走行中に急にギアが入らなくなったら?I-Shiftのトラブルで知っておきたいこと

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信号待ちからの発進で、急にギアが入らなくなった。あるいは走行中に変速がもたつく。I-Shift搭載車で起こりがちな症状です。
実は、こうしたトラブルには前兆があります。動きがぎくしゃくする、出だしがもたつく、変速時のショックが大きい。これらは、いきなり起こる不具合というより、じわじわ進行してきた故障の前兆であることが多い症状です。
メーター表示にも注目してください。「クラッチ異常」や「トランスミッション機能低下」といった警告が出た場合は、前兆の段階を過ぎてシステム側が異常を検知している状態です。様子見をせず、できるだけ早く点検を受けてください。
原因としてよく挙げられるのは、センサーの誤作動、クラッチアクチュエーター(クラッチの断接を制御する部品)の摩耗、変速機オイルの劣化や汚れです。オイルが古い、あるいは規格に合っていないと、動作がもっさりしたり焦げ臭がしたりすることもあります。
ただし、原因は電子系だけとは限りません。ミッション内部のギヤ自体が摩耗していることで、うまく繋げられなかったり、入れても抜けやすくなったりするケースもあります。この場合、センサーやアクチュエーターをいくら交換しても症状は改善しません。
診断の第一歩はエラーコードの確認です。センサーやアクチュエーター系の不具合が記録されているケースが多いですが、コードが正常でも内部のギヤ摩耗が原因ということもあるため、エラーコードだけでは判断しきれないことがあります。
クラッチアクチュエーターやミッション内部のギヤ摩耗を放置すると、ギア抜けが徐々に悪化し、最終的に自走できなくなることもあります。逆に、変速機オイルの交換やセンサーの再校正だけで改善する軽微なケースも少なくありません。
「これは重整備が必要な症状か、それとも軽微な調整で直るのか」。エラーコードや症状の出方を教えてもらえれば、ある程度の見立てをお伝えできます。
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