皆さんこんにちは。お読みいただきありがとうございます。
酷暑日がまだまだつづいていますね。体調に気を付けていきましょう。では、早速、、、
高校数学Ⅰ-Ⅰ数と式の計算 5.因数分解(2)
進めていきましょう。
前回の因数分解の続きになります。
1.例題
2.解答
全問正解の人は、解説を読む必要はありません。
3.解説
今回は、高校数学で初めて登場する「たすきがけ」の因数分解を取り上げます。
①2b²+7b+3
これまでの因数分解では、先頭の「b²」に係数がないものの因数分解をしてきました。
今回から、先頭の「b²」に係数がつきます。
「b²」の係数は今回は「2」
定数項(数字のみで文字を含まない項)が「3」
よってそれぞれが、
掛けて2、3
足して7
になる組み合わせを探します。
先ずは、2と3を2つに分けます。
2は、2と1 (2=2・1)
3は、3と1 (3=3・1)
に分解することができます。
この分解した数を縦に書きなおします。
この数字の間に「×」を書きます。
バツの方向に掛け算をします。
すなわち、
2・1=2
1・3=3
出た答えを足し合わせます。
2+3=5
これが、「b」の係数に一致すれば成功ですが、、、
7≠5
残念、失敗です。
もう一度、数字の順番を入れ替えて試します。
この時、定数項側、すなわち右側の数の上下を入れ替えるのがポイントです。
左側(b²の係数)は変更しません。
バツの方向に掛け算をします。
すなわち、
2・3=6
1・1=1
出た答えを足し合わせます。
1+6=7
これが、「b」の係数に一致すれば成功ですが、、、
7=7
成功です。
最後に、この1行目と2行目をカッコ()で表します。
すなわち、
(2b+1)(b+3)
が因数分解の結果となります。
②3c²-7c-6
これも、c²の項が、3c²となっており、たすき掛けの因数分解が必要です。
3は1と3 (3=1・3)に分解できます。
-6はいろいろな分解の仕方があるので、大敵ですが。。。
-6は-1と6 (-6=-1・6)
-6は-2と3 (-6=-2・3)
-6は1と-6 (-6=1・-6)
-6は2と-3 (-6=2・-3)
が考えられます。
いろいろ、試行錯誤してみてください。
では、成功例を以下に示します。
1項目の数字(3=3・1)と定数項(-6=2・(-3))を分解した結果を縦に書きなおします。
この数字の間に「×」を書きます。
バツの方向に掛け算をします。
すなわち、
3・(-3)=-9
1・2=2
出た答えを足し合わせます。
-9+2=-7
これが、「c」の係数に一致すれば成功ですが、、、
-7=-7
成功です。
最後に、この1行目と2行目をカッコ()で表します。
すなわち、
(3c+2)(c-3)
が因数分解の結果となります。
③12d²-11d+2
さあ、最終問題です。これも、たすき掛けをします。
d²の係数が、12なので、
1と12
2と6
3と4
に分解できます。こんなに種類があると、成功するまで道のりは長い、、、
いろいろ、試行錯誤してみてください。
では、成功例を以下に示します。
1項目の数字(12=4・3)と定数項(2=-1・(-2))を分解した結果を縦に書きなおします。
この数字の間に「×」を書きます。
バツの方向に掛け算をします。
すなわち、
4・(-2)=-8
3・(-1)=-3
出た答えを足し合わせます。
-8-3=-11
これが、「d」の係数に一致すれば成功ですが、、、
-11=-11
成功です。
最後に、この1行目と2行目をカッコ()で表します。
すなわち、
(4d-1)(3d-2)
が因数分解の結果となります。
4.終わりに
因数分解は、練習が大切です。慣れると、早くできるようになりますので、根気強く練習しましょう。