愛され上手な人は〇〇力が高い
記事コラム
人生で3回来るといわれているモテ期
みなさんはもう来てますか？
「なぜかあの人はみんなに好かれてる」と思う人、
周りにひとりくらいいますよね
みんなに好かれる人は何が違うのでしょう
私が考える「好かれるための条件」で
必須となるスキルは【 傾聴力 】です
「けいちょうりょく」と読みます
なにそれ？と思ったあなた
大丈夫です
これから傾聴力とはなにか、どうしたら身につくのかを説明します
良かったらお付き合いください
最も重要スキル【傾聴力】とは？
人は自分の話をするのが好きな生き物です
そして、他人のことはほとんど興味を持たない生き物です
それを大前提にすると、”話を聞く”というのは立派なスキルになります
傾聴力とは・・・
相手の話に真摯に耳を傾け、心情を理解する力
のことです
心理カウンセラーなどの職業でない限り、必要ないと思われる方もいるかもしれません
しかしそれは間違いです
日常の何気ないやり取りからビジネスの場まで、さまざまな場面で活用できます
ここで、あなたが誰かと話をしている状況を思い返してみてください
相手が話した内容、最後まできちんと聞けていましたか？
遮って自分が話をしたり、話の途中で切ってしまったりしていませんか？
「そんなことしてない」と思いました？
でもよくよく思い返してみてください
Aさん「最近、ダイエット頑張ってんだよね」
Bさん「え、まじで？なんで？」
Aさん「いや～、めちゃくちゃ太って気に入ってたスカート穿けなくなってさ、それショックで・・・」
Bさん「わかる～！私も楽な恰好ばっかりしててさ～、この前久しぶりにタイト目なパンツにしたらきつくてさｗ 服買い替えたよ～」
Ａさん「そうなんだ・・・」
はい、女子ならやったことありますね？
あるあるな会話です
一見するとしっかり共感して会話が盛り上がっているように感じます
でも、これだと愛され力は高くなりません
Aさんが話し始めた「ダイエット」の話題
それが、最終的に喋っているのはBさんです
Bさんは会話ドロボウをしてしまっています
ちょっと大げさな言い方ですが、傾聴力が高い人はやりません
Aさんが本当に話したかったことはなんでしょうか？
ダイエットをしているという報告？
太ったと気づいたことの辛かった気持ちを昇華したい？
ダイエット方法を相談したい？
話を切ってしまっているので、本来話したかった目的が見えないままです
このような会話を続けていると、AさんはBさんに本音を話しにくくなっていきます
信頼度数が下がってしまうんですね
もったいないです
ではどうしたらよいか？
そこで使えるのが【 傾聴力 】なのです
この場合で説明します
Aさん「最近、ダイエット頑張ってんだよね」
Bさん「え、まじで？なんで？」
Aさん「いや～、めちゃくちゃ太って気に入ってたスカート穿けなくなってさ、それショックで・・・」
Bさん「それはショックだったね・・・それでダイエットを始めたの？」
Aさん「そうなんだよね、さすがにヤバイと思って始めたんだけどなかなか体重落ちなくて辛いんだよ」
Bさん「どんなダイエットしてるの？」
このように、相手の言葉を丁寧に聞いていきます
日本語ならではの特徴
会話ドロボウが発生する原因の一つとして
「日本語の会話の特性」があります
文章の合間であいづちを入れること
「あのね」「うん」
「この前行きたかったケーキ屋があったんだけどさ」「え、どこのケーキ屋？」
「あの駅の北側にさー行列できる店」「あ～あるね～」
「行ったら売り切れでもう閉まっててさ」「やばいね～」
このような会話です
「行きたかったケーキ屋に行ったがすでに閉まっていた」という話を
言い切る前に、相手の話すタイミングがあるのが日本語の会話です
英会話などを思い出していただけると分かるかと思いますが、
他の言語ではあまりないでしょう
あいづちを入れることで、共感姿勢を示したり、
話を盛り上げたりする効果があるため、話の途中で話し手が変わること
それ自体は大切なことです
ですが、ここで気を付けなければいけないことは
【自分の興味に支配されないこと】
自分の話したいことを優先しすぎると、会話ドロボウになってしまいます
あくまでも【相手】が何を話したいのか
その話の流れは止めない
それが「好かれる人がやっている話の聞き方」です
コツは、インタビューしている気持ち
自分の話をついしてしまうという人は
相手をインタビューしている記者のような設定にすると最後まで聞けます
「その時どう思ったのか」
「そのあとどう行動したのか」
など、聞きたいことが出てくるのでおすすめです
【聞き上手は愛される】
ぜひ傾聴力を意識して聞き上手になってください
