急に出力制限がかかった。冷却水は減っていないのにEGRクーラーが原因のことがあります

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コラム
急に出力が落ちて、エラーコードを確認したらEGR温度系の異常だった。冷却水は減っていないし、白煙も出ていない。それなのに出力制限がかかる、というケースがあります。

原因はEGRクーラーの詰まり

原因はEGRクーラーの詰まりです。EGRクーラーには排気ガスが通るため、内部のフィンに煤やスラッジが少しずつ溜まっていきます。これが蓄積すると熱交換の効率が落ち、EGRガスの温度を十分に下げられなくなります。すると、EGR温度センサーが高温を感知してエラーが記録され、出力制限がかかる、という流れです。

点検は入口側から

これは冷却水漏れとは別の故障パターンですが、外から見ても分かりにくい点は共通しています。点検する場合は、EGRクーラーの入口側を解放すると煤やスラッジが確認できます。汚れがひどいときは黒い塊のようになっていることもあります。出口側からでも判断できる場合はありますが、入口側の方が先に詰まる傾向があるため、より診断しやすいのは入口側です。

清掃で済むか交換が必要か

EGRクーラーは高額な部品です。詰まりの段階で対処できれば清掃などの軽微な対応で済むこともありますが、高走行距離の車両では交換が必要になる場合もあります。
「これは清掃で直る範囲か、交換が必要な状態か」。判断に迷ったら、症状や
エラーコードの内容を教えてもらえれば見立てをお伝えできます。
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