずっとすてきな景色を楽しむことができるんだ。
ときどきくだる<自分山>。<私>がつくる<自分山>。
4.プラトン
イデアの世界。理想主義と二元論。
5.ニーチェ
「神は死んだ」。実存主義の人間肯定。
ニーチェは一元論を思索したか?
6.無の世界
お釈迦様は娑婆を苦しみととらえた。
「無」の世界を教えて人々を救おうとした。
東洋には「体用の論理」がある。
一元論の世界がある。
7.陽明学
<私>も「良知」に入れ込んだ。
「心即理」は人間肯定の一元論。
8.有の世界
<私>も「無」に学んだ。
でも、なんか物足りない気がした。
<私>には、娑婆は楽しむためにあると思われた。
<有即無>を思う。
一元論の<有>の世界を思う。
やっぱり<私>はそー思う。
やっぱり<私>は<私>でいく。
一元論の個人主義。
<新しい個人主義>は
<自由>と<寛容>に裏打ちされている。
9.河合隼雄
神は死んだのではなく、人間の心の中に生きている。
10.金子みすゞ
私と小鳥と鈴と
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
11.自分色の世界
私は<私色>。
あなたは《あなた色》。
みんなそれぞれ《《自分色》》。
一人ひとりが《《自分色》》。
それでいて、この世界は《《虹》》のように美しい。
12.《《自由》》の魔法
自由は秩序を損なわない。
自由は魔法のように、秩序を形成する力を内包している。