ヒーリングを受けても【ラク】になるとは限らない…？

ヒーリングを受けた後は

身体の深い部分からスッキリしたり

重かった身体や心が軽くなったり

どこからか元気が湧いてきたり…

『ラクになる』

『軽くなる』事も多いです。

ですが、いつもいつも

楽になるだけではありません。

ヒーリングやセラピー、カウンセリングなど

本当の癒し

本気の癒しというものは

今すぐに楽になる為の、気休めではありません。

（もちろん、例えばナイフが刺さっている人に対しては、ナイフを抜き、手当てをする事が先決ですが…）

「楽になりたい」

「痛みを感じずに変わりたい」

というのは

痛みや心の傷の原因を追究せずに

薬を飲んでやり過ごしているような

対症療法的な考えです。

本当の癒しとは

自分にとって都合のいい事ばかりではないのです。

それまで

ひた隠しにしていた

自分にとって不都合なもの

自分が決して見たくなかった事実を

意識上にあげてくる事でもあります。

それでも

良くなりたい。

変わりたい。

癒されたい。

魂を輝かせて生きたい。と。

自分の影の部分と向き合っても

根本から変わっていきたいという

覚悟のいるもの。

ですから

ヒーリングを受けるとスッキリするのか？

楽になるのか？

と聞かれたら

決してそうとは限らない。というのが事実です。

これまで感じていなかった痛みを

感じるようになるのだから。

感じる事を許可していなかった

怒りや悲しみを感じるようになるのだから。

けれど

喜びや幸福

愛

本当にやりたかった事を

また感じられるようになります。

そして

感じられるようになったら

自分を大切に出来るようになります。

他者を大切に出来るようになります。

本当の癒しとは

光と影に向き合う事。

生半可なものじゃないんです。