冷却水がいつの間にか減っている、白煙が気になる。EGRクーラーの内部リークとは

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冷却水を補充した記憶がないのに、リザーバータンクの水位がいつの間にか減っている。あるいは、排気から白い煙が出ている気がする。こうした症状の原因の一つとして、EGRクーラーの内部クラックが挙げられます。

リークには2つのパターンがある

EGRクーラーは熱ストレスが蓄積しやすい部品で、経年劣化によって内部にクラックが入ることがあります。クラックの入り方によって、症状の出方は大きく2パターンに分かれます。
ひとつは、冷却水が燃焼室側に流れ込み、そのまま燃えて排出されてしまうパターンです。外から見て分かる漏れ跡が残らないまま、「どこも濡れていないのに水位だけ減る」という状態になるのはこのためです。もうひとつは逆に、排気ガスが冷却水側に入り込んでしまうパターンです。この場合は冷却水の内圧が上昇し、外部への水漏れ、冷却水の劣化、サブタンク(リザーバータンク)のオーバーフローといった症状につながります。排気に冷却水が混ざることで白煙が出るのも、このパターンで起こります。

点検方法

実際、外部への漏れがまったくないのに冷却水が数リットル規模で減り、冷却水低下の警告灯が点くケースを何度か見てきました。このくらいの規模の漏れであれば、EGRバルブを開いてEGRクーラーを通った後の通路を解放し、水が溜まっていないか、ミストが出ていないかを点検すると発見できることが多いです。

早期発見が費用を左右する

EGRクーラーは高額な部品ですが、一度漏れを起こしたEGRクーラーは修理ができず、本体交換が必要になります。部品交換の費用自体は避けられませんが、放置して被害が広がるよりは、早い段階で見極めがついた方が結果的に安く済みます。
「これはただの蒸発か、それともEGRクーラーからの漏れか」を自己判断するのは難しいところです。水位の減り方のペースや白煙の出方などを教えてもらえれば、ある程度の見立てをお伝えできます。
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