はじめまして。メーカーでDX推進を担当しながら、中小企業・個人事業主の方の業務改善をお手伝いしているKazukiです。
「Excelや紙での管理をなんとかしたい。でも、何から相談すればいいか分からない」
そう感じている方は、きっと多いと思います。
私自身、本業で社内の業務改善に関わるなかで、「困っているのに、それをうまく言葉にできない」という場面に何度も出会ってきました。困りごとは確かにあるのに、いざ相談しようとすると、何から話せばいいのか分からなくなってしまうのです。
でも、安心してください。専門用語も、きれいに整理された要望もいりません。相談の前に、たった3行を書き出すだけで、話がぐっと進みます。この記事では、その書き方をご紹介します。
【なぜ「3行」なのか】
長い文章を書こうとすると、手が止まってしまいます。そこで、書く内容を3つの問いに絞ります。問いに答えるだけなので、文章が得意でなくても大丈夫です。3行にそろえておくと、相談を受ける側も状況をつかみやすく、「では、ここから直してみましょう」と最初の一歩を決めやすくなります。
【書き出す3行】
①いま、何をしていますか?
やっていることを、そのまま書いてください。
(例:毎週金曜に、売上をExcelに手で写している)
(例:お客様からの問い合わせを、紙のメモに書いて回している)
②どこが一番つらいですか?
「何がイヤか」を素直に書きます。
(例:時間がかかる)
(例:間違えやすくて、あとで直すのが大変)
(例:人によってやり方が違う)
③どうなったら楽ですか?
理想の状態を、ざっくりで構いません。
(例:30分の作業が5分になる)
(例:ミスが出なくなる)
(例:誰がやっても同じ結果になる)
【3行をまとめると、こうなります】
たとえば、こんな感じです。
・いま:毎週金曜に、売上をExcelに手で写している
・つらい:時間がかかるうえ、写し間違いが心配
・理想:ボタンひとつで集計まで終わっていてほしい
これだけで十分です。正確な数字も、専門的な言葉も必要ありません。
【うまく書けないときのヒント】
・「一番イヤな瞬間」から思い出してみてください。作業の流れより、イヤだと感じた場面のほうが思い出しやすいものです。
・数字が分からなくても大丈夫です。「だいたい毎日」「けっこう時間がかかる」で十分です。
・完璧な文章にしなくて構いません。箇条書きでも、単語だけでも、そのまま教えてください。
・ひとつに絞れないときは、いちばん気になるものを1つだけ選んでください。
【ご相談いただいたあとの流れ】
1. いただいた3行をもとに、状況をお聞きします(分からない点は、こちらから質問します)
2. どこを直すと一番楽になりそうかを、専門用語を使わずに一緒に整理します
3. 小さく試せる形から、進め方をご提案します
【私が大切にしていること】
・専門用語を使わず、分かる言葉で説明します
・大きく作り込む前に、小さく試せる形から始めます
・作って終わりにせず、使い始めてからの困りごとも一緒に整えます
「これって相談していいのかな?」と迷うような、ちょっとした作業のご相談でも歓迎です。まずは3行だけ、書いてみてください。お気軽にメッセージをお待ちしています。