はじめて占いを相談する方から、
「何を聞けばいいかわからなくて」という言葉をいただくことがあります。
問いが整っていなくても、相談していただいて構いません。
ただ、少し整理してから依頼していただくと鑑定がより具体的になりやすくなります。
参考までに、3つのことをお伝えします。
ひとつめ。
「誰について」の相談かを決めておく。
恋愛なら、特定の人についてなのか、恋愛全般についてなのかで、
読み方がまったく変わります。
「彼のことを占ってほしい」のか、
「自分の恋愛運を知りたい」のかは、別の問いです。
対象が絞られているほど、カードの読み取りも具体的になります。
ふたつめ。
「知りたいこと」と「してほしいこと」を分けて考えておく。
「彼の気持ちを知りたい」は、「知りたいこと」です。
一方で、
「彼と付き合えると言ってほしい」は、「本当は受け取りたい言葉」に近いかもしれません。
この2つが混ざっていると、
鑑定結果が自分の望む答えと違ったとき、受け取りにくくなります。
「何を知るために依頼されたのか」を出発点にしていただけると、鑑定がよりはっきりしやすくなります。
みっつめ。
状況がわからなくても、大丈夫。
「うまく説明できるかどうか不安」という方もいらっしゃいます。
整理できていなくていい。
「何となく不安で、でも何が不安なのかわからない」でも、相談できます。
カードは、言葉にならないものを言葉に近づける作業でもあります。
「よくわからないけど、占ってもらいたい」という状態のまま来ていただいて構いません。
占いは、答えを外から一方的に与えるものではありません。
あなたの中にあるものを、カードを通して映し出す作業です。
相談前の準備は「完璧な問いを作ること」ではなく、
「今、自分が何に引っかかっているのかを、少し眺めてみること」で十分です。
神司 智|ARCANUM REPORT