VOLVOの電気トラック、海外ではもう3世代目に入っていた話

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VOLVOのトラックといえばディーゼルエンジンのイメージが強い方も多いと思いますが、海外ではすでに電気トラック(BEV、バッテリー式電気自動車)が3世代目に入っています。日本ではまだ大型のVOLVO電気トラックの導入時期は発表されていませんが、海外の動きを知っておくと、今後の整備や車両選びの判断材料になります。

なぜ日本の読者に関係あるのか

日本のVOLVOオーナー・ドライバーに関係する理由は単純で、海外の技術は時間差で国内に入ってくることが多いからです。導入時期が発表されてから慌てて調べるより、今のうちに大まかな流れを知っておいた方が、実際に選択肢として出てきたときに判断しやすくなります。

海外での進化の流れ

海外での進化はこんな流れです。まず第一世代のFH/FM/FMX Electricが2022年にトラクタ仕様、2023年にリジッド(単車)仕様で量産開始。出力490kW、航続距離は300km(WLTP)で、地域配送や建設現場での使用が中心でした。次に2026年4月、長距離輸送向けに航続距離を700kmまで伸ばしたFH Aero Electricが登場。そして同じく2026年から、出力540kW・航続470km・急速充電65分という次世代FH/FM/FMX Electricが市場ごとに順次展開され始めています。わずか数年で航続距離が2倍以上に伸びていることになります。

価格のインパクト

価格面のインパクトも大きく、FH Aero Electricの想定価格はUS$276,525(£221,000/€255,000)。2026年8月13日時点のレート(1ドル=約158.8円)で換算すると、円ではおおよそ4,400万円前後になります。為替レートは日々動くので、この金額は目安として見てください。

整備士視点で気になること

整備士の視点で気になるのは、ディーゼル車とは点検・整備のポイントがかなり変わるだろうという点です。エンジンオイルやEGR、アドブルーといった消耗品・故障ポイントがなくなる一方で、高電圧バッテリーやモーター、専用の冷却システムなど、これまでとは違う知識が必要になってきます。ただしこれはあくまで海外情報からの一般論で、実車を触った経験に基づくものではありません。実際に日本へ導入された際にどう変わるかは、その時点で改めてお伝えします。
今回のような海外の動向も含め、VOLVOの車両全般について疑問があれば下記でご相談を承っています。

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