皆さんこんにちは。お読みいただきありがとうございます。
今回は、二次関数のグラフが座標平面上を動く第2回です。
Ⅱ二次関数 3. a(x+p)²
早速、進めていきましょう。
1.例題
2.解答
全問正解の人は、解説を読む必要はありません。
3.解説
二次関数のグラフとy軸方向の移動について、特徴などを前回学びました。
二次関数は左右対称の放物線で、対称の軸と放物線との交点を頂点といいます。
二次関数のグラフを考える時は、まず、この頂点の位置がどこにあるか、座標を求めるところからはじまります。
二次関数の一般式:y=a(x+p)²+q
を先ずは、覚えましょう。
この一般式は、y=ax²のグラフに対して、
対称の軸が x=-p
頂点が(-p、q)
を表す便利な式です。
実際の問題で確認していきましょう。
①y=x²のグラフの頂点を求めてから、グラフを書く
y=x²のグラフは、y=a(x+p)²+qの一般式に当てはめて考えると、
a=1
p=0
q=0
になります。
a=1>0
なので、下に凸の放物線になります。
この時、
対称の軸はp=0
頂点が(0,0)
になります。
まずは、xy座標平面を書きます。
x軸を横に
y軸を縦に
x軸とy軸の交点を0とする
この3つの注意点を忘れずに。
ここに、頂点(0,0)を「・」点で書き込みます。
次に、x=1の時、x=2・・・の時のyの値を求めます。
これを、座標平面上にプロット「・」点を書いていきます。
この点を滑らかな曲線でつなぐと、グラフが書きあがります。
ここまでは前回の復習です。
②y= (x +2 )² のグラフの頂点を求めてから、グラフを書く
y= (x +2 )² のグラフは、y=a(x+p)²+qの一般式に当てはめて考えると、
a=1
p=2
q=0
になります。
a=1>0
なので、下に凸の放物線になります。
この時、
対称の軸はp=-2
頂点が(-2,0)
になります。
まずは、xy座標平面を書きます。
ここに、頂点(-2,0)を「・」点で書き込みます。
次に、x=1の時、x=2・・・の時のyの値を求めます。
これを、座標平面上にプロット「・」点を書いていきます。
この点を滑らかな曲線でつなぐと、グラフが書きあがります。
③y=-(x-3) ²のグラフの頂点を示す
y=-(x-3) ²のグラフは、y=a(x+p)²+qの一般式に当てはめて考えると、
a=-1
p=-3
q=0
になります。
この時、
対称の軸はp=3
頂点が(3,0)
になります。
④y=2x²のグラフをx軸方向に+4動かしたグラフの式を求める
先ずは、y=2x²のグラフについて考えます。
y=2x²のグラフは、y=a(x+p)²+qの一般式に当てはめて考えると、
a=2
p=0
q=0
になります。
この時、
対称の軸はp=0
頂点が(0,0)
になります。
さあ、このグラフをx軸方向に+4動かしたグラフの式を求めましょう。
といっても、頂点がどこに行ったかを考える事になります。
すなわち、
頂点が(0,0) ⇒ x軸方向に+4動かす ⇒ 頂点は(4,0)になる
という考え方です。
頂点が、(4,0)のグラフの式は、もとの二次関数が
a=2
であることを踏まえると、
a=2
p=-4
q=0
になります。
y=a(x+p)²+qの一般式に当てはめれば、
y=2(x-4)²
と解答を導くことができます。
4.終わりに
二次関数のグラフを考える時は、まず、頂点の位置がどこにあるか、座標を求めるところからはじまります。
二次関数の一般式:y=a(x+p)²+q
にはこれから何度もお目にかかります。
ぜひ、覚えてください。